旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
2024/11/24 (Sun)
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2013/12/14 (Sat)
「生検」初体験
ドイツでは女性の病死No.1が乳がんです。
そのため、50歳以上の女性は2年に一度マンモグラフィー検査を受けることが奨励されており、その費用を国が持ってくれます。
そんな制度があることを全然知らなくても、検査適齢期になれば婦人科の先生が教えてくれるので、聞いてみてください。
全然定期検査に行かない人はわからないじゃない、とお思いのあなた。
ドイツでは癌にかかる人がすごく多いですし、乳がんや卵巣癌以外にも婦人特有の病気もあるので、1年に一度は検査に行った方がいいです。
特に、癌は症状のない病気で、痛みや症状が出た時にはすでに遅すぎるんですから。
私も婦人科の先生に「案内状は来ましたか?」と聞かれて、初めてそういう制度があるのを知りました。
案内状は来ていませんでしたが、先生がマンモグラフィーセンターの電話番号を教えてくれたので、最初は自分で予約を取って検査に行きました。
それからは毎回案内状が届き、今年も検査に行ってきました。
普段は検査の1週間後に来る診断書に「問題なし」と書かれているのですが、今回は影が見つかり、さらなる検査のために、電車で2時間もかかるヴルツブルグまで自費招待されてしまったので、仕方なく行ってきました。
マンモグラフィーの診断をする専門の先生の医院ではすでに何人かが待合室にいて、私のあとにも数人やってきましたが、なぜか全員夫同伴。
一人で来ているのは私だけ。
みんな癌の疑いがあるから来てるんだけど、どうして全員夫同伴なの?
車で来れるくらい近いから?
それとも、遠いから?
でも、中には仕事を休んで来た人もいるんじゃないかしら・・・
う~ん、あの人たちは病院に入院するときも旦那さんについてきてもらうんだろうなあ。
私なんか、数年前に手術のために入院した時は、一人でバスに乗って行ったのに・・・・・・
奥さんを病院に連れて行くために、仕事を休むことなんてしないっすよ、うちのダンナは。
まあ、それは横に置いといて、向こうではまず超音波検査がされました。
その画面に出てきたのはMammayste (乳腺のう胞)。
これはホルモンのバランスが崩れて起こる症状で、更年期障害期に現れるようです。
マンモグラフィーで発見された影は、何でもとにかく再検査してから、診断するんですね。
乳腺のう胞は放っておいてもそのうち消えてなくなってしまうので、治療は不要なのですが、たまに悪性腫瘍が隠れていることがあるので念をいれているわけね。
超音波検査でいくつかののう胞が見つかり、他にもあるかどうか探していると、今度は少し大きなのう胞を発見。
その形がちょっと複雑だったため、念のために細胞検査をすることになりました。
で、そのまま続けるのではなく、麻酔アレルギーがないかどうかとかの質問表に記入しろといわれたので、いったん待合室に戻ります。
質問表を書いて提出している間も、患者さんが入れ替わっていき、しばらくはボーっと待つしかなかったけど、やっと順番が回ってきたので再度診察室へ。
そこで見たのは、注射を30倍くらい大きくして、全てを金属にしたような形をした機器でした。
これはVakuumbiopsie (真空補助生検器)といって、ぶっとい針を体に刺し、真空にするときの勢いを利用して細胞を吸い込む機器。
実際に先生がどうやったかと言うと、まず局所麻酔をし、その後で真空補助生検器を勢いよくぶっ刺すんです。
その後超音波検査器で患部を見ながら針を患部にもって行きます。
そして患者に「ちょっと大きな音がしますよ」と警告してからスイッチを入れると・・・
ブボッ!
とすごい音がして、ちょっとした衝撃が体の中に走りました。
麻酔が効いているから痛みはないけど、細胞が吸いだされるときの瞬間はちょっとどきっとしますよ~
これを三回もされました。
結構大きな音なので、待合室にもよく聞こえたんじゃないかしら。
みんな、最初の音にはギョッとしたかもね(苦笑)
三回目の生検が終わった後は、ガーゼと絆創膏で傷口を止血してもらって全て終了。
しかし・・・・・・
細胞を三回にわたり吸い取られてしまったので、乳房の形がいびつになってしまっている
それに、細胞をとられた分だけ小さくなってる。
健康のためとはいえ、犠牲はちょい大きいなあ・・・
注)翌日にはフォームは元に戻りましたが、大きさはそのままです。
さて、検査結果は1週間後にかかりつけの家庭医と婦人科医に送られるということでした。
そして、今は検査から1週間が経った頃です。
検査の結果はすでにかかりつけの医者に届いているはずだけど、予約は来週にしかもらえなかったので、正式な検査結果を聞くのはそれまでお預け。
でも、先生が生検終了後に「悪い物じゃないですね」と言っていたので、心配することもないようですよ
そのため、50歳以上の女性は2年に一度マンモグラフィー検査を受けることが奨励されており、その費用を国が持ってくれます。
そんな制度があることを全然知らなくても、検査適齢期になれば婦人科の先生が教えてくれるので、聞いてみてください。
全然定期検査に行かない人はわからないじゃない、とお思いのあなた。
ドイツでは癌にかかる人がすごく多いですし、乳がんや卵巣癌以外にも婦人特有の病気もあるので、1年に一度は検査に行った方がいいです。
特に、癌は症状のない病気で、痛みや症状が出た時にはすでに遅すぎるんですから。
マンモグラフィー検査(Wikipedia より)
左は正常な、右は乳がんができた乳房(Wikipedia より)
私も婦人科の先生に「案内状は来ましたか?」と聞かれて、初めてそういう制度があるのを知りました。
案内状は来ていませんでしたが、先生がマンモグラフィーセンターの電話番号を教えてくれたので、最初は自分で予約を取って検査に行きました。
それからは毎回案内状が届き、今年も検査に行ってきました。
普段は検査の1週間後に来る診断書に「問題なし」と書かれているのですが、今回は影が見つかり、さらなる検査のために、電車で2時間もかかるヴルツブルグまで自費招待されてしまったので、仕方なく行ってきました。
マンモグラフィーの診断をする専門の先生の医院ではすでに何人かが待合室にいて、私のあとにも数人やってきましたが、なぜか全員夫同伴。
一人で来ているのは私だけ。
みんな癌の疑いがあるから来てるんだけど、どうして全員夫同伴なの?
車で来れるくらい近いから?
それとも、遠いから?
でも、中には仕事を休んで来た人もいるんじゃないかしら・・・
う~ん、あの人たちは病院に入院するときも旦那さんについてきてもらうんだろうなあ。
私なんか、数年前に手術のために入院した時は、一人でバスに乗って行ったのに・・・・・・
奥さんを病院に連れて行くために、仕事を休むことなんてしないっすよ、うちのダンナは。
まあ、それは横に置いといて、向こうではまず超音波検査がされました。
その画面に出てきたのはMammayste (乳腺のう胞)。
これはホルモンのバランスが崩れて起こる症状で、更年期障害期に現れるようです。
超音波検査に現れた乳腺のう胞(Wikipedia より)
マンモグラフィーで発見された影は、何でもとにかく再検査してから、診断するんですね。
乳腺のう胞は放っておいてもそのうち消えてなくなってしまうので、治療は不要なのですが、たまに悪性腫瘍が隠れていることがあるので念をいれているわけね。
超音波検査でいくつかののう胞が見つかり、他にもあるかどうか探していると、今度は少し大きなのう胞を発見。
その形がちょっと複雑だったため、念のために細胞検査をすることになりました。
で、そのまま続けるのではなく、麻酔アレルギーがないかどうかとかの質問表に記入しろといわれたので、いったん待合室に戻ります。
質問表を書いて提出している間も、患者さんが入れ替わっていき、しばらくはボーっと待つしかなかったけど、やっと順番が回ってきたので再度診察室へ。
そこで見たのは、注射を30倍くらい大きくして、全てを金属にしたような形をした機器でした。
これはVakuumbiopsie (真空補助生検器)といって、ぶっとい針を体に刺し、真空にするときの勢いを利用して細胞を吸い込む機器。
実際に先生がどうやったかと言うと、まず局所麻酔をし、その後で真空補助生検器を勢いよくぶっ刺すんです。
その後超音波検査器で患部を見ながら針を患部にもって行きます。
そして患者に「ちょっと大きな音がしますよ」と警告してからスイッチを入れると・・・
ブボッ!
とすごい音がして、ちょっとした衝撃が体の中に走りました。
麻酔が効いているから痛みはないけど、細胞が吸いだされるときの瞬間はちょっとどきっとしますよ~
これを三回もされました。
結構大きな音なので、待合室にもよく聞こえたんじゃないかしら。
みんな、最初の音にはギョッとしたかもね(苦笑)
三回目の生検が終わった後は、ガーゼと絆創膏で傷口を止血してもらって全て終了。
しかし・・・・・・
細胞を三回にわたり吸い取られてしまったので、乳房の形がいびつになってしまっている
それに、細胞をとられた分だけ小さくなってる。
健康のためとはいえ、犠牲はちょい大きいなあ・・・
注)翌日にはフォームは元に戻りましたが、大きさはそのままです。
さて、検査結果は1週間後にかかりつけの家庭医と婦人科医に送られるということでした。
そして、今は検査から1週間が経った頃です。
検査の結果はすでにかかりつけの医者に届いているはずだけど、予約は来週にしかもらえなかったので、正式な検査結果を聞くのはそれまでお預け。
でも、先生が生検終了後に「悪い物じゃないですね」と言っていたので、心配することもないようですよ
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