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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

カテゴリー「トルコ周遊記」の記事一覧
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去年行ったときに泊まったのは、キャッスルケーブハウスでした。
ギョレメは坂道の多い町で、入り組んだ細い道があちこちで見られます。
すでに2回もこの街に来て、すべての道を歩いたと思っていたけれど、このホテルの前の道は覚えてなかったのが驚きでした。

前回のホテルは石造りだったのに対し、このホテルは洞窟ルームを持っています。
10月だったけどすでにオフシーズンだったので、冬料金でした。

emojicastle cave house トリップアドバイザー
emojicastle cave house ホームページ

道路から延びる支道の先がホテルになっていて、建物の下に部屋への入り口。
まっすぐ歩いて階段を上ると事務所兼朝食ルームがあり、その向かい側にも部屋が並んでいます。

ホテルへの支道

ホテルの所持する岩の中にはツインベッドルームがありますが、岩が小さいために部屋も小さく、部屋に入るとバスルームがあり、階段を下りるとベッドルームになります。
一応小さなバルコニーもあるけれど、狭い。

私たちが予約したのはこの部屋だったのですが、お客がいないからと若いオーナーがオファーしてくれたのは、4人部屋の洞窟ルーム。

広くてデラックスな部屋で、追加料金なしで使っていいと言うので、こちらの部屋を使わせてもらいました。
洞窟ルームの常で照明が薄暗いけど、こんなに素敵な部屋に泊まれるなら気になりません。
ただ、インターネットは部屋の中にいると繋がりにくいので、朝食ルームに行った方がいいです。

応接セットまであるデラックスルーム
奥から入り口側を見たところ シングルベッド2台、ダブルベッド1台
バスルーム

朝食はバイキングですが、私たちが到着した翌日はお客が少ないからと、テーブルに持って来てくれました。
バイキングに出る種類をすべて持って来てくれたものだから、すごいボリュームでした。

これが2人分。まだコーヒーかお茶が来ます。

ここの朝食ルームも高い位置にあるので、窓の外にはギョレメの風景が広がります。
下の写真は合成じゃないですよ。
窓の風景がはっきり見えるようにしただけ。

良い眺めです

オーナーは2匹猫を飼ってるんですが、良く朝食ルームのそばに来る下の猫は嫌いなんだそう。
なぜ?と聞いてもはっきりした答えは返ってこなかったけど、相性が悪いのかも・・・

朝食ルームの前に良く来る、オーナーに嫌われてる猫

ところで、今回のホテルでは盛りだくさんでした。

オーナーが気のいい人で、宿泊料金をクレジットカードで払おうとしたら、手数料取られるから現金の方がいいと主張するのでユーロ紙幣で払おうとしたけど、オーナーはお釣りを持っていない。
注)ドイツのホテル予約サイト利用したので、ユーロなのよね。

それで財布の中を覘いたらきっちりになる小銭があったので、お釣りがないように払ったけど、あの小銭、いつか紙幣と交換してもらえるくらいたまるんだろうか・・・?

まあ、ヨーロッパ人がよく来るし、現地のツアー会社じゃユーロで料金書いてあるくらいだから、何とかなるだろう。

それから、両替もここでしてもらいました。
オーナー曰く、郵便局で両替できるけど、手数料要るし、レートも良くないと。
実際に後で銀行のレート見たけど、決してぼったくってなかった。
非常に良心的です。

ある日には、長期滞在している人のためにバーべキューするから一緒に食べていいよと言われ、何とホテル宿泊客全員(と言っても7人だけだけど)が夕食をごちそうになったのでした。

バーベキューチキンとサラダとパンでした

ツアーもホテルから予約してもらいましたが、気球ツアーで友人がすごい体験をしました。
オーナーが気球ツアーの人にVIPコースにしてあげてと頼み込み、何と1時間料金で2時間コースに入れてもらったのです。

オーナー、友人に密かに恋心を抱いてしまい、あの人のためならえんやこら、といろいろと便宜を図ってくれたようですが、後で友人にはボーイフレンドがいると聞くと、すごくしょげてました(^^;)

他にも、ホテル独自の「地下都市のデリンクユと陶器、絨毯お買い物ツアー」に参加しました。
夏場は部屋も連日満室でこんなツアーなんかする時間もないですが、冬場は暇なので親しくなったお客のニーズに合わせたツアーをしくれるんです。

オーナーの車に私たちともう一人の宿泊客が乗り込みました。
地下都市は全員の希望。
陶器はもう一人の人、絨毯は友人の希望です。
陶器の人は、ここで数日間の陶芸コースをするんだそうです。


そうそう、この人は長期滞在で、毎日谷を歩いたりどこかに一人で出かけますが、オーナーが時々この人を叱ってました。

数年前にギョレメで、日本人女性が殺傷された事件が起きました。
それでオーナーがこの人に、出かけるときはどこに行くのか言ってくれ、一人で谷なんか歩き回るんじゃない、と言っていたらしいのですが、この人は上の空で、帰ってきてからどこそこの谷を歩いてきたとか言うものだから、オーナーが怒っちゃって(^^;)

現在はシリア国境で戦闘も起きてるし、東の方ではクルド人との抗争もあるし、シリアから入り込んだテロリストがイスタンブールやアンカラなどの大都市でテロをしてるけど、トルコ人はいたって親切です。

トルコの田舎に行くと、世間を騒がす事件は地球の裏側のことのようです。
イスタンブールは気を付けないといけないけど、カッパドキアはど田舎だから大丈夫。
私は3回も行ってあらかた見てしまったので、もう行かないかもしれないけど、行ったことがない方はぜひあの不思議な風景を満喫してみてください!

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ギョレメで3年前に泊まったのはギョレメハウスでした。
冬場はどこもお客が少ないので低料金になっているのですが、ここも例外に漏れず。
31日に到着してこのホテルで年越ししました。

emojiギョレメハウス トリップアドバイザーのページ

トルコで年越ししたのは初めてだったんですが、元旦にはホテルのオーナーが小さな箱に入ったロクムをくれました。
へええ、ここにはこういう習慣があるのか~と喜んだんですが、残念ながらお菓子は固かった。
製造されてすぐは柔らかいので、これは相当時間が経ったやつだとわかる。
残り物なのかも(チェッ)

T Honey.jpg
Von Appaloosa - Eigenes Werk (taken by me), CC BY-SA 3.0, $3


門を入ってすぐ右に事務所がありますが、インターネットは事務所のコンピューターを借りるか、部屋でワイヤレスラン利用です。
当時はタブレットを持っていなかったし、重たいノートパソコンなんか持って行きたくなかったのでホテルのコンピューターを借りたけど、最近ではみんなタブレット持ってるから部屋でネットに入れますね。

ホテルの外観

ホテルの入り口

中庭 右が事務所

私たちの泊まった部屋

ドアを開けるとこんな狭い空間があり、もう一度ドアを開けると部屋になる

簡素な部屋だけど

洗面台がましだったりして

でもテーブルはなくて、暖房機の上に棚を付けてある

2階には広いテラスがあるので、夏はここに椅子やテーブルが出るはず

テラスの上にある朝食用ダイニングルーム

結構種類もあります

ギョレメでは風景を楽しめるように、朝食用ルームが上にあることが多い

どこのホテルでもヒイキにしているツアー会社があり、そこのツアーをお客に勧めます。
ここで勧められた気球ツアーにしようかどうしようか友人が迷っていたら、ツアー会社の帽子までくれたので決定(おまけつきに弱いんだよね~)

31日の夜はレストランで年越しパーティーがあると言ってました。
ホテルでも年越し客のために朝食用ルーム(レストランと言ってたけど)を開けると言ってたけど、結局誰も来なかったみたい。

夜中の0時きっかりに花火が上がったときは、ドイツ出発が夜中の2時だった私たちはすでにベッドの中。
それでも一応服着て外に出てみたけど、何も見えなかったし、そんな大きな行事でもないようで、ちょっとしたら終わっちゃいました。
ま、手持ちぶたさなホテルのオーナーとハッピーニューイヤーを交わしたけどね。

冬ということでギョレメはホテルの客も少ないし、年越しパーティーに行く人いるのかなあ?と思ったけど、自分がパーティーに行ってないのでどうだったかは不明です。

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カッパドキアにはいくつか町があり、それぞれの町にたくさんホテルはありますが、世界的に有名な奇岩が町中にニョキニョキと生えているギョレメはやはり別格です。

太古に噴火した火山から出た溶岩が大地を覆い、そのあと雨が大地を侵食して現在の奇異な景観が出来上がりましたが、風雨の浸食は現在も進行中で、町中には崩れてしまった岩や、将来崩れルであろう岩が林立しています。

カッパドキア旅行については最初に行ったときの記事で詳しく説明してありますので、興味のある方は下のリンクから飛んでください。
1週間滞在したので、結構たくさんあります。
emojiカッパドキア旅行記2012

ギョレメは侵食した大地の先端にあたり、高台に行って街を眺めると、谷の中にあるように見えます。

下にパノラマ写真を持ってきました。画像をクリックすると拡大します。
町中の写真はまだありますが、そっちには気球が映っているので、気球の話の時に出します。


ギョレメのパノラマ写真

町の中心にあるでかい岩はビザンチン時代の教会

巨大岩の下はお土産屋さん

岩を利用した家と倉庫

あと何年かすると絶対真っ二つになるよ、この岩

都会の嫌いな私は、ここに来るとほっとします。
田舎町が持つ居心地の良さ、素朴な町並み、そしてゾクゾクする奇岩。
カッパドキアがもっと近くだったら、また出かけてしまいそうです。

何回も来ていると、レストランも馴染みができてきます。
と言うか、軽食が食べられるカフェは数が知れてます。

前回も来たカフェ「サファク」今回はなかったけど、前回は日本語のメニューがあったんだ

質素な内部。ケバブくらいは食べられます。

コフテケバブ。要するにミニハンバーグ


行きつけのレストランはcappadocia s&s
ここは各国のガイドブックにも載っていますが、前回は韓国人がたくさん来ていました。
今回は中国人と韓国人を見かけました。

ここのオーナーが温厚な人で、お客にも愛想がいいので人気です。
カッパドキア名物の壺ケバブ「pottary kebab」を注文すると、グツグツ煮えたぎっている壺を持って来たあと壺を割ってくれますが、客が希望すると自分で割らせてくれます。

この壺割はコツがいるようで、他のレストランでは失敗して壺の欠片が料理の中に落っこちてしまったことがありましたが、オーナーは絶対失敗しない!

今回もここに行って「ギョレメに来るときはいつもこのレストランに来るんですよ」と話したら、ちょいとおまけのサラダをくれました。
ありがとうの意味でチップも少し多めに~

壺を割る、優しそうな顔のオーナー

これが壺ケバブ

壺の中の料理を皿に移し替えて食べる

これはチキン料理

さ、そろそろホテルに帰りましょ。
次回は前回と今回の2つのホテルをご紹介します。

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去年の10月に2回目のトルコ周遊旅行に行ってきました。
3年前の最初の周遊旅行と同じルートなので、2回目は楽ちん楽ちん。

え、なぜ2回も同じルートを旅行するのかって?
日本からドイツに友人が来る度にドイツの有名観光地を何度も回るのですが、これもそれと同じで、トルコを良く知る私が友人をご案内したわけです。

実のところ、トルコ旅行記をブログに載せようと思いながら今に至ってしまったので、今回の旅行と3年前の旅行をまとめてご紹介しようと思います。
なので、写真はごちゃまぜになります。

ルートは、カッパドキア―――パムッカレ―――エフェソス―――イスタンブールです。

出発は2回ともケルンからでした。
格安航空券で良い時間にカッパドキアに着こうと思うとケルン発のペガサス航空しかない、選択不可能状態です。
でも、片道78ユーロですからね!(冬料金)

ペガサス航空

夜中の2時にケルンを経った後、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港(アジア側にある新空港)で乗り換え、9時にカイセリに到着します。

カイセリ到着直前、中央アナトリア最高峰のエルジェス山を望む

カッパドキアは3回目ですが、初めて来たときは空港からの移動がタクシーしかないのを知らなくて苦労したので、ホテル予約時にエアポートシャトルを頼んでおきました。

また、カイセリ空港やバスターミナルでは両替もできないので、先にドイツで少額替えておきました。前回イスタンブールの空港で両替した記憶があったので、イスタンブール到着後探したんですが、なぜか見つけられませんでした。
空港は小さくて、探すほどの大きさもなかったし、じゃああの時はどこで両替えしたんだろう・・・❔

カッパドキア旅行については最初に行ったときの記事で詳しく説明してありますので、興味のある方は下のリンクから飛んでください。
1週間滞在したので、結構たくさんあります。
emojiカッパドキア旅行記2012


さて、カイセリ空港は小さくて、到着ターミナルには荷物のターンテーブルが一つしかないんですが、今回到着したターミナルには3つもターンテーブルがあったので、あれ、ここも変わったのかな?と思ったら、全員がターンテーブルから荷物を取ったというのに私たちの荷物が出てこない。

他にも数人の荷物が出てこなくてヤバい雰囲気が漂ってきたころ、空港の係員が来て私たちをもう一つのターミナルへ連れて行きました。
気が付かなかったけど、私たちが最初に入ったのは国内線ターミナルで、私たちは国際線からの乗り換えだったので、荷物が国際線ターミナルに着いていたのでした。

そういうのはあらかじめ教えてほしいけど、たった数人のためにはしないんでしょうな。
国際線ターミナルは覚えていた通りターンテーブルが一つで、その横に6個ほどスーツケースが置いてありました。

結局だいぶ遅れて空港から出て、その後エアポートシャトルを探していたら、私たちを探していた運転手と無事に遭遇。
やはり国際線ターミナルで荷物を受け取った人たちが後からやってきて、やっと出発です。

そうそう、エアポートシャトルは今回一人30リラでした。
私の記憶では前回10ユーロ払ったので、同じような金額です。

カイセリ空港からカッパドキア中心の村ギョレメまでは1時間。
初めて来る人がほとんどだから、みな外の眺めに興味津々です。

ギョレメの町

中央の道路が幹線。左にあるのはバスターミナル

ついに車がギョレメに入ると、次々とホテルを回ってお客さんを下していきます。
私たちは最後まで乗っていたので、市内観光しているようなものでした。
しかし、ついにホテルに到着です。
これからトルコ周遊の旅が始まりますよ!

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