旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
2024/11/23 (Sat)
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2014/03/05 (Wed)
シナイ半島旅行記 シナイ半島に出発!
2月16日に韓国人ツアー客を乗せたバスがシナイ半島のエジプトとイスラエルとの国境で爆破され、世界中にニュースが駆け巡りましたが、実は私は2月初めにシナイ半島に行ってました。
旅立つ前にドイツ外務省でエジプトの治安を調べたら、シナイ半島内部には行かないようにとの勧告が、シナイ半島北部にあるイスラエルとの国境は危険地帯なので、絶対行くなと警告が出されていました。
じゃあ、なんで韓国人ツアーバスはわざわざ危険地帯に行ったんだ?
韓国外務省では旅行制限が付いていたらしいですが、どんな制限なのかわからないので旅行会社が軽率だったのかどうかはわかりません。
シナイ半島は、ヨーロッパ人観光客が多数訪れるシナイ半島南部のシャルム・エル・シェイクとダハブしか安全地帯になっていません。
もし旅行者がシナイ半島の内陸部を旅行しているのを警察が発見したら、即ホテルに連れ戻すとの情報も、エジプト関係のサイトで見かけました。
そんな情報を裏書きするのが、ツアー会社のオプショナルツアーです。
普段ならシナイ半島内部の有名な寺院や、ヨルダンにある有名なペトラ遺跡(インディアナジョーンズの最後の映画で使われた)へのツアーに参加できるんですが、全く催行されてませんでした。
ペトラ遺跡に行きたかったダンナも、現地係員にその理由を聞いた後で断念しました。
現地の旅行会社がオプショナルツアーを出さないくらい、治安はよくないってことなんですよ。
もし何か起こったら旅行客が来てくれなくなるし、そうなると観光で生活している人たちにとっては死活問題ですもんね。
テロリストが犯行声明で、今後観光客を標的にすると宣言したので、観光客の中心地であるシャルム・エル・シェイクでも道路の検問が強化されました。
ドイツの旅行会社も、次々と自社のツアー客をドイツに連れ戻してします。
3月15日まではシナイ半島へのツアーは販売されません。
その後も、状況によってはシナイ半島に行くツアーはないでしょう。
私たちがいたホテルも、急に閑古鳥が鳴いてるはずです。
従業員の人たち、可哀想に・・・
現在はこんな状況になってしまっていますが、また旅行できる日が来たときにはこの旅行記を参考にしてくださいね。
さて、シナイ半島の地図を下に持ってきました。
モーゼがエジプトから脱出したときに、紅海を渡ってたどり着いたのがシナイ半島です。
半島南部にはモーゼが神から十戒を授かったシナイ山があり、巡礼者が世界中から集まってきます。
南東部の海岸地域はヨーロッパからの観光客でにぎわっていたシャルム・エル・シェイクがあります。ずらりとホテルが並び、冬でも海水浴ができますが、素晴らしいサンゴ礁があるのでスノーケルに最適です。
大きな地図で見る
シャルム・エル・シェイクへのツアーを見つけたとき、寒がりのダンナは大満足でしたが、もう一つ満足する訳がありました。
なんと、飛行機代とオールインクルード(全食事付きで飲み物飲み放題)のホテルが1週間で309ユーロ(約43000円)だったんです。
旅行を予約してから出発まで数日しかなかったけど、私もダンナの習慣に慣れちゃったので、手際よく準備完了。
息子に空港まで送ってもらい、中に入ると荷物検査場にきました。
金属をズボンのポケットから全部出して、金属探知機をくぐります。
当然無事通過だと思ったらピー、ピーとひっかかてしまった。
あれ~、金属は全部出したはずなんだけどなあ・・・
係員の女性に横に行くように言われ、金属探知機で検査を受けていると、ポケットで反応が。
「何が入ってるんですか?」
と聞かれ、ポケットに手を入れたら・・・あちゃ~
「鍵だ、すっかり忘れてた」
とドイツ語で言い訳をば。
と、急に係員の女性が「ドイツ語が上手ですね。どこで習ったんですか?」と聞いてきました。
突然の質問でちょっとびっくりしたので、少しロレロレ気味に「主人からと市民大学で習ったんです。姑もいいドイツ語を話すんです」と答えたら、そばにいた男性係員が「kein Unterschied (ドイツ人と全く変わらない)」と驚いたようにつぶやきました。
こういう時は大きな声で「ありがとうございます!」ですよね~
さて、飛行機はフランクフルトを夕方に離陸して、シナイ半島に向かって飛び始めました。
4時間半ほどのフライトですが、格安チャーター機(SunExpress Germany)で食事も飲み物も有料なので、家からおにぎりを持っていきました。
でも驚いたことに、チーズを挟んだパンと水が出た。
へえ~、長時間だから出るんだろうか?
シャルム・エル・シェイクには夜中すぎに到着したのですが、荷物が出てくるのを待っていた私たちは、ここでえらいミスをしてしまいました。
自分たちのとそっくりな別のスーツケースを間違えて取ってしまい、そのうえそこのホールから出てしまった。
荷物受取所から出ると、もう戻れないんですよ。
間違いに気が付いた私たちが戻りたくても、警備員が中に入れてくれなくて往生しました。
だいぶたってスーツケースの持ち主が出口にやってきたので、無事にスーツケースを交換するころができたんですが、今度からはスーツケース用のバンドかなにかで目印をつけないとなあ・・・と反省。
その後大きなバス2台でホテルに向かいました。
到着時間はすでに2時を回っていて、そのうえ大人数なのでチェックインも時間がかかる。
その時間を利用して、大広間でホテルや旅行に関する説明があり、全員がホテルのアームバンドをもらいました。
このアームバンドをしていればそこのホテルの宿泊客だと分かり、オールインクルーズのサービスが受けられるんです。
そのあと部屋に案内されましたが、なんと大規模なホテルの中の道路をしばらく歩き、やっとホテルの部屋にたどり着いたらすでに3時になってしまっていた。
到着日に気が付いたけど、このホテルの規模は相当のものです。
隣接するホテルも軒並みすごい規模。
遠くへは行けなかったけど、大きなホテルの中を歩くだけでも面白くて、快適に1週間過ごすことができました。
次回はホテルをご紹介しますね。
旅立つ前にドイツ外務省でエジプトの治安を調べたら、シナイ半島内部には行かないようにとの勧告が、シナイ半島北部にあるイスラエルとの国境は危険地帯なので、絶対行くなと警告が出されていました。
じゃあ、なんで韓国人ツアーバスはわざわざ危険地帯に行ったんだ?
韓国外務省では旅行制限が付いていたらしいですが、どんな制限なのかわからないので旅行会社が軽率だったのかどうかはわかりません。
シナイ半島は、ヨーロッパ人観光客が多数訪れるシナイ半島南部のシャルム・エル・シェイクとダハブしか安全地帯になっていません。
もし旅行者がシナイ半島の内陸部を旅行しているのを警察が発見したら、即ホテルに連れ戻すとの情報も、エジプト関係のサイトで見かけました。
そんな情報を裏書きするのが、ツアー会社のオプショナルツアーです。
普段ならシナイ半島内部の有名な寺院や、ヨルダンにある有名なペトラ遺跡(インディアナジョーンズの最後の映画で使われた)へのツアーに参加できるんですが、全く催行されてませんでした。
ペトラ遺跡に行きたかったダンナも、現地係員にその理由を聞いた後で断念しました。
現地の旅行会社がオプショナルツアーを出さないくらい、治安はよくないってことなんですよ。
もし何か起こったら旅行客が来てくれなくなるし、そうなると観光で生活している人たちにとっては死活問題ですもんね。
テロリストが犯行声明で、今後観光客を標的にすると宣言したので、観光客の中心地であるシャルム・エル・シェイクでも道路の検問が強化されました。
ドイツの旅行会社も、次々と自社のツアー客をドイツに連れ戻してします。
3月15日まではシナイ半島へのツアーは販売されません。
その後も、状況によってはシナイ半島に行くツアーはないでしょう。
私たちがいたホテルも、急に閑古鳥が鳴いてるはずです。
従業員の人たち、可哀想に・・・
現在はこんな状況になってしまっていますが、また旅行できる日が来たときにはこの旅行記を参考にしてくださいね。
さて、シナイ半島の地図を下に持ってきました。
モーゼがエジプトから脱出したときに、紅海を渡ってたどり着いたのがシナイ半島です。
半島南部にはモーゼが神から十戒を授かったシナイ山があり、巡礼者が世界中から集まってきます。
南東部の海岸地域はヨーロッパからの観光客でにぎわっていたシャルム・エル・シェイクがあります。ずらりとホテルが並び、冬でも海水浴ができますが、素晴らしいサンゴ礁があるのでスノーケルに最適です。
大きな地図で見る
シャルム・エル・シェイクへのツアーを見つけたとき、寒がりのダンナは大満足でしたが、もう一つ満足する訳がありました。
なんと、飛行機代とオールインクルード(全食事付きで飲み物飲み放題)のホテルが1週間で309ユーロ(約43000円)だったんです。
旅行を予約してから出発まで数日しかなかったけど、私もダンナの習慣に慣れちゃったので、手際よく準備完了。
息子に空港まで送ってもらい、中に入ると荷物検査場にきました。
金属をズボンのポケットから全部出して、金属探知機をくぐります。
当然無事通過だと思ったらピー、ピーとひっかかてしまった。
あれ~、金属は全部出したはずなんだけどなあ・・・
係員の女性に横に行くように言われ、金属探知機で検査を受けていると、ポケットで反応が。
「何が入ってるんですか?」
と聞かれ、ポケットに手を入れたら・・・あちゃ~
「鍵だ、すっかり忘れてた」
とドイツ語で言い訳をば。
と、急に係員の女性が「ドイツ語が上手ですね。どこで習ったんですか?」と聞いてきました。
突然の質問でちょっとびっくりしたので、少しロレロレ気味に「主人からと市民大学で習ったんです。姑もいいドイツ語を話すんです」と答えたら、そばにいた男性係員が「kein Unterschied (ドイツ人と全く変わらない)」と驚いたようにつぶやきました。
こういう時は大きな声で「ありがとうございます!」ですよね~
さて、飛行機はフランクフルトを夕方に離陸して、シナイ半島に向かって飛び始めました。
4時間半ほどのフライトですが、格安チャーター機(SunExpress Germany)で食事も飲み物も有料なので、家からおにぎりを持っていきました。
でも驚いたことに、チーズを挟んだパンと水が出た。
へえ~、長時間だから出るんだろうか?
シャルム・エル・シェイクには夜中すぎに到着したのですが、荷物が出てくるのを待っていた私たちは、ここでえらいミスをしてしまいました。
自分たちのとそっくりな別のスーツケースを間違えて取ってしまい、そのうえそこのホールから出てしまった。
荷物受取所から出ると、もう戻れないんですよ。
間違いに気が付いた私たちが戻りたくても、警備員が中に入れてくれなくて往生しました。
だいぶたってスーツケースの持ち主が出口にやってきたので、無事にスーツケースを交換するころができたんですが、今度からはスーツケース用のバンドかなにかで目印をつけないとなあ・・・と反省。
その後大きなバス2台でホテルに向かいました。
到着時間はすでに2時を回っていて、そのうえ大人数なのでチェックインも時間がかかる。
その時間を利用して、大広間でホテルや旅行に関する説明があり、全員がホテルのアームバンドをもらいました。
このアームバンドをしていればそこのホテルの宿泊客だと分かり、オールインクルーズのサービスが受けられるんです。
そのあと部屋に案内されましたが、なんと大規模なホテルの中の道路をしばらく歩き、やっとホテルの部屋にたどり着いたらすでに3時になってしまっていた。
到着日に気が付いたけど、このホテルの規模は相当のものです。
隣接するホテルも軒並みすごい規模。
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次回はホテルをご紹介しますね。
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No Title
こんな様子ではしばらくは安心して観光に行けませんものね・・・
現地の旅行会社もかなりピリピリしているんですね。確かに被害に合ってしまったら世界中にニュースで流れてしまうし・・・
鍵で引っかかってしまった経験、私もありますよ~
しかも、韓国で。
韓国では空港でも日本語のアナウンスが流れるんですが、荷物検査の人は韓国語しか話さないんですよね~
で、なんたらかんたら言っているけど、こちらには心当たりがないし・・・
オロオロしてたら日本語で「鍵?」って聞かれました。
言えるなら最初から日本語で言ってよ~
ドイツ語、ドイツの方から褒められるなんて相当なものですよ~
素晴らしい・・・
ホテル、ラッキーでしたね!
一週間、快適!
どんなお部屋なのかしら~
Re:No Title
え~、国際空港で英語を話さないなんて、信じられない!
思いっきり欧米人にも韓国語で話しかけるんですかねえ・・・
しかし、ラーダさんにも経験がありましたか。
私なんて、うっかりして小さなハサミを手荷物の中に入れて忘れていたことがあります。
誰にでも1回や2回はあるのよ~
>ホテル、ラッキーでしたね!
>一週間、快適!
また行きたいと思えるホテルでした。
特に海岸がね~
こうご期待で~す