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2024/11/21 (Thu)
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2014/12/05 (Fri)
壱岐2日目 鬼の巌、月読神社
さて、観光バスは猿の岩を後にして、次の観光へと向かいます。
次に止まったのは「鬼の巌」古墳でした。
壱岐には以外とたくさんの古墳があり、長崎県の古墳の60%が壱岐に集まっています。
鬼の巌は6~7世紀に作られた横穴式石室古墳で、この形式としては長崎県でも最大です。
なぜ鬼が出てくくるのかには理由があるけど、古墳の中に入ってみないと分かりません。
足腰の弱い人やマツコ・デラックス並の人には見学は無理ですが、それ以外の人は中に入ってみましょう!
中に入ると細長い部屋があり、奥に行くと細長い穴が地面に掘られています。
後世の人が棺の上に石の観音像を持ってきたようで、お賽銭が置かれていました。
棺と言っても地面に穴が掘られていて、部屋は大きな石で支えられています。
そして、この古墳の部屋の真ん中に置かれた細長い石は棺の蓋だと考えられていますが、これがすごく大きい。
こんなに大きくて重たい物はとてもじゃないけど簡単に動かせるものじゃない。
きっと鬼が蓋を動かしたんだろう、というのが名前の由来です。
確かに石の蓋は非常に重いけど、周りを見ると蓋よりもはるかにでかくて重たい石が津に重ねられているのに気付きます。古墳が造られた当時は人力しか使用できなかったわけで、こんなに大きな石を動かすのは大変だったでしょうね。
鬼の巌の見学が終わったら、またバスに乗り込みます。
次の予定地は月読神社。
壱岐の月読神社は日本最古の神社だそうです。
神話によると、イザナギノミコトとイザナミノミコト左目を洗った時に天照大神が産まれ、右目を洗った時に月読尊が産まれました。
これが神社の名前の由来ですが、元々は壱岐の豪族が航海の安全を祈願して建てた神社で、大和時代に壱岐の月読神よりお告げを受けた遣任那使が天皇に報告し、これを受けて天皇が京都の嵐山に月読神社の分社を建てたのだそう。
この京都の月読神社を中心にして神道が広まっていったので、壱岐の月読神社は神道発祥の地とされています。
日本史上でも非常に重要な位置を持つ神社なのに、実際に行ってみると「は?」と思うくらい小さなところで、訪問者は全員「これが?」と思うはず。
何でも、当時はもっと大きな敷地を持っていたそうですが、その後忘れ去られてしまっていたために現在の姿になったらしいです。
この月読神社は江戸時代に認定されるまでは祭壇もなく、島民から山の神と言われていました。
当時はこの地が清月と言う名だという理由だけで月読神社だと決定されたので、現在では月読神社がここであるかどうかは疑問視されており、箱崎八幡宮か男岳神社が月読神社なのではないかと考えられています。
どこもこじんまりしているので、観光も救終わっちゃいます。
今度は壱岐の山に登って、壱岐の景色を楽しむことになりました。
さ、それじゃまたバスに乗りましょ。
出発~・・・・次回ね
参考記事:壱岐の月読神社
次に止まったのは「鬼の巌」古墳でした。
壱岐には以外とたくさんの古墳があり、長崎県の古墳の60%が壱岐に集まっています。
鬼の巌は6~7世紀に作られた横穴式石室古墳で、この形式としては長崎県でも最大です。
なぜ鬼が出てくくるのかには理由があるけど、古墳の中に入ってみないと分かりません。
足腰の弱い人やマツコ・デラックス並の人には見学は無理ですが、それ以外の人は中に入ってみましょう!
鬼の巌は入場無料。誰でも入れます
これが入り口。当時は石で入り口を閉め、家族が死んだらまた開けて使用したそう
入り口の石をちょっとよじ登らないと入れない
中の石室に置かれているのは石棺の蓋
中に入ると細長い部屋があり、奥に行くと細長い穴が地面に掘られています。
後世の人が棺の上に石の観音像を持ってきたようで、お賽銭が置かれていました。
棺と言っても地面に穴が掘られていて、部屋は大きな石で支えられています。
そして、この古墳の部屋の真ん中に置かれた細長い石は棺の蓋だと考えられていますが、これがすごく大きい。
こんなに大きくて重たい物はとてもじゃないけど簡単に動かせるものじゃない。
きっと鬼が蓋を動かしたんだろう、というのが名前の由来です。
確かに石の蓋は非常に重いけど、周りを見ると蓋よりもはるかにでかくて重たい石が津に重ねられているのに気付きます。古墳が造られた当時は人力しか使用できなかったわけで、こんなに大きな石を動かすのは大変だったでしょうね。
地面に掘られた棺とその上に作られた観音像の祭壇
石室の天井で突然何かが飛び回ったと思ったら、コウモリだった。
お、こっち向いてる・・・
鬼の巌の見学が終わったら、またバスに乗り込みます。
次の予定地は月読神社。
壱岐の月読神社は日本最古の神社だそうです。
神話によると、イザナギノミコトとイザナミノミコト左目を洗った時に天照大神が産まれ、右目を洗った時に月読尊が産まれました。
これが神社の名前の由来ですが、元々は壱岐の豪族が航海の安全を祈願して建てた神社で、大和時代に壱岐の月読神よりお告げを受けた遣任那使が天皇に報告し、これを受けて天皇が京都の嵐山に月読神社の分社を建てたのだそう。
この京都の月読神社を中心にして神道が広まっていったので、壱岐の月読神社は神道発祥の地とされています。
日本史上でも非常に重要な位置を持つ神社なのに、実際に行ってみると「は?」と思うくらい小さなところで、訪問者は全員「これが?」と思うはず。
何でも、当時はもっと大きな敷地を持っていたそうですが、その後忘れ去られてしまっていたために現在の姿になったらしいです。
この月読神社は江戸時代に認定されるまでは祭壇もなく、島民から山の神と言われていました。
当時はこの地が清月と言う名だという理由だけで月読神社だと決定されたので、現在では月読神社がここであるかどうかは疑問視されており、箱崎八幡宮か男岳神社が月読神社なのではないかと考えられています。
道路の横にある小さな神社
階段を上っていきます
社の横には立派な狛犬がいらっしゃる。檀家の寄付だね。
中は立派に作られていて、奉納酒なんかも置いてあった
が、この小さな家が神社の社。これだけっす
どこもこじんまりしているので、観光も救終わっちゃいます。
今度は壱岐の山に登って、壱岐の景色を楽しむことになりました。
のどかな島の風景
初めて見た花。名前がわかんないけど、きれいだ~
さ、それじゃまたバスに乗りましょ。
出発~・・・・次回ね
参考記事:壱岐の月読神社
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それも結構たいへんな想いをしてはいるのですね
でも、人の手で作られたって驚きですなぁ・・・
巨大な石がゴロゴロあって動かすのも大変だったでしょうね
月読神社・・・素敵な名前ですね
清い月と書いて清月・・・
詩的な地名ですね
ラーダさんへ
なんか、今感動が湧き上がってきた。
大昔のことで、大きな石を動かすのもすごい重労働だったはず。
コロや滑車とか、当時にもうあったのかなあ・・・?
>月読神社・・・素敵な名前ですね
>清い月と書いて清月・・・
>詩的な地名ですね
神社の名前を聞いたときは、読の部分で読売新聞を思い出しちゃって、なんか変な感じでした(^^;)
月を読むと見ればいいんですな。
いや、でも清い月の神社のほうが絶対美しい名前だと思うな~
誌的なコメントなのに、俗っぽい返事ですんませ~ん