旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
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(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
Zelve (ゼルベ)はギョレメの北方10kmの谷に位置しており、ギョレメ野外博物館と並んで貴重な博物館です。
全ての住居が岩窟住居で、実際に人が住んだ村として存在していましたが、地震や浸食によって住居にしていた岩が何度も崩れ、死傷者が出たために村民は移住を決意し、1953年に最後の住民が新しくできた村に移住してからは廃墟となりました。
1967年にここが野外博物館にされました。
ギョレメ野外博物館は教会と修道院跡でしたが、ゼルベは実際に使われていた住居跡なので、興味深いものを見ることができます。
地図を下に持ってきました。
ソースはOpen StreetMap です。
地名を書き込んだので、クリックして拡大して見てください。
![ゼルベまでのマップ](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1341247700?w=281&h=300)
私たちはギョレメからチャブシンを経由して、パシャバーへのトレッキングルートを歩きました。
道路を歩くと遠回りになるので、徒歩で行く場合はこのトレッキングルートをお勧めします。
バスで行く場合は、ギョレメからアバノス行きのバスに乗り、ジャンクションで降りてから2km歩きます。
風景を見ながらのトレッキングは楽しいですが、結構距離があるので、体力のない方はバスで行ったほうが無難です。
途中に妖精の煙突で有名なパシャバーを見学すれば、歩くのもそんなに苦にはならないでしょう。パシャバーは次回に案内しますね。
入場料金は8リラと安めです。
3つの谷を含む広い地域なので、見学には2時間くらい見ておいた方がいいです。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990440)
ゼルベ野外博物館の入り口
ゼルベは廃村になった場所なので、周りには何もありません。
博物館入口にレストランやお土産屋さんが数件あるだけです。
公衆トイレが一つありますが、女性の方は十分注意してください。
トイレ自体はきれいなもので問題はないのですが、料金を徴収している男性は曲者です。
ろうあ者で話すことができないようなのですが、この男、どうやら変態男らしい。
女性がトイレに入った後、少し時間を置いてからトイレのドアを開けるんです。
トイレに来る人が少ないので、うっかりドアをロックするのを忘れると、突然変態男がドアを開けて顔を出し、ドアをロックするようにと身振りで教えます。
注意なら自分が外で見張っていればいいのに、どうして女性が入っているドアをわざわざ開けなきゃならんのだ?
魂胆があるとしか思えないです。
よくやっているようで、怒り心頭に達している女性を他にも見かけました。
もし変態男が何かをやらかしたら、絶対諦めてはいけません。
思いっきり大声で罵倒しましょう。
この男はふてぶてしくも、トイレの料金を請求してきますから。
ゼルベにはÜrgüp (ウルギュップ)から来るバスが博物館入口に止まります。
ということは、ウルギュップに宿泊している人はバスでゼルベまで直接来ることができます。
このバスはギョレメを経てまたウルギュップに帰る循環ルートを走っているので、ゼルベの見学が終わったらバスに乗って帰ると楽ちんです。
ゼルベは3つの谷の岩壁にびっしりと岩窟住居が掘られています。
村民が使っていた道の他に、博物館が装備した遊歩道が各住居跡を繋いでいるので歩きやすいです。
あちこちに岩壁が崩れた跡があり、部屋の中がむき出しになった住居がたくさんあります。
ギョレメでたくさんの韓国人を見かけましたが、ここにも韓国人が来ていました。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990448)
北側の岩壁
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990457)
あちこちに崩れた大きな岩が転がっている
崩れた岩があちこちにごろごろ転がっていて、岩壁が崩れて大きな穴をあけている住居もあります。
死傷者の出た事故は、人が集まっていた教会で起こりました。
廃墟になった後も岩壁の崩壊は続き、立ち入り禁止になっている場所が数か所あります。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990453)
向こうの大きな穴は教会跡
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990492)
岩が崩れてぽっかり大きな穴が開いた住居跡。立ち入り禁止になっている
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990498)
ここも崩れた跡があるけど、中に入れる
住居は4階~5階建てになっていて、岩の中にたくさん部屋があるようです。
奥の部屋はもちろん窓なんかないから、ろうそくで灯りを取っていたんでしょうね。
この場所は実際に50年前まで使われていたわけですが、電気は来ていたのかしら?
水道だってなければ困ると思うけど、どこにもそれらしき跡を見かけなかった。
冬は雪が降ることもあるから、窓もせめて木の扉で閉められるようになってないと寒いはずだけど、どの住居跡を見ても、ただの洞窟。
廃墟になって50年以上も経っているから、文明の後も消えてしまったのかもしれませんね。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990461)
教会跡。下の入り口の上にはフレスコ画が描かれている
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990465)
教会の中。壁にレリーフが施され、天井には十字架が見える。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990504)
住居跡。大きな石臼が2階にあるけど、どうやって持っていたんだろう?
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990707)
粉ひき場
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990468)
1階にある台所。地面にある穴はかまど。ススで天井は真っ黒
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990473)
実際に使われていたらしい住居跡。壁に棚が掘られ、2階への階段も岩に刻まれている
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990476)
垂直に掘られた2階への階段
カッパドキアにある岩窟住居は、どこも3階や4階があります。
ということは、岩の中に階段や通路が作られているはずです。
ゼルベは実際に50年前まで人が住んでいたので、こういう階段跡もはっきり残っているのが興味深い所です。
垂直な壁に足場が掘られただけのところは無理だけど、ある住居跡に私でも登れる階段があったので試してみました。
大きな住居にあった階段はスロープもゆったりしていて簡単に登れるけど、小さい住居では傾斜もきつく、登りにくかったです。
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1341236146)
登りやすい階段だけど、上階は部屋が崩れてむき出しになっている
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1341236139)
岩に刻まれたきつい階段を上ったところ。部屋は崩壊してしまった模様
この他にも、あちこちに大昔の階段が見られました。
浸食や崩壊で、今では登ることは不可能ですが、岩に垂直に刻まれたものが多いです。
スロープが付けられないから垂直なんだろけど登るのに苦労しなかったんですかねえ・・・
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990480)
上階へ伸びる垂直な足がかり
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990488)
つま先しか使えなさそうな足がかり
![ゼルベ野外博物館](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340990484)
岩が崩れてむき出しになった通路
ただ洞穴を見るだけならカッパドキアにはいくらでもありますが、住居の中の階段を登れるところはここくらいかも。
実際に使われていただけあって、大昔の廃墟とは違った味わいがあります。
ゼルベの手前には有名なパシャバーもあるので、時間がある人は是非見学してみてください。
パシャバーについては次の記事を参考にしてください。
全ての住居が岩窟住居で、実際に人が住んだ村として存在していましたが、地震や浸食によって住居にしていた岩が何度も崩れ、死傷者が出たために村民は移住を決意し、1953年に最後の住民が新しくできた村に移住してからは廃墟となりました。
1967年にここが野外博物館にされました。
ギョレメ野外博物館は教会と修道院跡でしたが、ゼルベは実際に使われていた住居跡なので、興味深いものを見ることができます。
地図を下に持ってきました。
ソースはOpen StreetMap です。
地名を書き込んだので、クリックして拡大して見てください。
私たちはギョレメからチャブシンを経由して、パシャバーへのトレッキングルートを歩きました。
道路を歩くと遠回りになるので、徒歩で行く場合はこのトレッキングルートをお勧めします。
バスで行く場合は、ギョレメからアバノス行きのバスに乗り、ジャンクションで降りてから2km歩きます。
風景を見ながらのトレッキングは楽しいですが、結構距離があるので、体力のない方はバスで行ったほうが無難です。
途中に妖精の煙突で有名なパシャバーを見学すれば、歩くのもそんなに苦にはならないでしょう。パシャバーは次回に案内しますね。
入場料金は8リラと安めです。
3つの谷を含む広い地域なので、見学には2時間くらい見ておいた方がいいです。
ゼルベ野外博物館の入り口
ゼルベは廃村になった場所なので、周りには何もありません。
博物館入口にレストランやお土産屋さんが数件あるだけです。
公衆トイレが一つありますが、女性の方は十分注意してください。
トイレ自体はきれいなもので問題はないのですが、料金を徴収している男性は曲者です。
ろうあ者で話すことができないようなのですが、この男、どうやら変態男らしい。
女性がトイレに入った後、少し時間を置いてからトイレのドアを開けるんです。
トイレに来る人が少ないので、うっかりドアをロックするのを忘れると、突然変態男がドアを開けて顔を出し、ドアをロックするようにと身振りで教えます。
注意なら自分が外で見張っていればいいのに、どうして女性が入っているドアをわざわざ開けなきゃならんのだ?
魂胆があるとしか思えないです。
よくやっているようで、怒り心頭に達している女性を他にも見かけました。
もし変態男が何かをやらかしたら、絶対諦めてはいけません。
思いっきり大声で罵倒しましょう。
この男はふてぶてしくも、トイレの料金を請求してきますから。
ゼルベにはÜrgüp (ウルギュップ)から来るバスが博物館入口に止まります。
ということは、ウルギュップに宿泊している人はバスでゼルベまで直接来ることができます。
このバスはギョレメを経てまたウルギュップに帰る循環ルートを走っているので、ゼルベの見学が終わったらバスに乗って帰ると楽ちんです。
ゼルベは3つの谷の岩壁にびっしりと岩窟住居が掘られています。
村民が使っていた道の他に、博物館が装備した遊歩道が各住居跡を繋いでいるので歩きやすいです。
あちこちに岩壁が崩れた跡があり、部屋の中がむき出しになった住居がたくさんあります。
ギョレメでたくさんの韓国人を見かけましたが、ここにも韓国人が来ていました。
北側の岩壁
あちこちに崩れた大きな岩が転がっている
崩れた岩があちこちにごろごろ転がっていて、岩壁が崩れて大きな穴をあけている住居もあります。
死傷者の出た事故は、人が集まっていた教会で起こりました。
廃墟になった後も岩壁の崩壊は続き、立ち入り禁止になっている場所が数か所あります。
向こうの大きな穴は教会跡
岩が崩れてぽっかり大きな穴が開いた住居跡。立ち入り禁止になっている
ここも崩れた跡があるけど、中に入れる
住居は4階~5階建てになっていて、岩の中にたくさん部屋があるようです。
奥の部屋はもちろん窓なんかないから、ろうそくで灯りを取っていたんでしょうね。
この場所は実際に50年前まで使われていたわけですが、電気は来ていたのかしら?
水道だってなければ困ると思うけど、どこにもそれらしき跡を見かけなかった。
冬は雪が降ることもあるから、窓もせめて木の扉で閉められるようになってないと寒いはずだけど、どの住居跡を見ても、ただの洞窟。
廃墟になって50年以上も経っているから、文明の後も消えてしまったのかもしれませんね。
教会跡。下の入り口の上にはフレスコ画が描かれている
教会の中。壁にレリーフが施され、天井には十字架が見える。
住居跡。大きな石臼が2階にあるけど、どうやって持っていたんだろう?
粉ひき場
1階にある台所。地面にある穴はかまど。ススで天井は真っ黒
実際に使われていたらしい住居跡。壁に棚が掘られ、2階への階段も岩に刻まれている
垂直に掘られた2階への階段
カッパドキアにある岩窟住居は、どこも3階や4階があります。
ということは、岩の中に階段や通路が作られているはずです。
ゼルベは実際に50年前まで人が住んでいたので、こういう階段跡もはっきり残っているのが興味深い所です。
垂直な壁に足場が掘られただけのところは無理だけど、ある住居跡に私でも登れる階段があったので試してみました。
大きな住居にあった階段はスロープもゆったりしていて簡単に登れるけど、小さい住居では傾斜もきつく、登りにくかったです。
登りやすい階段だけど、上階は部屋が崩れてむき出しになっている
岩に刻まれたきつい階段を上ったところ。部屋は崩壊してしまった模様
この他にも、あちこちに大昔の階段が見られました。
浸食や崩壊で、今では登ることは不可能ですが、岩に垂直に刻まれたものが多いです。
スロープが付けられないから垂直なんだろけど登るのに苦労しなかったんですかねえ・・・
上階へ伸びる垂直な足がかり
つま先しか使えなさそうな足がかり
岩が崩れてむき出しになった通路
ただ洞穴を見るだけならカッパドキアにはいくらでもありますが、住居の中の階段を登れるところはここくらいかも。
実際に使われていただけあって、大昔の廃墟とは違った味わいがあります。
ゼルベの手前には有名なパシャバーもあるので、時間がある人は是非見学してみてください。
パシャバーについては次の記事を参考にしてください。
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
閉店日が29日だったのに、完売店の続出のせいか閉店が2日繰り上がって27日になったSchlecker はついに25日から商品の90%引きを始めました。
6月初めに30%引きで始まった閉店売りつくしセールは先週には50%引き、そして今週はついに90%引きとなり、売れ残りのある店では開店直後から客が店に集まり、店じまいを大いに助けています。
すでにフランクフルトの店は完売と共に閉店してしまっていますが、小さな町ではまだ売れ残りがある店があり、今日もレジの前に長い列ができました。
うちの町の店は先週半ばの時点で商品棚がほとんどガラガラだったのですが、もちっと田舎の方の店にはまだ商品が残っていると聞いて、今朝は開店時間に合わせて行ってきました。
小さな町に似合わず大きな店で、結構商品が残っていたのでびっくり。
まず猫ご飯を見て、薬や化粧品などもまだ選べるくらいの残り具合でした。
こんなもんでいいだろうとレジに並んだら、前に並んでる人たちはショッピングカートを一杯にしてる(さすがだ)!
レジが一つしかないから一人終わるのに時間がかかり、後ろにはだんだん長い列ができてきて、私がやっとこさお金を払い終わったころには、すでに1時間も経過してました~
支払ったのは5.80ユーロ。
ということは、58ユーロ分の買い物をしたことになるわけです。
咳止めや目薬の他にお手入れクリームなんかも手に入って、すっごくお得気分~♪♪
閉店日の27日は13時でお終いと聞きましたが、その日は朝から全商品20セントになるそうです。2ユーロ以下の商品は90%引きだと思うけど、2ユーロ以上の商品だと95%引きとかになるわけです。
現在も各店舗で売れ持っているのは、ヘア飾りやストッキング、リンス、ヘアダイ、グリーティングカードなんかですが、これももうすぐ完売になるかも・・・
ダンナもうちの町の店を覗いてきて、リンスをたくさん買い込んできました。
「これ、シャンプーじゃないよ。リンスだよ。」
と言ったら、「え・・・」と一瞬絶句。
やっぱり、シャンプーだと思って買ったんだ~(^^;)
ドイツに来てからずっと見慣れていたSchlecker が消えてなくなるのは、やはり寂しいもんです。
グループ傘下の「Ihr Platz」も身売りはスムーズにいっておらず、この先どうなることやら。
Rossmann がSchlecker 従業員のうち1900人を引き取ったようですが、失業した人たちはまだまだたくさんいるわけで、この厳しい時にすぐ次の仕事を見つけられるのかどうか・・・
大変なことになってしまいましたが、元従業員の人たちにまた仕事が見つかりますように。
6月初めに30%引きで始まった閉店売りつくしセールは先週には50%引き、そして今週はついに90%引きとなり、売れ残りのある店では開店直後から客が店に集まり、店じまいを大いに助けています。
すでにフランクフルトの店は完売と共に閉店してしまっていますが、小さな町ではまだ売れ残りがある店があり、今日もレジの前に長い列ができました。
うちの町の店は先週半ばの時点で商品棚がほとんどガラガラだったのですが、もちっと田舎の方の店にはまだ商品が残っていると聞いて、今朝は開店時間に合わせて行ってきました。
小さな町に似合わず大きな店で、結構商品が残っていたのでびっくり。
まず猫ご飯を見て、薬や化粧品などもまだ選べるくらいの残り具合でした。
こんなもんでいいだろうとレジに並んだら、前に並んでる人たちはショッピングカートを一杯にしてる(さすがだ)!
レジが一つしかないから一人終わるのに時間がかかり、後ろにはだんだん長い列ができてきて、私がやっとこさお金を払い終わったころには、すでに1時間も経過してました~
支払ったのは5.80ユーロ。
ということは、58ユーロ分の買い物をしたことになるわけです。
咳止めや目薬の他にお手入れクリームなんかも手に入って、すっごくお得気分~♪♪
閉店日の27日は13時でお終いと聞きましたが、その日は朝から全商品20セントになるそうです。2ユーロ以下の商品は90%引きだと思うけど、2ユーロ以上の商品だと95%引きとかになるわけです。
現在も各店舗で売れ持っているのは、ヘア飾りやストッキング、リンス、ヘアダイ、グリーティングカードなんかですが、これももうすぐ完売になるかも・・・
ダンナもうちの町の店を覗いてきて、リンスをたくさん買い込んできました。
「これ、シャンプーじゃないよ。リンスだよ。」
と言ったら、「え・・・」と一瞬絶句。
やっぱり、シャンプーだと思って買ったんだ~(^^;)
ドイツに来てからずっと見慣れていたSchlecker が消えてなくなるのは、やはり寂しいもんです。
グループ傘下の「Ihr Platz」も身売りはスムーズにいっておらず、この先どうなることやら。
Rossmann がSchlecker 従業員のうち1900人を引き取ったようですが、失業した人たちはまだまだたくさんいるわけで、この厳しい時にすぐ次の仕事を見つけられるのかどうか・・・
大変なことになってしまいましたが、元従業員の人たちにまた仕事が見つかりますように。
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
ブロ友のラーダさんが、日本から贈り物を送ってくださいました。
本当は旅先で買ってくださったお菓子を送ろうとしたそうなのですが、郵便局で「食品は送り返されることがある」と言われ、せっかく荷造りした封筒をもう一度家に持って帰ってお菓子を取り出したのだそうです。
去年の地震以降、日本食品の輸入を規制する国がたくさん出ましたが、ドイツも然り。
1年たってだいぶ緩和されていますが、規制は今年の10月末まで延長されたそうです。
まったく、日本はいつ放射能汚染国の汚名を返上できるんでしょうかねえ・・・(ため息)
そこで、ふと思いつきました。
日本から食品を送ったら、送り返されるのか、それともちゃんと着くのか、実験してみよう!
さっそく実家に電話して、小さめのお菓子を送ってくれるように頼みました。
ラーダさんから荷物を送ったとの連絡が来た1週間後には、実家からも実験のお菓子が出発。
どちらもSAL便ですが、ドイツにはSAL便がなくて航空便扱いになるので、荷物の到着は1週間後の予定です。
が、ラーダさんの荷物がなかなかやってこないうちに、遅く出したはずの実家の荷物が届いてしまった・・・![](/emoji/V/437.gif)
おやあ、ラーダさんの荷物、どうしたんだろう?
もう2週間経ってるのに、なぜ来ないんだあ~
住所も間違ってないし、食品が入ってるわけでもないのに、どこに行っちゃったんだよ~?
思いっきり心配して、まだ来ていない旨をラーダさんにも報告した翌日、
おっとり刀でご到着されました。
別に税関で開封された様子もないし、封筒はどこにも異常はないのに、なぜ2週間もかかったんでしょ?
もしかして、大阪と東京では日本を出るまでにかかる時間が違うとか?
そこらへん、未だに謎ではありますが、無事着いたんだから良しとしよう!
実家から来たお菓子は、税関をフリーパスしました。
小さい箱が一つだから、問題なかったのかな?
箱の中の写真は到着した時のままの状態です。
数個が横を向いてるけど、箱がしっかりしていて中身が動かないようになっているので、お菓子も崩れてませんでした。
父が、おもちを送ったと言っていたので期待していたら・・・
お菓子の説明書きには、ヨーロッパのレシピ云々と書いてある。
日本から来たお菓子がヨーロッパのお菓子って・・・・・・・・・・
ちなみに、お菓子はフルーツ味で、緑はバナナの味がしました。
そして、ラーダさんからの封筒の中には、素敵なものが入っていましたよん。
![贈り物](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340315282)
おお、張子犬猫と蛍と電車と宮部本だあ~!
まずはハンドタオルに見とれました。
こんな柄の猫っていたっけ?
とよく見たら、柄が張子犬じゃない~
か、かわゆい・・・・・・
こんな柄の猫に会ってみたいぞ~
次は蛍のカード。
こういう組み立て式のカードはよくあるけど、この籠の中に入っている蛍は光るんだそうです。
![蛍の籠](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340315286)
たくさん蛍が入っている籠
![光る蛍](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340315289)
カードだから動かないけど、雰囲気ありますねえ。
本も「おおおっ!」ものでした。
この間出たばかりの最新刊を見つけてくださいましたか~
すぐ読んだらもったいないから、あとまで置いておこうっと。
ご飯のときに好きなオカズを最後まで残しておくのと同じね![](/emoji/V/439.gif)
そして最後は小さくて、上の写真ではよくわからないけど、マニアっぽいものでした。
電車マニアの息子に買ってくださったのがすぐわかる。
だって、昔夜行列車を引っ張っていた電気機関車なんだもん。
![ef65535](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340349347)
キティーちゃんも機関士(車掌?)の服着てる~
電車バカの息子は、これを見てすぐに「貨物列車を引っ張ってるヤツだ」と解説しよりました。
夜行列車も次々に廃車となり、今では貨物列車だけに使用されているようです。
昔の夜行急行「銀河」はこれに引っ張られてたんですけどねえ・・・
ラーダさん、素敵な贈り物をありがとうございましたっ!
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
さて、上は今いただいたものですが、2月に日本で頂いたものも一緒にご披露しちゃいます。
日本的で、ご利益がありそうなものもあって、福々しいじゃあありませんか。
本当はおせんべいも貰ったけど、あれはあっという間になくなってしまいましたわん。
![gift-1.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340315277)
ミニ熊手に熊手の根付は、招き猫の財布に入れるともっといいかも
もひとつ、帰国した時に友人たち相手に商売させていただいた、ラーダさんの作品もご紹介!
器用な方ですから、細かい仕事もきれいに仕上げてらっしゃいます。
先に売れてしまい、写真に撮り損ねた作品があるのが残念!
![rahda_schmuck](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340349356)
ネックレスの名前はビクトリア。ゴージャスでしょ。お嫁に行きましたよ
![rahda_schmuck](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1340349361)
このネックレスのトップは、インドの額飾りのティカを利用
お嫁に行った後も、写真があるとどんな作品だったか思い出せます。
実は、下の写真のネックレスは自分用にしようかと思ったんですが、根っからの商売人で、売れ残ったらでいいやと友人に見せたら、売れちゃいました。
とうことで、幻のネックレスと相成りました。
ラーダさん、また今度お願いしますね~
ラーダさんの作品に興味を持たれた方は、ぜひラーダさんのブログへお越しくださいませ。
ラーダ・ドゥーナのZAKKAスクラップ
本当は旅先で買ってくださったお菓子を送ろうとしたそうなのですが、郵便局で「食品は送り返されることがある」と言われ、せっかく荷造りした封筒をもう一度家に持って帰ってお菓子を取り出したのだそうです。
去年の地震以降、日本食品の輸入を規制する国がたくさん出ましたが、ドイツも然り。
1年たってだいぶ緩和されていますが、規制は今年の10月末まで延長されたそうです。
まったく、日本はいつ放射能汚染国の汚名を返上できるんでしょうかねえ・・・(ため息)
そこで、ふと思いつきました。
日本から食品を送ったら、送り返されるのか、それともちゃんと着くのか、実験してみよう!
さっそく実家に電話して、小さめのお菓子を送ってくれるように頼みました。
ラーダさんから荷物を送ったとの連絡が来た1週間後には、実家からも実験のお菓子が出発。
どちらもSAL便ですが、ドイツにはSAL便がなくて航空便扱いになるので、荷物の到着は1週間後の予定です。
が、ラーダさんの荷物がなかなかやってこないうちに、遅く出したはずの実家の荷物が届いてしまった・・・
![](/emoji/V/437.gif)
おやあ、ラーダさんの荷物、どうしたんだろう?
もう2週間経ってるのに、なぜ来ないんだあ~
住所も間違ってないし、食品が入ってるわけでもないのに、どこに行っちゃったんだよ~?
思いっきり心配して、まだ来ていない旨をラーダさんにも報告した翌日、
おっとり刀でご到着されました。
別に税関で開封された様子もないし、封筒はどこにも異常はないのに、なぜ2週間もかかったんでしょ?
もしかして、大阪と東京では日本を出るまでにかかる時間が違うとか?
そこらへん、未だに謎ではありますが、無事着いたんだから良しとしよう!
実家から来たお菓子は、税関をフリーパスしました。
小さい箱が一つだから、問題なかったのかな?
箱の中の写真は到着した時のままの状態です。
数個が横を向いてるけど、箱がしっかりしていて中身が動かないようになっているので、お菓子も崩れてませんでした。
父が、おもちを送ったと言っていたので期待していたら・・・
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ゴンチャロフのゼリー菓子じゃないのさ!(クリックで拡大)
お菓子の説明書きには、ヨーロッパのレシピ云々と書いてある。
日本から来たお菓子がヨーロッパのお菓子って・・・・・・・・・・
ちなみに、お菓子はフルーツ味で、緑はバナナの味がしました。
そして、ラーダさんからの封筒の中には、素敵なものが入っていましたよん。
おお、張子犬猫と蛍と電車と宮部本だあ~!
まずはハンドタオルに見とれました。
こんな柄の猫っていたっけ?
とよく見たら、柄が張子犬じゃない~
か、かわゆい・・・・・・
こんな柄の猫に会ってみたいぞ~
次は蛍のカード。
こういう組み立て式のカードはよくあるけど、この籠の中に入っている蛍は光るんだそうです。
たくさん蛍が入っている籠
カードだから動かないけど、雰囲気ありますねえ。
本も「おおおっ!」ものでした。
この間出たばかりの最新刊を見つけてくださいましたか~
すぐ読んだらもったいないから、あとまで置いておこうっと。
ご飯のときに好きなオカズを最後まで残しておくのと同じね
![](/emoji/V/439.gif)
そして最後は小さくて、上の写真ではよくわからないけど、マニアっぽいものでした。
電車マニアの息子に買ってくださったのがすぐわかる。
だって、昔夜行列車を引っ張っていた電気機関車なんだもん。
キティーちゃんも機関士(車掌?)の服着てる~
電車バカの息子は、これを見てすぐに「貨物列車を引っ張ってるヤツだ」と解説しよりました。
夜行列車も次々に廃車となり、今では貨物列車だけに使用されているようです。
昔の夜行急行「銀河」はこれに引っ張られてたんですけどねえ・・・
ラーダさん、素敵な贈り物をありがとうございましたっ!
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
![](/emoji/E/31.gif)
さて、上は今いただいたものですが、2月に日本で頂いたものも一緒にご披露しちゃいます。
日本的で、ご利益がありそうなものもあって、福々しいじゃあありませんか。
本当はおせんべいも貰ったけど、あれはあっという間になくなってしまいましたわん。
ミニ熊手に熊手の根付は、招き猫の財布に入れるともっといいかも
もひとつ、帰国した時に友人たち相手に商売させていただいた、ラーダさんの作品もご紹介!
器用な方ですから、細かい仕事もきれいに仕上げてらっしゃいます。
先に売れてしまい、写真に撮り損ねた作品があるのが残念!
ネックレスの名前はビクトリア。ゴージャスでしょ。お嫁に行きましたよ
このネックレスのトップは、インドの額飾りのティカを利用
お嫁に行った後も、写真があるとどんな作品だったか思い出せます。
実は、下の写真のネックレスは自分用にしようかと思ったんですが、根っからの商売人で、売れ残ったらでいいやと友人に見せたら、売れちゃいました。
とうことで、幻のネックレスと相成りました。
ラーダさん、また今度お願いしますね~
ラーダさんの作品に興味を持たれた方は、ぜひラーダさんのブログへお越しくださいませ。
![](/emoji/E/316.gif)
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
カッパドキアは異様な姿の奇岩で有名ですが、実はもっとすごいものが地下に隠されています。
カッパドキアは昔から何度も侵略者によって攻撃され、支配者が何度も変わりました。
外からの攻撃から身を守るために、住民は奇岩に穴を掘って隠れ家を作り、何かあった時には青の中に隠れていましたが、それは奇岩のある地方だけ。
台地の町々では地下を掘り進み、巨大なシェルターを作り上げました。
最近あちこちで小さい地下都市が発見され、その数は合計200にも及ぶようです。
その中で、観光客に開放されているのはDerinkuyu とKaymakli の地下都市です。
どちらもNevsehir の南方に位置します。
日本のツアーバスは時間の関係か、カイマクルを見学するようですが、規模はデリンクユのほうがはるかに大きく、入場料も同じなので、お時間のある方は是非デリンクユの方を見学してください。
地図は下を参照してください。
クリックするとWikipedia の地図ページに飛びます。
![カッパドキア地図](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1334605727?w=200&h=139)
カッパドキア(Wikipediaより)
左の写真は、デリンクユの地下都市博物館にかかっていた、カッパドキア各博物館の料金表です。
博物館の名前はトルコ語だけど、有名なところしか載っていないので、どこの博物館かはすぐわかります。
クリックで拡大して見てください。
ということで、今日はデリンクユの地下都市のご紹介です。
その前に、ギョレメの変事を一つ。
この日は旅行4日目で、3月最後の日でした。
明日からシーズンになるというのに、なんと前日の夜から雪になりました。
なんでも、普通は3月に雪が降るなんてことはありえないそうなのですが、降ってしましました。
![3月の雪に煙るギョレメ](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667812)
手前の黒っぽい所を見ると、雪が映ってるのがよくわかる
デリンクユに行くには、バスに乗ってカッパドキア地方最大の町であるNevsehir (ネブシェヒア)で乗り換えますが、途中の道にも雪が積もってる。
![雪の積もる道路](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667819)
昨夜からの雪が積もる道路
バスはネブシェヒアに入って少しすると、バス停に来ます。
バスの運転手に「デリンクユに行きたい」と言っておけば、間違いありません。
降りるときには、帰りのバスは1時間ごとにあるからと教えてくれました。
ここに1個2リラのドナーケバブ屋があるので、待っている間に食べることもできます。
![nevsehir_busstop](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667824)
これがバスの停留所前。見ただけでは全くわからない
1時間ほどバスに揺られると、デリンクユに到着です。
カイマクルは同じバスで30分ほど走ったところにあります。
バスはバスターミナルに到着するので、そばにある教会を左に見ながら、お土産屋のスタンドに沿って真っ直ぐ歩いて行ってください。
そうすると大きな広場に出ますが、その向こう側が博物館です。
料金の15リラを払い、奥の入り口から地下都市世界へ踏み出します。
最初にあるのは狭い階段。
それをズンズンと下に降りて行きます。
階段は果てしなく下へ伸びていますが、その途中に石で作られたドアが何か所か作られていました。丸い石臼状の石が道の横に設置してあり、敵が攻めてきたら石臼で入口を閉めて、地下都市への侵入を防いでいたんだそうです。
この地下都市の最深地は地上から55メートルもあります。
カッパドキアの地形は火山の爆発で降り注いでできた凝灰石でできており、どこまで掘っても柔らかい岩だらけなので、こんな大きな地下都市を掘り上げることができたんですね。
![地下都市に続く階段](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667883)
人が一人通れる狭さの階段が延々と続く
![石臼ドア](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667872)
丸い石臼を動かせば、地下都市を敵から守ることができた
地下都市には3000人が住める施設があり(5万人という説もある)、住居や倉庫、教会、集会所に家畜小屋まであり、ワイン醸造やオイル製造もしていたようです。
これだけの大規模な都市だったので、いったん地下に潜ると半年ほども地下に住むことが可能だったと言われています。
穀類は粉にして持ち込み、その他の食糧は保存できるように加工しておいたんでしょうね。
当然空気穴もあちこちに伸びており、観光客が地下5階まで下っても息苦しさは全く感じられません。
![地下都市の空気口](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667900)
これが地下都市の空気口。最深地まで通っている。横穴は他の洞窟に続いている
![デリンクユ地下都市](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667890)
通路のジャンクション
![デリンクユ地下都市](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667895)
地面にある穴は空気口かな
![デリンクユ地下都市](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667904)
宗教学校への入り口
![地下都市の宗教学校](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339667908)
下層部にある宗教学校
Youtube にテレビ番組のデリンクユ地下都市特集が出ていたので、ここに持ってきました。
全部見ると結構長いですが、これから行く人には格好の情報源です。
最初のビデオには、カッパドキアの地形がどうして出来上がったかの説明もされています。
カッパドキアは昔から何度も侵略者によって攻撃され、支配者が何度も変わりました。
外からの攻撃から身を守るために、住民は奇岩に穴を掘って隠れ家を作り、何かあった時には青の中に隠れていましたが、それは奇岩のある地方だけ。
台地の町々では地下を掘り進み、巨大なシェルターを作り上げました。
最近あちこちで小さい地下都市が発見され、その数は合計200にも及ぶようです。
その中で、観光客に開放されているのはDerinkuyu とKaymakli の地下都市です。
どちらもNevsehir の南方に位置します。
日本のツアーバスは時間の関係か、カイマクルを見学するようですが、規模はデリンクユのほうがはるかに大きく、入場料も同じなので、お時間のある方は是非デリンクユの方を見学してください。
地図は下を参照してください。
クリックするとWikipedia の地図ページに飛びます。
カッパドキア(Wikipediaより)
博物館の名前はトルコ語だけど、有名なところしか載っていないので、どこの博物館かはすぐわかります。
クリックで拡大して見てください。
ということで、今日はデリンクユの地下都市のご紹介です。
その前に、ギョレメの変事を一つ。
この日は旅行4日目で、3月最後の日でした。
明日からシーズンになるというのに、なんと前日の夜から雪になりました。
なんでも、普通は3月に雪が降るなんてことはありえないそうなのですが、降ってしましました。
手前の黒っぽい所を見ると、雪が映ってるのがよくわかる
デリンクユに行くには、バスに乗ってカッパドキア地方最大の町であるNevsehir (ネブシェヒア)で乗り換えますが、途中の道にも雪が積もってる。
昨夜からの雪が積もる道路
バスはネブシェヒアに入って少しすると、バス停に来ます。
バスの運転手に「デリンクユに行きたい」と言っておけば、間違いありません。
降りるときには、帰りのバスは1時間ごとにあるからと教えてくれました。
ここに1個2リラのドナーケバブ屋があるので、待っている間に食べることもできます。
これがバスの停留所前。見ただけでは全くわからない
1時間ほどバスに揺られると、デリンクユに到着です。
カイマクルは同じバスで30分ほど走ったところにあります。
バスはバスターミナルに到着するので、そばにある教会を左に見ながら、お土産屋のスタンドに沿って真っ直ぐ歩いて行ってください。
そうすると大きな広場に出ますが、その向こう側が博物館です。
料金の15リラを払い、奥の入り口から地下都市世界へ踏み出します。
最初にあるのは狭い階段。
それをズンズンと下に降りて行きます。
階段は果てしなく下へ伸びていますが、その途中に石で作られたドアが何か所か作られていました。丸い石臼状の石が道の横に設置してあり、敵が攻めてきたら石臼で入口を閉めて、地下都市への侵入を防いでいたんだそうです。
この地下都市の最深地は地上から55メートルもあります。
カッパドキアの地形は火山の爆発で降り注いでできた凝灰石でできており、どこまで掘っても柔らかい岩だらけなので、こんな大きな地下都市を掘り上げることができたんですね。
人が一人通れる狭さの階段が延々と続く
丸い石臼を動かせば、地下都市を敵から守ることができた
地下都市には3000人が住める施設があり(5万人という説もある)、住居や倉庫、教会、集会所に家畜小屋まであり、ワイン醸造やオイル製造もしていたようです。
これだけの大規模な都市だったので、いったん地下に潜ると半年ほども地下に住むことが可能だったと言われています。
穀類は粉にして持ち込み、その他の食糧は保存できるように加工しておいたんでしょうね。
当然空気穴もあちこちに伸びており、観光客が地下5階まで下っても息苦しさは全く感じられません。
これが地下都市の空気口。最深地まで通っている。横穴は他の洞窟に続いている
通路のジャンクション
地面にある穴は空気口かな
宗教学校への入り口
下層部にある宗教学校
Youtube にテレビ番組のデリンクユ地下都市特集が出ていたので、ここに持ってきました。
全部見ると結構長いですが、これから行く人には格好の情報源です。
最初のビデオには、カッパドキアの地形がどうして出来上がったかの説明もされています。
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今日は、個人旅行をする人たちのために、ギョレメからのバスの時刻表を紹介します。
と言っても、別にパンフレットがあるわけではなく、各バス会社の前にある時刻表看板を写真に撮っただけです。
インターネットで時刻を調べることも可能ですが、トルコ語しかないサイトもあってなかなかやりにくいので、この時刻表写真は活用できると思います。
まずは、ギョレメのセンターにあるバスターミナルの写真です。
バスの発車時刻になると、たくさんの個人旅行者がこのターミナルに集まります。
私が通りかかった時はちょうど、パムッカレ行きのバスが来ていました。
各地と相当離れているため、バスはほとんどが夜行バスです。
だから、昼間はとっても暇そうです。
![ギョレメ バスターミナル](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339661378)
右から、Metro、ツアー会社、Süha、Nevsihir、Kentの代理店
バスターミナルの反対側には、ミニバスの停留所があります。
Nevsehir 、Uchisar、 Avanos 方面へそれぞれ1時間ごとくらいで出ています。
詳しい時間はバスの運転手に聞いてください。
![ギョレメ ミニバスターミナル](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339661383)
写真はNevsehir 行きのミニバス
この日はちょうど、恰好の観光写真モチーフが歩いていました。
こういう風景に会ったのはこの日だけ。
運がよかったみたい。
さて、本題の時刻表です。
各社ごとにまとめてあります。写真をクリックすると拡大します。
Metro
![metro時刻表](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/50645b5025441fb101072b925de1fa4e/1339661397?w=225&h=300)
Süha
Nevsehir
Kent
毎日1便しかバスがないルートがたくさんあるので、予約は数日前にしておきましょう。
ギョレメに2日しか滞在しない人は、現地到着前に予約しておくほうがいいかもしれません。
特に夏場は混みあうので、ホテルも事前予約のほうが安心です。
と言っても、別にパンフレットがあるわけではなく、各バス会社の前にある時刻表看板を写真に撮っただけです。
インターネットで時刻を調べることも可能ですが、トルコ語しかないサイトもあってなかなかやりにくいので、この時刻表写真は活用できると思います。
まずは、ギョレメのセンターにあるバスターミナルの写真です。
バスの発車時刻になると、たくさんの個人旅行者がこのターミナルに集まります。
私が通りかかった時はちょうど、パムッカレ行きのバスが来ていました。
各地と相当離れているため、バスはほとんどが夜行バスです。
だから、昼間はとっても暇そうです。
右から、Metro、ツアー会社、Süha、Nevsihir、Kentの代理店
バスターミナルの反対側には、ミニバスの停留所があります。
Nevsehir 、Uchisar、 Avanos 方面へそれぞれ1時間ごとくらいで出ています。
詳しい時間はバスの運転手に聞いてください。
写真はNevsehir 行きのミニバス
この日はちょうど、恰好の観光写真モチーフが歩いていました。
こういう風景に会ったのはこの日だけ。
運がよかったみたい。
さて、本題の時刻表です。
各社ごとにまとめてあります。写真をクリックすると拡大します。
Metro
Süha
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Nevsehir
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Kent
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毎日1便しかバスがないルートがたくさんあるので、予約は数日前にしておきましょう。
ギョレメに2日しか滞在しない人は、現地到着前に予約しておくほうがいいかもしれません。
特に夏場は混みあうので、ホテルも事前予約のほうが安心です。
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