旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
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先週のある、雨上がりの深夜のことです。庭のほうで猫の喧嘩が発生。
ふぎゃー、ぐわー、ぎゃうっ、と、恐らくは二件隣の猛獣、ディエゴがうちの子猫たちを攻撃するような声が、静かな夜に鳴り響きました。
最初の「ふぎゃー」のあと1匹がすごい速さでうちに帰ってきて、テラスのドアを抜けるとそのまま居間を通り抜けて、2階まで一直線。
そのあと続けて「ぐあー、ぎゃうっ、ふぎゃー」とディエゴが喚くところをみると、もう1匹がディエゴに対しているらしい。相手は5歳以上のでかい雄猫、やっと5カ月になったばかりの子猫がかなうはずもなく、下手をすると怪我をする。
あわてて外に猫を探しに行こうとしても、真っ暗で何も見えない。
息子に早く来いと怒鳴って、息子を待つ間もディエゴの攻撃の声は続き、焦りだけが膨れ上がる。
ライトを持ってきた息子が庭の向こう側の駐車場を照らしてみたときには、すでに喧嘩は終わったようでまた元の静けさが舞い戻り、声とともに猫も消え去っていました。
寝ていたダンナがディエゴの声で飛び起き、1匹がまだ帰ってこないとわかるとすぐさま服を着替えて、行方不明になった1匹を道路側に探しに行きました。
みんなが心配している家の中、ダンナが出て行ってしばらくすると、キキが家に無事生還。
雨上がりの茂みを抜けてディエゴから脱出したようで、全身ずぶ濡れでした。
さっそく体を拭いてやって、温かいご飯をあげているころにダンナも帰ってきました。
「ダンナが外に出て行ってしばらくすると帰ってきたよ」と説明すると、「キキを呼んで歩いたから、俺の声を聞いて帰ってきたんだ」とダンナ。
確かにそうかもしれない。
おや、タイトルはミミなのに、喧嘩で怖い眼に遭ったのはキキじゃない。
と思うでしょ?
キキがディエゴに会うのはこれで2度目。結構気の強いキキは帰ってきた時もとっても普通そうな顔で、怖かったなんて素振りはどこにも見せず、ご飯を食べた後は落ち着いていたんですよ。
じゃあなぜ、真っ先に家に逃げて帰ってきたミミが主役なのかというと・・・・・・追記を開けてみよう
息子の腕の中、キキと家族を見ながらも、目は頻繁にドアのほうへ。
尻尾は神経質にビビビと細かく揺れ、床に下ろしてやると、テラスとは反対側のドアのそばに座ってる。
そして、その横にあるソファの中にもぐりこみました。
うちの家具は全部セカンドハンドで、ボロイから猫が何をしようと怒られない、いわば猫天国です。このソファは後ろに張ってある布が両端とも開いていて、そこから猫がソファの中に入り込んで遊ぶという、猫仕様(嘘)のソファなのです。聞耳姉妹もよくこの中で遊んでいるので、気にも留めなかったのですが・・・・・・
みんなが寝室に引きあげる時間になっても、ミミが出てこない。
「キキは2階のベッドに行くよ、ミミもおいで」と人間語でしゃべってもわからないのは当たり前だけど、ミミはじっとソファの一番向こう側にうずくまって、「イ・ヤ」の意思表示。
ここではっきり事態がのみ込めてきました。
初めて怖ーい猛獣、ディエゴに遭遇したミミのショックは大きすぎて、怖くてソファから出ていけないんです。
怖がりミミちゃん、ディエゴの一声で震えあがり、ディエゴから一番遠い、家の中の2階に疾風のごとく逃げて帰ってきた。家の中で一番安全な場所を探して、それでもディエゴが来るかもしれないから、怖くて出ていけない!
これぞまさしく、恐怖の初体験!
あまりの恐がりぶりに、無情な飼い主は失笑してしまった。
家の中で安全だとキキも感じているのに、ミミはそれを信用していないらしい。
これは猫のパニックと言っていいのではないでしょうか。
仕方ないのでそのままにして、私たちは2階へ引き上げました。
後で気がつくと、ベッドの上ですやすや眠るキキの隣で、ミミも一緒に寝てました
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Trauma
くろろさん宅の猫ちゃんたち、家族みんなに大事にされていて幸せですね。(^_^)
Noraさんへ
動物は人間ほど込み入った脳をもっていないから、ふとしたきっかけ、はないんじゃないかなあ。
外を出歩く猫には危険がいっぱいです。
毒殺された猫の話も聞いたし、猫の喧嘩で怪我をする猫もいるし、車に轢かれる猫も後を絶ちません。
私たちにできるのは、運を祈るだけ。歯がゆいですよ。
去年の悲しい思いはもう味わいたくない。実のところ、毎日心配しています。
唯一つ祈るのは、車に轢かれないでくれ。
しかし、聞き耳姉妹はお嬢様かと思ったら、えらいお転婆でした。
壁紙が猫の爪とぎになってるー