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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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2009/01/31 (Sat)
英語早期教育 息子の場合
まるで息子に勉強させたみたいなタイトルですが、実は知らぬ間になっていたというお話です。
私がドイツに来て間もなく息子が生まれたのですが、その当時はドイツ語を習い始めたばかりで、ダンナと英語で会話してました。
当時同居していたダンナのおばあちゃんとも、身振り手振りで意思の疎通をはかるぐらいでした(笑)
結構長い期間、5、6年間位英会話は続きました。そのあと私がドイツ語で話し始めてからも、ダンナは英語で返事してました(笑)英語を忘れないためだそうです。
注)小さい町なので、Volkshochschule(市民大学)に週1回通っていました。大きな町に行けばゲーテとかもありましたが、1時間1本の電車だし、赤ん坊を抱えているしで、遠出できませんでした。

息子が1歳半くらいの頃、近くのアメリカ軍基地に住む日本人女性と知り合いになり、お互いに遊びに行くようになりました。
彼女も似たような子供がいてその子に英語で話していたので、それが感染してしまった私は部屋を出て行こうとした息子に「ここにいなさい」とドイツ語でいう代わりに「stay here」と言ってしまいました。
いつもママにへたくそなドイツ語で話しかけられていた息子は、ドアの前で立ち止まるとじっと私を見た後、部屋を出ていくのを止めました。
それを見て驚いたのは友人です。
「英語が分かるのね?!」
実は私もびっくりしました。英語で話しかけたことは一度もなかったのに、息子は両親の会話を聞いていたんです。

時間は過ぎて11年後くらい。学校で英語の授業が始まって2年目だったかしら、先生がネイティブの方に変わりました。
readingでいつも最高点をくれた先生は、息子の英語を聞いて驚きました。
「あなた、私の町の訛りで話すじゃない?!」
ええええーーーーー!どこからどうやったらそうなるんですか?
家で英会話を聞いて育ったけれど、英語のthの発音は私が教えたけれど、私たちは先生の町なんて知りませんよ!

英語は息子の得意科目です。テストの前には、私がドイツ語で書いた文章を英語に翻訳させていましたが、息子が「ちょっと」と私を呼んでドイツ語の間違いを指摘するのが常でした(^^;)
去年、何人目かの英語の先生になりました。この先生はドイツ人ですが、少し変わったタイプの人で、総合的な英語力のテストを実施しました。
懇談会のときに先生に聞かれたのは
「あなたは外国人ですね。お宅でよく英語を使用しているのですか?」
「いいえ、全然」
「・・・・・・え?」
息子の英語力から、先生は家庭で英語をよく使っていると思ったんですね。
どう理解していいのか分からない、不思議だという顔で私を見つめました(笑)

小さい頃は、息子を連れて海外に旅行したこともあります。でも、大きくなってからは、両親は旅行でも息子は家で一人コンピューター三昧です。
ゲームに限らず、いろいろな情報、プログラムソフト、英語のサイトもたくさんあります。
特別に教育したわけではないのに、息子はいつの間にか英語を吸収していました。
環境というのは大きな影響力をもつものだと、心から思います。

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やり方なのかなぁ?!

なるほど、くろろさんの息子さんのケースから考えると、外国語の早期教育って意味があるのですねぇ。

むかし、家庭教師で教えてた中学生の女の子の英語の文法があまりにもひどくて大変でした。かなり早い段階でつまずいているようなので、理由を尋ねたところ、子供のころから英会話学校に行っていて、中学で始まった学校での英語の勉強をなめていたら、まったくわからなくなったということのようでしたその子は中途半端にやっていたからダメだったのでしょうかねぇ。

今、日本では英語教育に力を入れ始めていますので、おそらく後10年位したら英語は話せて当たり前という時代が来るかもしれません。未来の世代に期待ですね

そうですね

母国語は耳で覚えるものですし、外国語も同じ環境があれば覚えやすいです。
地域によって言語が変わる国もありますから(スイスやカナダ)、そういう国では2ヶ国語を話すのが必須になりますしね。

>むかし、家庭教師で教えてた中学生の女の子の英語の文法があまりにもひどくて大変でした。
実は息子も文法は苦手な方でした。なぜかと言うと、文法の名前を覚えなくてはいけなかったからです。会話はそんなもの要りませんしね。
それに、変化の方式がどうだの、規則がどうだの、みんな英会話では習わないことです。
その女の子はそこで躓いたんだと思います。

日本の学校の英語教育では会話はできないと昔から批判されていましたが、教育方法が変わらないとずっと同じだと思います。日本の英語教育が前進するように、期待したいですね。
  • from くろろ |
  • 2009/02/01 (08:17)
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