旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
2024/11/22 (Fri)
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2011/06/06 (Mon)
ノルマンディーの古都、Granville
またフランス旅行記です。
モン・サン・ミシェルを後にして、この日の宿泊地であるGranville(グランヴィル)にやってきました。
ここはフランス人のバカンス地で、世界的に有名なデザイナー、クリスチャン・ディオールの生地でもあります。
大きなヨットハーバーと小さな半島がグランヴィルの観光ポイント
北側と南側にビーチがあるので、夏はバカンス客で賑わいますが、イースターはまだシーズンではないようで、静かなものでした。
半島の先端に灯台があり、半島を半周する散歩道を歩くといい気持ちです。
グランヴィル西方の海上に浮かぶジャージー島は、ジャージー牛の原産地で、衣類のジャージーの語源にもなっています。島の漁師の作業服の生地だったそう。
グランヴィルから20kmしか離れていませんが、英国王室属領です。
ノルマンディー公が9世紀にイギリスを征服して、ノルマンディーとイギリスが一つの国になった後、11世紀にフランス王にノルマンディーを奪われましたが、イギリス側に残ったのがジャージー島だそうです。
半島の全景写真がWikipediaにあったので持ってきました(右写真)
クリックで拡大させると、細部もよくわかります。
半島の北側は崖になっていて、引き潮になると、岩場が水上に現れます。
遊歩道が完備されているので、私たちも半島の先端の灯台からぐるりと歩いてみることにしました。
旧市街地のある高台から見たグランヴィル市
引き潮だったので、半島北側の海岸線の岩場がむき出しになっていた
さて、この散歩道を歩いている最中に、思いがけないものに出くわしました。
中世のお城をたくさん見学した人なら、はは~ん!と来ると思いますが、下の矢印の部分です。
これはなんだ?
旧市街を囲む古い城壁の上にぽツンとあるこの建物に近づいてみると、下のようになっている。
似たようなものをどこかの城壁かお城の外壁で見たことのある方なら、これが何なのかすぐにわかるはず。
答えは反転してます→(トイレ)
分かりました?
昔はお城の外は森や崖だったので、苦情をいう人間もいませんでしたが、ここも恐らく壁の外は直接海だったんでしょうね。
昔はどこもこういう方式だったんですよ。
城壁の中は旧市街。
ここにはノルマンディー地方特有の石造りの家がたくさんあります。
というか、石造りの建物しかない。
どんな家かと楽しみにしていたのですが・・・
人っ子一人いない旧市街
質素な田舎の建物としか思えな~い。
風情があるかと聞かれれば、ないとしか答えられない、素っ気のない建物ばかりで、がっくり。
それに、道を歩いているのは私たちだけ。
レストランもないから余計なのかもしれないけど、住民はすでに寝てしまったんじゃないかと思えるくらいし~んとしていて、物音ひとつしない・・・
街の賑やかさは新市街に移ってしまったんですね。
この新市街、一方通行がやたらに多くて、行きたい方角に真っ直ぐ行けません。
例によって、携帯のカーナビを利用して郊外にあるホテルまで帰ったのですが、新市街地をくねくねと、まるで迷路のように曲がりながら走りました。
こんなの、カーナビなしで走る旅行者は絶対迷子になっちゃうよ・・・
モン・サン・ミシェルを後にして、この日の宿泊地であるGranville(グランヴィル)にやってきました。
ここはフランス人のバカンス地で、世界的に有名なデザイナー、クリスチャン・ディオールの生地でもあります。
大きなヨットハーバーと小さな半島がグランヴィルの観光ポイント
北側と南側にビーチがあるので、夏はバカンス客で賑わいますが、イースターはまだシーズンではないようで、静かなものでした。
半島の先端に灯台があり、半島を半周する散歩道を歩くといい気持ちです。
グランヴィル西方の海上に浮かぶジャージー島は、ジャージー牛の原産地で、衣類のジャージーの語源にもなっています。島の漁師の作業服の生地だったそう。
グランヴィルから20kmしか離れていませんが、英国王室属領です。
ノルマンディー公が9世紀にイギリスを征服して、ノルマンディーとイギリスが一つの国になった後、11世紀にフランス王にノルマンディーを奪われましたが、イギリス側に残ったのがジャージー島だそうです。
半島の全景写真がWikipediaにあったので持ってきました(右写真)
クリックで拡大させると、細部もよくわかります。
半島の北側は崖になっていて、引き潮になると、岩場が水上に現れます。
遊歩道が完備されているので、私たちも半島の先端の灯台からぐるりと歩いてみることにしました。
旧市街地のある高台から見たグランヴィル市
引き潮だったので、半島北側の海岸線の岩場がむき出しになっていた
さて、この散歩道を歩いている最中に、思いがけないものに出くわしました。
中世のお城をたくさん見学した人なら、はは~ん!と来ると思いますが、下の矢印の部分です。
これはなんだ?
旧市街を囲む古い城壁の上にぽツンとあるこの建物に近づいてみると、下のようになっている。
似たようなものをどこかの城壁かお城の外壁で見たことのある方なら、これが何なのかすぐにわかるはず。
答えは反転してます→(トイレ)
分かりました?
昔はお城の外は森や崖だったので、苦情をいう人間もいませんでしたが、ここも恐らく壁の外は直接海だったんでしょうね。
昔はどこもこういう方式だったんですよ。
城壁の中は旧市街。
ここにはノルマンディー地方特有の石造りの家がたくさんあります。
というか、石造りの建物しかない。
どんな家かと楽しみにしていたのですが・・・
人っ子一人いない旧市街
質素な田舎の建物としか思えな~い。
風情があるかと聞かれれば、ないとしか答えられない、素っ気のない建物ばかりで、がっくり。
それに、道を歩いているのは私たちだけ。
レストランもないから余計なのかもしれないけど、住民はすでに寝てしまったんじゃないかと思えるくらいし~んとしていて、物音ひとつしない・・・
街の賑やかさは新市街に移ってしまったんですね。
この新市街、一方通行がやたらに多くて、行きたい方角に真っ直ぐ行けません。
例によって、携帯のカーナビを利用して郊外にあるホテルまで帰ったのですが、新市街地をくねくねと、まるで迷路のように曲がりながら走りました。
こんなの、カーナビなしで走る旅行者は絶対迷子になっちゃうよ・・・
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No Title
夏だとまた印象が違いそうですね~
もっと賑わってリッチな印象になるのでしょうか
古い城壁の上にポツンとある建物・・・すぐにわかりましたよ~
その当時は個人の家にトイレらしきものはなかったんですかね?
こんな離れたところにあるけど・・・。
桶とかに・・・?
・・・って、あんまり突っ込まない方がいいですね
しかし、こんなに複雑な道だと方向音痴だと大変ですね。
ホテルにやっとの思いでたどりついた頃には老婆になっているかも・・・
ラーダさんへ
レストランはお客で賑わってたしなあ・・・
あれ、すぐにわかりましたか。
何も言われなくても、そのまんまの建物ですよね~
城壁の中側に入ったら、トイレがどんなふうになっているか見てみようと思ったのに、忘れちまいまして・・・
城壁があるから、昔は見張りの兵士が使用していた可能性もありますよ。
公衆トイレだったのかもしれないし、いろいろ想像はできますね。
イギリスでは、昔はベッドの横に容器が置いてあって、朝になると窓から中身を捨ててたって、どこかに書いてありました。
だから、紳士は歩道を歩くときは、女性に道路側を歩かせたとか・・・うへえ
一方通行ばかりの道って、下手をするといつまでたっても目的の方角に行けなかったりするので、困りものです。狭い道路だからそうしないと車が通れないんだけど、カーナビなかったら、ストレスたまりすぎて爆発しますよ~