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カテゴリー「旅行記 ハンブルグとリューベック」の記事一覧
- 2025.02.02 [PR]
- 2013.12.17 リューベックを歩く (町並み)
- 2013.07.10 必見!リューベックの芸術的な市役所
- 2013.06.29 北ドイツ旅行に出発!いざ、リューベックへ
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(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
今年も後わずかとなりました。
今夏は友人が来独し、その準備のためにブログも休止していたため、掲載途中だったハンブルグとリューベックの旅行記が頓挫してしまいましたが、やっぱり年越しをさせるのはどうかと思うので、一気に書いてしまいます。
ということで、突然リューベックの話です。
過去記事はカテゴリー「旅行記 ハンブルグとリューベック」からどうぞ。
北ドイツは建築様式が他の地域と大分違い、黒レンガを使った建物が目を引きます。
前回記事から大分時間がたってしまっているので、もう一度黒レンガの説明をしますと、
北ドイツでは黒いレンガが建物の装飾としてよく使われていますが、これは炭を混ぜた高級レンガです。裕福な家の建物にはこの黒レンガがたくさん装飾として使われており、黒レンガは富の象徴でた。
リューベックは昔貿易で非常に潤っていたため、町のあちこちに黒レンガ造りの建物が見られます。
町を歩けば、昔の栄華を見ることの出来る黒レンガ造りを実に来たたくさんの観光客を見かけますが、中心から少し離れると現在のリューベックを見ることも出来ます。
Wikipedia にはもっときれいな写真があるので、下にもって来ました。
天気がいいと、ましな写真が撮れますね。
次回はリューベックの教会をご紹介します。
今夏は友人が来独し、その準備のためにブログも休止していたため、掲載途中だったハンブルグとリューベックの旅行記が頓挫してしまいましたが、やっぱり年越しをさせるのはどうかと思うので、一気に書いてしまいます。
ということで、突然リューベックの話です。
過去記事はカテゴリー「旅行記 ハンブルグとリューベック」からどうぞ。
北ドイツは建築様式が他の地域と大分違い、黒レンガを使った建物が目を引きます。
前回記事から大分時間がたってしまっているので、もう一度黒レンガの説明をしますと、
北ドイツでは黒いレンガが建物の装飾としてよく使われていますが、これは炭を混ぜた高級レンガです。裕福な家の建物にはこの黒レンガがたくさん装飾として使われており、黒レンガは富の象徴でた。
リューベックは昔貿易で非常に潤っていたため、町のあちこちに黒レンガ造りの建物が見られます。
市内中央部分に立つ、昔の商人たちの家
ドイツ最古の出版社
リューベックの繁華街
1804年建造の学校
町を歩けば、昔の栄華を見ることの出来る黒レンガ造りを実に来たたくさんの観光客を見かけますが、中心から少し離れると現在のリューベックを見ることも出来ます。
レンガ造りだけどモダンな雰囲気の建物
町を囲む川に繋がれたヨット
Wikipedia にはもっときれいな写真があるので、下にもって来ました。
天気がいいと、ましな写真が撮れますね。
空から見たホルスタイン門(Wikipedia より)
河畔に立つレンガ造りの建物(Wikipedia より)
次回はリューベックの教会をご紹介します。
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リューベックは有名な中世の商業組合、ハンザ同盟を作った最初の都市で、当時は北ドイツでも絶大な地位を誇りました。
町は川に囲まれた島になっており、バルト海や北海の交易船が海から町まで入ってきて、交易で非常に裕福だったようです。
現在でも古い家屋がたくさん残り、古い町並みが世界遺産に指定されています。
その中でも、リューベックのシンボルであるホルステン門と並んで有名なのが、1308年に建てられたリューベックの市役所。北ドイツに多いレンガゴシックと呼ばれる建築形式で、ドイツ全国の市役所建築のなかでも特に貴重な建物です。
建物の特徴は黒いレンガ。
建物の装飾としてよく使われていますが、これは炭を混ぜた高級レンガです。裕福な家の建物にはこの黒レンガがたくさん装飾として使われており、黒レンガは富の象徴でた。
ホルステン門にも窓のところに黒レンガが使われていますが、市役所の初期の建物は全部黒レンガで、当時の栄華を感じさせられます。
市役所は中世に立てられた歴史的市役所と後から立てられた部分があり、歴史的市役所は中が見学できます。
見学はガイドツアーになっており、決まった時間以外には中を見ることはできません。
見学時間:月曜~金曜 11時、12時、15時
土曜日 13時半
料金 :大人 4ユーロ
子供、大学生など 2ユーロ
ツアーは歴史的市役所の正面玄関を入ったところから始まります。
外観もなかなかの物ですが、中に入ると感嘆します。
黒レンガと壁に描かれた模様がすばらしい!
時間が来るとオーディエンス広間のドアが開けられ、見学者は中でガイドが来るまで待つことになります。
当時帝国自由都市だったリューベックで一番の権力者は市長で、このオーディエンス広間は市長に謁見するために使われていましたが、そのほかに裁判所としても使われていました。
オーディエンス広間
裁判所としても使われていた
市長と市議会のメンバーがここに集まった
裁判にかけられた市民は有罪か無罪かをここで言い渡されたわけですが、この部屋から出て行くときに、有罪ならドアの右側から、無罪ならドアの左側からというふうに決まっていました。ドアの左右には、この習慣に合わせた装飾もされています。
オーディエンス広間を出ると、もうひとつ部屋を見てから2階へ移動します。
ドイツには有名な市役所がいくつかありますが、ここほどすばらしい階段はなかなかありませんよ。レンガのアーチが美しい曲線を見せてくれ、壁にはすばらしい壁画が見られます。
2階では市議会の議員は使用している部屋は見学できます。
どの部屋も当時の繁栄を伺える、すばらしい作りです。
2階にはさらに、昔の市長の肖像画が廊下に飾られているのですが、その数65枚!
当然、長い廊下にすらりと掛けられています。
ちなみに、初代から現在までの市長は合わせて227人に上ります。
中世から自由都市として市長がいた町ならではですね。
700年の歴史を持つリューベックの市役所は見学者を感嘆させます。
もし北へ行く機会があったら、リューベックの市役所は見逃せませんよ!
次回は他の建物も紹介しますので、リューベックに興味のある方は参考にしてくださいね~
町は川に囲まれた島になっており、バルト海や北海の交易船が海から町まで入ってきて、交易で非常に裕福だったようです。
現在でも古い家屋がたくさん残り、古い町並みが世界遺産に指定されています。
その中でも、リューベックのシンボルであるホルステン門と並んで有名なのが、1308年に建てられたリューベックの市役所。北ドイツに多いレンガゴシックと呼ばれる建築形式で、ドイツ全国の市役所建築のなかでも特に貴重な建物です。
建物の特徴は黒いレンガ。
建物の装飾としてよく使われていますが、これは炭を混ぜた高級レンガです。裕福な家の建物にはこの黒レンガがたくさん装飾として使われており、黒レンガは富の象徴でた。
ホルステン門にも窓のところに黒レンガが使われていますが、市役所の初期の建物は全部黒レンガで、当時の栄華を感じさせられます。
リューベックの市役所。右が歴史的市役所
左の建物の拡大。後から建てたられた
レンガゴシック様式の初期の建物
広場の後ろにあるメイン通り側
中世の窓
きれいに修復されている
市役所は中世に立てられた歴史的市役所と後から立てられた部分があり、歴史的市役所は中が見学できます。
見学はガイドツアーになっており、決まった時間以外には中を見ることはできません。
見学時間:月曜~金曜 11時、12時、15時
土曜日 13時半
料金 :大人 4ユーロ
子供、大学生など 2ユーロ
ツアーは歴史的市役所の正面玄関を入ったところから始まります。
外観もなかなかの物ですが、中に入ると感嘆します。
黒レンガと壁に描かれた模様がすばらしい!
歴史的市役所の正面玄関を入ったところ
玄関右手にある、オーディエンス広間への扉
時間が来るとオーディエンス広間のドアが開けられ、見学者は中でガイドが来るまで待つことになります。
当時帝国自由都市だったリューベックで一番の権力者は市長で、このオーディエンス広間は市長に謁見するために使われていましたが、そのほかに裁判所としても使われていました。
オーディエンス広間
裁判所としても使われていた
市長と市議会のメンバーがここに集まった
裁判にかけられた市民は有罪か無罪かをここで言い渡されたわけですが、この部屋から出て行くときに、有罪ならドアの右側から、無罪ならドアの左側からというふうに決まっていました。ドアの左右には、この習慣に合わせた装飾もされています。
裁判の結果を重々しくするのに効果抜群のドア
オーディエンス広間を出ると、もうひとつ部屋を見てから2階へ移動します。
ドイツには有名な市役所がいくつかありますが、ここほどすばらしい階段はなかなかありませんよ。レンガのアーチが美しい曲線を見せてくれ、壁にはすばらしい壁画が見られます。
2階への階段
途中で方向転換して上っていく
美しいアーチ
2階から階段の壁画を見る
天井のステンドグラス
2階では市議会の議員は使用している部屋は見学できます。
どの部屋も当時の繁栄を伺える、すばらしい作りです。
ハンザの商人たちが商品取引をしていた広間
今は市議会が使用しているんだと思う
上から下まですばらしいデザインです
議員が使用する会議室。中央の人は観光客
会議室の隅にある、これもすばらしい昔の暖炉
2階にはさらに、昔の市長の肖像画が廊下に飾られているのですが、その数65枚!
当然、長い廊下にすらりと掛けられています。
ちなみに、初代から現在までの市長は合わせて227人に上ります。
中世から自由都市として市長がいた町ならではですね。
歴代の市長が飾られた廊下
市の職員はこんなところで毎日仕事してるんだねえ
700年の歴史を持つリューベックの市役所は見学者を感嘆させます。
もし北へ行く機会があったら、リューベックの市役所は見逃せませんよ!
次回は他の建物も紹介しますので、リューベックに興味のある方は参考にしてくださいね~
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
今回から、5月に行った北ドイツの旅行記に入ろうと思います。
観光地はリューベックとハンブルグ。
リューベックはお決まりの定番コースだけど、ハンブルグは2度目なので、定番とは違った観光をしてきました。
今回は序章ということで、リューベックに到着するところまでをご紹介します。
一番最初に、なんで急に北ドイツに行こうと思ったか?なんですが、息子がお誘いをかけてきたことから始まります。
息子はドイツ国鉄のBahn25(遠距離チケットが25%割引になるカード)を持っているんですが、6月末までバーンカード所持者を対象にしたキャンペーン企画があるっていうんです。
なんでも、バーンカード所持者が普通運賃を払えば、同行者が一人無料になるそうで、つまり二人で行けばチケットが半額になる計算。
もちろんバーンカードの25%割引は有効なので、半額運賃も25%引き。
時間とお金さえあれば、こんなうまい話に乗らない手はない。
息子も5月なら学校が暇だというので、今まで行く機会のなかったリューベックに行くことにしました。
リューベックはドイツでは有名な観光地ですが、日本の皆さんには馴染みがないかもしれませんね。なので、地図を用意しました。
リューベックは北海のすぐそば、ハンブルグから電車で40分ほどのところにあります。
地図の尺度を大きくすれば、北ドイツが現れるので、どこらへんかはっきり分かると思います。
Größere Kartenansicht
当日は朝の5時過ぎに起床。
ICE(ドイツ新幹線)が止まる、最寄の駅を6時過ぎに出発です。
同じ路線でも時間や乗り継ぎ電車によって料金が変わってくるので、一番安い電車を探しました。一番高い電車との差は30ユーロ(片道)だから、電車を選ぶのも真剣です。
ICEはシリーズでICE1、ICE2、ICE3とありますが、運転車両以外はみな同じデザインなので面白みがない。それでもドイツの鉄夫、鉄子は熱狂的ですが(うちの息子も)、日本へ行ったらみんな唖然なんじゃないかなあ・・・
乗ったことのある人は車内を知ってると思いますが、乗ったことのない方用に写真を撮ってきました。
日本の新幹線よりもはるかに素敵な車内です。
車両と席によっては、座席にノートパソコン用の電源があったり、飛行機並みに音楽チャンネルが聞ける穴があったりします。
椅子は固定式なので、全員進行方向というわけではないけれど、坐り心地は新幹線よりはるかにいいし、なんといっても車内が静か。
ICEは客車を運転車両が引っ張っているので、日本の新幹線のように煩くないんです。
出発から4時間ほどでハンブルグの中央駅に到着です。
駅の前後にある階段を上ると、ファーストフード店やスーパー、お店などが並んでます。
駅にスーパーがあるのは重宝しますね。
24時間オープンのマクドナルドもね。
ここからリューベック行きの列車に乗り換えなんですが、路線上の高架橋にトラックがぶつかったそうで、30分ほどの遅れが出ていました。橋に大きな損傷はないけれど、橋が安全かどうか確認できるまではすべての列車が待機となります。
列車の中で待つのも暇だったので、車内をパチリ。
フランクフルト近郊の列車はライトが白いけど、ここのは青いのがなんか新鮮~
実はこれ、2階建て列車の上部席です。
ドイツの大都市では、近郊によく2階建て列車が走ってます。
近郊から仕事に来る人が多いので、ラッシュアワーともなると2階建てでも満員になり、立つ人もたくさんです。
さて、ようやく高架橋の安全が確認され、列車が動きだしました。
やっとリューベックに到着です。
晴天ではないけれど、歩くにはいい天気かも。
ここから市の中心地を目指します。
途中の交差点には、おや?
ベルリンでお馴染みのAmpelmann(アンペルマン:アンペルは信号の意)がいらっしゃるじゃあないですか。
ドイツでは珍しく、赤信号の残り時間付だよ。
アンペルマンはここだけだったから、観光客用なのかもね~
道路を渡り、川を渡ると、有名なリューベックのホルステン門が見えてきました。
写真で見るとおりに、どっしりとした威厳のある門です。
建てられたのは1478年。
一度も破壊されたことのない、非常に古い建物です。
実際にはこの門の他にも、門から伸びる道路の前後に3つの形の違う門があったのですが、19世紀に入った後、町の近代化とともに次々と門が取り壊され、現在の門も取り壊される運命となりした。
しかし取り壊しを反対する声が上がり、長期間にわたって議論が重ねられて、1863年にはついに、門を取り壊すかどうかを最終的に決める投票が行われました。
その結果は・・・
たった1票の差で反対派が勝ち、ホルステン門は残されることになったんです。
その後何度か修復も行われ、中は博物館になりました。
現在ではリューベックのシンボルになっており、観光客を招き寄せる大事な観光資源。
当時は軽かったかもしれない「1票差」の重みは、実は非常に大きかったんですね。
次回は、世界遺産に登録されているリューベックの古い町を紹介します。
必見ですよ~
観光地はリューベックとハンブルグ。
リューベックはお決まりの定番コースだけど、ハンブルグは2度目なので、定番とは違った観光をしてきました。
今回は序章ということで、リューベックに到着するところまでをご紹介します。
一番最初に、なんで急に北ドイツに行こうと思ったか?なんですが、息子がお誘いをかけてきたことから始まります。
息子はドイツ国鉄のBahn25(遠距離チケットが25%割引になるカード)を持っているんですが、6月末までバーンカード所持者を対象にしたキャンペーン企画があるっていうんです。
なんでも、バーンカード所持者が普通運賃を払えば、同行者が一人無料になるそうで、つまり二人で行けばチケットが半額になる計算。
もちろんバーンカードの25%割引は有効なので、半額運賃も25%引き。
時間とお金さえあれば、こんなうまい話に乗らない手はない。
息子も5月なら学校が暇だというので、今まで行く機会のなかったリューベックに行くことにしました。
リューベックはドイツでは有名な観光地ですが、日本の皆さんには馴染みがないかもしれませんね。なので、地図を用意しました。
リューベックは北海のすぐそば、ハンブルグから電車で40分ほどのところにあります。
地図の尺度を大きくすれば、北ドイツが現れるので、どこらへんかはっきり分かると思います。
Größere Kartenansicht
当日は朝の5時過ぎに起床。
ICE(ドイツ新幹線)が止まる、最寄の駅を6時過ぎに出発です。
同じ路線でも時間や乗り継ぎ電車によって料金が変わってくるので、一番安い電車を探しました。一番高い電車との差は30ユーロ(片道)だから、電車を選ぶのも真剣です。
ICEはシリーズでICE1、ICE2、ICE3とありますが、運転車両以外はみな同じデザインなので面白みがない。それでもドイツの鉄夫、鉄子は熱狂的ですが(うちの息子も)、日本へ行ったらみんな唖然なんじゃないかなあ・・・
ICE1(Wikipedia より)
乗ったことのある人は車内を知ってると思いますが、乗ったことのない方用に写真を撮ってきました。
日本の新幹線よりもはるかに素敵な車内です。
車両と席によっては、座席にノートパソコン用の電源があったり、飛行機並みに音楽チャンネルが聞ける穴があったりします。
椅子は固定式なので、全員進行方向というわけではないけれど、坐り心地は新幹線よりはるかにいいし、なんといっても車内が静か。
ICEは客車を運転車両が引っ張っているので、日本の新幹線のように煩くないんです。
デザインも素敵なICEの車内
非常用窓に取り付けられた非常用ハンマー。丸いところを叩くと窓が割れる。
出発から4時間ほどでハンブルグの中央駅に到着です。
駅の前後にある階段を上ると、ファーストフード店やスーパー、お店などが並んでます。
駅にスーパーがあるのは重宝しますね。
24時間オープンのマクドナルドもね。
ハンブルグ中央駅
使ったことはないけど、ドイツの自動販売機
ここからリューベック行きの列車に乗り換えなんですが、路線上の高架橋にトラックがぶつかったそうで、30分ほどの遅れが出ていました。橋に大きな損傷はないけれど、橋が安全かどうか確認できるまではすべての列車が待機となります。
列車の中で待つのも暇だったので、車内をパチリ。
フランクフルト近郊の列車はライトが白いけど、ここのは青いのがなんか新鮮~
日本の電車とは全然違うでしょ
実はこれ、2階建て列車の上部席です。
ドイツの大都市では、近郊によく2階建て列車が走ってます。
近郊から仕事に来る人が多いので、ラッシュアワーともなると2階建てでも満員になり、立つ人もたくさんです。
2階建て列車(Wikipedia より)
さて、ようやく高架橋の安全が確認され、列車が動きだしました。
やっとリューベックに到着です。
晴天ではないけれど、歩くにはいい天気かも。
歴史を感じるリューベックの中央駅
ここから市の中心地を目指します。
途中の交差点には、おや?
ベルリンでお馴染みのAmpelmann(アンペルマン:アンペルは信号の意)がいらっしゃるじゃあないですか。
ドイツでは珍しく、赤信号の残り時間付だよ。
アンペルマンはここだけだったから、観光客用なのかもね~
ドイツで人気のアンペルマン信号
道路を渡り、川を渡ると、有名なリューベックのホルステン門が見えてきました。
写真で見るとおりに、どっしりとした威厳のある門です。
建てられたのは1478年。
一度も破壊されたことのない、非常に古い建物です。
ライオンがお出迎え
よく見ると、両側の塔が真ん中に寄っている
門の後ろ
実際にはこの門の他にも、門から伸びる道路の前後に3つの形の違う門があったのですが、19世紀に入った後、町の近代化とともに次々と門が取り壊され、現在の門も取り壊される運命となりした。
しかし取り壊しを反対する声が上がり、長期間にわたって議論が重ねられて、1863年にはついに、門を取り壊すかどうかを最終的に決める投票が行われました。
その結果は・・・
たった1票の差で反対派が勝ち、ホルステン門は残されることになったんです。
その後何度か修復も行われ、中は博物館になりました。
現在ではリューベックのシンボルになっており、観光客を招き寄せる大事な観光資源。
当時は軽かったかもしれない「1票差」の重みは、実は非常に大きかったんですね。
次回は、世界遺産に登録されているリューベックの古い町を紹介します。
必見ですよ~
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