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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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バックパッカーという言葉をご存知でしょうか?
登山用の大きなリュックサックを背負って、世界中を安く旅行する旅行者の事です。
ダンナは筋金入りの元バックパッカーで、10年ほど世界をさまよっていました。
私もダンナの影響でバックパッカーに仲間入りし、あちこちを歩きました。

こういうバックパッカー用の宿も世界中にたくさんあり、ユースホステルと同じような設備で、個室から、一部屋に6~8ベッド、ところによっては12台もベッドが入っている共有部屋を持つホステルやゲストハウスもあります。
そして、バックパッカーが集まるこのギョレメにも、同じような宿がありました。

それが、今回ご紹介するYasin´s Place Backpackers Cave Hotelです。
ホテルのサイトは下からどうぞ。
また、ホテルのサイトの他に、booking.com でも予約できます。

Yasin´s Place Backpackers Cave Hotel
booking.com


ギョレメのホテルとレストランの位置をOpenStreetMapに書き込みました。
各ホテルとレストランの情報は、各紹介記事を参考にしてください。
カテゴリー「旅行記 カッパドキア」を見れば、紹介記事がずらっと出てきます。

goreme_map
クリックで拡大


Yasin´s Place Backpackers Cave Hotelは場所もよく、奇岩を所有しているので洞窟の部屋を体験することもできますが、洞窟の部屋の照明は他のホテルと同じで窓がない部屋が多く、薄暗いのが難点です。
ゲストハウス式に、個室、ダブルルーム、3人部屋、6人部屋があり、普通タイプの部屋(窓付き)もあります。元々はバスが共有の部屋だけでしたが、部屋の増設を重ねてバス付きの部屋もいくつかできています。
料金は、ダブルルームの場合は設備によって50リラ(約2370円)、60リラ(約2850円)、70リラ(約3320円)とあります。

ここは1日中暖房が入っており、お昼だろうが朝早くだろうがシャワーを浴びられるのがありがたいです。共用バスルームへ行く通路はドアがある部屋になっていて、ここも暖房が入るので、寒い思いをあまりしなくていい。
共用バスルームはシンプルで、トイレの奥がシャワーになっているので、ビーチサンダルがあったほうが衛生的でしょうね。

やはり慣れない人が多いようで、時々トイレの中にトイレットペーパーが入ったままでした。
それから、冬で宿泊客が少ない時期だったからか、トイレットペーパーが1日1個だけで、夜になるとなくなってしまい、自分のペーパーを使わないといけなかったのが難点でした。

朝食はトルコ朝食でビュッフェ式。その日の客の数によって量が変わってきます。
飲み物はおかわり可で、卵は好みによってゆで卵、目玉焼き、スクランブルエッグ、チーズとトマト入りオムレツが選べます。

また、ここはインターネットが無料になっています。
テラスに備え付けのPCを使うこともできるし、自分のノートブックから無線で入ることもできます。

Yasins place backpacjers cave hotel
手前の岩がホテル所有のもので、この中にルームが作られている

yasins place 洞窟部屋への階段
奇岩に掘られた、洞窟部屋へ向かう階段

yasins place 洞窟部屋への入り口
洞窟部屋へのドア

yasina place 岩に掘られた通路
岩に掘られた通路

yasins place 3人部屋
普通タイプの3人部屋。ここだけバルコニーが付いている

yasins place 共用バスルーム
共用バスルーム

yasins place 共用バスルーム
共用バスルーム

yasins place バスルームの前の通路
共用バスルームの前の通路はドア付きの部屋で、暖房が入っている

さて、私たちは6日間、写真の3人部屋を2人で使いました。
普通は60リラ(約2850円)だそうですが、冬で宿泊客も少なかったので、50リラ(約2370円)に負けてくれました。
しかし、3月が終わって4月に入ると急に宿泊客が増えてき、私たちの部屋も予約が入ってきました。

それは帰独日の前日の事で、チェックアウトしてカイセリに行くつもりだったので、その旨を伝えて部屋を出ることにしたのですが、ギョレメからカイセリまでエアポートシャトルが利用できると聞き、もう1日ギョレメに留まることにしました。
が、すでに元の部屋は次の人たちに回されているので部屋がない。

ホテルのオーナーは、私たちのためにカイセリまで電話してリコンファームの事を聞いてくれたり、エアポートシャトルの手配をしてくれたりととても親切で、満室になってしまった自分のホテルの代わりに伯父さんのホテルを紹介してくれました。
すぐに荷物をまとめて部屋から出てきたのですが、慌ててやってきた様子のオーナーが私たちに言うには、ちょうど今部屋が一つ空いたから、そちらに移ってもいいのだそう。
それも、いままで通りに50リラでいいとのこと。

わあ、無茶苦茶ラッキーじゃないですか!
すぐにオーナーが案内してくれた部屋を見て、またもやびっくり。

yasins place 洞窟部屋
ちいさいけど、典型的な洞窟ルーム

yasins place 洞窟部屋
壁がまだらに見えるのは照明の加減

yasins place 洞窟部屋バスルーム
新しいバスルーム。換気口があるのでカビない

このお部屋、本当は70リラ(約3300円以上)するんですが、長期滞在した上客のために50リラにしてくれたんです。
部屋にはドレッサーが置いてあり、湯沸かし器とコーヒー、ブラックティーまでサービスで付いているし、バスルームにはドライヤーが付いてました。

まさか最後の最後に洞窟ルームに泊まれるとはすごくラッキーです!
おかげで、最後の日もカッパドキアを満喫できました。
オーナーもアメリカ人(?)の奥さんも、親切にしてくれてありがとう。

帰独日の8時には、オーナーが予約してくれたエアポートシャトルがやってきて、2人の客を乗せて1時間ほどの距離をカイセリ空港へ。料金は20リラ(約950円)でした。
ギョレメからカイセリ空港やネブシェヒル空港へ行くエアポートシャトルは、飛行機の出発時間に合わせて走るので、とても便利です。
空港へ行く人は、ホテルで予約してもらってください。

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カッパドキアの中心になるのはギョレメという町です。
個人旅行者は大抵この町に宿を取って、トレッキングや観光に出かけます。
私たちもここでホテルを取る予定で、ダンナは図書館から借りてきたガイドブックを頼りに、Kookaburra Pansionというペンションを探し始めました。
バスターミナルから枝分かれしている道をしばらく行って、右手の坂を上ります。
下にホテルのリンクをつけましたので、行き方や部屋の写真などはホテルのHPをご覧ください。また、ホテルのサイトの他に、booking.com でも予約できます。

Kookakurra Pansion
booking.com


ギョレメのホテルとレストランの位置をOpenStreetMapに書き込みました。
各ホテルとレストランの情報は、各紹介記事を参考にしてください。
カテゴリー「旅行記 カッパドキア」を見れば、紹介記事がずらっと出てきます。

goreme_map
クリックで拡大します


ギョレメは坂が多いし、あちこちに奇岩が立ち並んでいるので大きなホテルはありませんが、その立地条件を生かして、Cave hotel (岩窟ホテルや岩窟ペンション)がたくさんあります。
ここではこういうホテルに泊まるのもアトラクションの一つなんですが、ダンナのたどり着いた先は差残念ながら普通の小さなホテルでした。
ホテルの入り口は一見普通の家で、ドアを通り抜けて狭い通路に中に入り、階段を上っていくと雰囲気のある中庭に出ます。この中庭に面して部屋へのドアがいくつも見られました。
屋上テラスに行くと、お茶を出してくれました。
トルコではよくお茶がサービスで出てきますが、私はカフェインがダメなので、アップルティーを貰いました。粉末をお湯に溶かすお茶ですが、トルコ中どこでも見かけます。

Kookaburra というのはオーストラリアにいるワライカワセミのことです。
オーナーの元奥さんがオーストラリア人だったことから、この名前が付けられたようです。
ホテルの装飾は雰囲気があります。
冬だったから枯れた感じでしたが、夏には植物が花を咲かせて素敵になるでしょう。

kookaburra pansion
中庭から部屋に入る

kookaburra pansion
宿泊客用のくつろぎスペース

kookaburra pansion
私たちが泊まった部屋

kookaburra pansion
部屋についているバスルーム。赤いクズカゴはトイレットペーパー入れ

kookaburra pansion
屋上テラスにある、典型的なトルコの居間

kookaburra pansion
典型的なトルコの朝食。これに茹で卵がつきます。飲み物はおかわり可

部屋の料金は、バスルームのあるダブルルームと朝食付きで70リラ(約3300円)。
料金的には納得できるものですが、昔のバックパッカー根性が抜けきらないダンナは、荷物を部屋に置いた後オーナーと交渉を始めました。
滞在予定が7日間で長期滞在になるから負けてくれと頼んだところ、オーナーは部屋の料金がすでにとても良心的であることを理由に負けてくれない。
冬だから、暖房費もバカにならないものね。
でも、お昼は暖房を止めてしまうので、夕方に部屋に戻ってきても寒いんですよ。
結構いい部屋ではあるけれど、ホテル探しをしようということになりました。

町の中にはたくさんペンションがあり、奇岩に穴をくり抜いた岩窟ルームをいくつか見ましたが、部屋の中には窓がなく、60wくらいの電球があるだけなので、どこも決まって薄暗い。
そして、部屋に付いているバスルームは最奥にあって換気口がないため、隅っこが黒くカビている。
うーん、なかなかいいところがないですねえ・・・

大分探して歩きましたが、最後にダンナが決めたホテルがあります。
記事が長くなるので、次回ご紹介しますね。

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カッパドキアはトルコ中央部の中央アナトリア地方にある、いくつもの町を含む広大な地域です。異世界を想像させられるような不思議な景観は世界の七不思議に入っててもおかしくないはずなのに、なぜか入ってないのはなぜなんでしょうね?

トルコには、やはりなぜか七不思議にはいってないパムッカレと、こちらは七不思議に入っているエフェソス(ローマ遺跡)や、トロイの木馬で有名なトロイなど、結構有名な観光地があちこちにあります。

パムッカレ
パムッカレ(Wikipediaより)

エフェソス
エフェソスの図書館(Wikipediaより)

Google map を持ってきたので、地図を大きくしたり小さくしたりしてみてください。
現在見えているのはカッパドキアの中心地、ギョレメです。
地図を縮小すると、カッパドキアがトルコのどこら辺にあるのかもわかります。

次はカッパドキアの地図(画像)です。
ここの中で枠囲みしてある町が観光地になります。
クリックで拡大させると、各地名がトルコ語で表示されます。

カッパドキア地図
カッパドキア(Wikipediaより)

さて、Google map を縮小すると分かると思いますが、飛行機が着いたカイセリはカッパドキアから直線で50kmほど東にあります。
空港から直接カッパドキアに行くバスとかはないので、まずバスターミナルに行って、そこからカッパドキア行のバスをキャッチしなければなりません。
ほとんどのトルコ人たちは里帰りのようで、親戚や友人が車で迎えに来てい、その他の人たちはタクシーに乗り込んでいて、ドルムシュ(バンを利用した乗合バス)やバスはどこにも見えない。

初めての場所で、タクシー以外の交通手段があるのかどうか全く分からないので、そばにいた人にダンナが聞いてみました。その人はタクシー以外は知らなかったけれど、ラッキーなことに、友人の車でバスターミナルに行くから乗せて行ってあげると言ってくれました。

が、私たちが車に乗りこんだら、タクシーの運ちゃんの一人がその人と友人に喧嘩を吹っかけてきた。おいしいカモを横取りされたと思ったらしい。
たぶん車の運転手は、別にお金を貰うつもりはないと明言したんでしょう。
タクシーの運ちゃんが引き下がった後、私たちがバスターミナルに着いたときにもお金を受け取ろうとはしませんでした。偶然親切な人に会えてよかった!

カイセリ バスターミナル
カイセリ バスターミナル

カイセリバスターミナルの中
バスターミナルの中

バスターミナルに入ると、無駄に大きなスペースに各バス会社とツアー会社が店を並べていますが、私たちの目的地であるカッパドキアの中心地ギョレメへはどのバスが直行しているのかわからない。ターミナルの入り口にいた客引きに案内されるままに、一つのバス会社でチケットを買いました。

ギョレメに直行しているバスはないとかで、ギョレメの北約9kmにあるAvanos (アバノス:カイセリから1時間)でギョレメ行きのバスに乗り換えろといわれました。
チケットは10リラ(約480円)です。

トルコリラを全く持たずに到着したダンナはユーロでチケットの支払を済ませましたが、ユーロで買えるのはここまで。
どこかで両替をしないといけない。
ターミナル内に両替所はないかと探してみたのですが、あったのは両替機だけ。
各種クレジットカードの他に、Maestro(ドイツの銀行が発行しているキャッシュカードについている)も使えそうだったので、ダンナが試してみることに。
両替機の画面はトルコ語ですが、外国人用にいくつかの言語に変更できます。

トルコの両替機
カードを入れたあと指示に従って操作していく

トルコの両替機
操作は銀行のATMと同じで簡単

最後に暗証番号を聞かれるんですが、何度入れても認証されない。
こういうところの機械をあまり信用していないダンナは、2回試した時点で諦めました。
普通のクレジットカードだったら認証されたのかなあ・・・?

トルコ南部のアンタリア方面はドイツ人観光客であふれかえっているせいで、どこでもユーロで支払いができますが、カイセリで買えたのはバスチケットだけ。
どうしてもここで両替をしないと、次のローカルバス代が払えない。
ダンナはお店で両替できないか、試してみることに。
お店の主人に聞こうとしていたら、隣にいた店の客が両替をしてくれるとのことで、上手く銀行取引のレートで両替してもらうことができました。
空港から車に乗せてもらったことと言い、お店の客が両替してくれたことと言い、初日はなんだかすごくラッキーです!

カイセリバスターミナル
トルコの長距離バスは、どれも欧米のスタンダードクラス

デラックスバス
長距離バスのデラックスな仕様

トルコの長距離バスは欧米並みで、乗り心地も抜群です。
私たちの乗ったバスは、座席にモニターの付いている最新式のバスでした。
最近はバスにもこんなのがついてるんですねえ。びっくりしました。

トルコをバスで旅行したことのある方ならご存知だと思いますが、トルコのバスに乗るとある儀式が\行われます。
もうだいぶトルコからご無沙汰していたので忘れていましたが、このバスの中でもありました。
バスが走りだし、車掌が客のチケットを確認し終わった後に、香水の瓶を持って客の手のひらに香水液を振りかけて歩くんです。

もちろん香水は安物で、香りの付いただけの水ですが、どの長距離バスに乗っても必ずと言っていいほどこの儀式が行われます。なぜなのか聞いたことはないんですが、客へのサービスなんでしょうかね?
ダンナは片手に香水をかけてもらいましたが、私は両手を出したのでドバっと貰ってしまって処理に困った。
ダンナは手の他に顔にまでつけてたけど、顔に付けるのはちょっとねえ・・・・・・
仕方ないから、手と腕にたくさん付けといた。

avanosバス停朝早かったせいでバスの中では寝てしまい、次に起きたらすでにアバノスでした。
ここのバスターミナル(と言っても各バス会社の小屋があるだけ)に着いた後、どこからギョレメ行きのバスが出ているのかわからなかったのですが、偶然そこにいた日本人青年に聞くことができました。
バス停にあった時刻表を見ると、1時間ごとにバスが来るようです。
左に地図を付けときました。クリックすると拡大します。

時間があったので、そばのお店で久方ぶりのドナーケバブを食べました。
さすがバス停の前だけあって、大きなパンにはさんだ鶏肉のケバブがたったの2リラ(約100円)。安いトルコを実感です

さて、毎時0分発のバスに乗り込み、南へ向かいます。
ローカルなバスなので、さっきとは雲泥の差がありますが、時刻表通りに運行してくれるから助かります。お値段は2.50リラ(約120円)。

ギョレメへ向かうバス
ギョレメへのバス。私たちの荷物は猫パパの横のバックパック

10分ほど走ると、窓の外の風景が変わってきました。
テレビで見たことのある奇岩が\にょきにょきと生えている風景。
カッパドキアにやってきたんだあ~

ギョレメ
奇岩が立ち並ぶギョレメの町に入ってきました

ギョレメの町
ギョレメの中心地(クリックで拡大します)

やっぱりすごいですね。
奇岩は立ち並ぶし、例の岩窟住居跡がこれでもかとばかりに目に入ってくる。
写真の撮りがいがあるわ~

次回はギョレメのホテルや町の様子をご案内しますね。

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日本から帰ってきてすぐに、家の大掃除と洗濯を片付けなければならなかった私。
ちょっと一息いれてのんびりしたいな~と思っていたら、ダンナがこんな事をのたまわりました。

「旅行に行かない?」

3月末までに休みを取らないと、まだ残っている去年の有給休暇が無効になってしまうとのことで、毎日格安ツアーを探していたんですが、どうしても避けられない障害が一つある。
ドイツでは、飛行機+ホテルというのがほとんどのツアーの内容で、大抵予約は2人から。
つまり、一人では参加できないツアーがたくさんあるんです。

初めは姑でも誘って・・・とか言ってましたが、その姑は膝の手術を受けることに。
それで残ったのは、暇な私だけ。
掃除洗濯が終わってほっとしてたのに、また急いで準備しなければいけなくなっちゃいました。

インターネット上にはたくさん旅行会社がありますが、あと数日で出発したいダンナは各旅行社の「ラストミニッツ」に絞ります。
「ラストミニッツ」とは文字通り、出発が数日に迫った旅行で、まだ参加者が少ないとか、飛行機の席がまだたくさん余ってるとかの理由で格安料金になってます。

私は自分の希望としてトルコを申請しといたんですが、それが今回の大穴になりました。
検索を終わったダンナが私に言ったのは、

カッパドキアに行かない?

カッパドキアは、行きたいところのトップランクに入ってるけど、チャンスがなくて行けなかったところ。それが、こんなに簡単に行けるなんて信じられな~い!

よく聞くと、ツアーじゃなくて航空券だけだけど、往復190ユーロ(約2万円)ですって?!
普通なら倍の値段だろうに、3月はまだシーズンじゃないからこんなに安いのかしらね?


よっしゃ~!と気合を入れて情報集め開始です。
一番大事なのは向こうの気候。
天気予報を見ると最高気温が10℃前後で、最低気温なんか3℃になるときもある。
標高1000m地点だから、その分寒いのかもしれないけど、こりゃ冬装束で行かないとね。
と、詰め込みを始めたダンナを見ると、短パンやTシャツも入れている(唖然)

だんだん暖かくなってはいくけど、それでも15℃にしかならないみたいなのに、なぜ?と聞くと、「室内プールがあるかもしれないだろ?」ですって。
大した重さじゃないから、別にいいけどね・・・

出発前日にはお弁当の準備もばっちりしときました。
なんでって、飛行機は朝の5時45分出発だし、飲み物も食べ物も有料なんですよ。
ま、だから安いんだろうけどね。

当日は夜中の2時過ぎに起床。
息子が空港まで送ってくれました。
チェックインを済ませたら、中に入ります。
手荷物検査のところでは、金具のついた靴が金属探知機に反応してしまい、身体検査を受けた後で靴をもう一度検査されました。
あれ~、日本に行くときも同じ靴履いてたけど、反応しなかったよ?
う~ん、さらに検査が厳しくなってきてるのかしら・・・

ところで、手荷物検査のときは飲み物は持って入れませんが、皆さんはそのあと新たにペットボトルとかを買います?
うちはドケチ一家なので、空のペットボトルを持って入って、トイレで水を補給するんです。
フランクフルト空港の場合は、トイレの前に水飲み場があるので、そこの水を入れました。
現地に着いてすぐには物が買えない時があるので、水を持ってると心強いです。
今回は機内の飲み物が有料なので、必須アイテムですな。

さて、すべての手続きも終わって、いよいよ出発です。
3時間半ほどの飛行時間ですが、機内でなんと無料のスナックがでてびっくり。
大したことなかったから、お弁当もしっかり食べましたよ~

機内では当然ヘッドフォンも有料。
チャーター機には乗り慣れているので、しっかりヘッドフォン持参です。
でも、朝が早かったから、ただひたすら寝てた。

気が付くとすでにアンカラを過ぎ、目的地のカイセリが見えてき始めました。
トルコで4番目に高い山、エルジェス山が雄大な姿を見せています。

kayseri.jpg
カイセリ着陸直前

今回利用したSun Express はトルコの航空会社ですが、ドイツから飛んでいる飛行機は姉妹会社の Sun Express Deutschland になります。
ドイツ人ツアーグループが乗ってるのかと思ったら、なんと私たち以外は全てトルコ人。
スチュワード、スチュワーデスはドイツ人とトルコ人でした。
昔は車の上に引っ越しかと見間違うほどのすごい荷物を載せて、ドイツからトルコまで1週間ほどかけて里帰りしていたトルコ人は、今は飛行機に乗るようになったんですね。
まあ、この料金なら車よりはるかに安いよね。

しかし、飛行機に乗り慣れていない人も多く、荷物を椅子の上に乗せたままだとか、着陸まじかでクルーも椅子に座っている状態の中で、上の荷物入れを開けてコートや杖を取り出す人までいました。
飛行機が急旋回していたときなのに、危ないということがわからないんですかねえ・・・?

無事カイセリ空港に着陸した後に、飛行機が止まるまで席を立たないようにとのお決まりのアナウンスの声が怒りをはらんでいたのには、十分納得できる。

c5a5cf55.jpeg
カイセリ空港に到着です

国によっては空港の撮影が禁止されているのですが、そんなことはお構いなしのダンナは到着後に記念撮影に熱心です。
ここは軍の飛行機も見かけましたが、珍しく誰にも注意されませんでした。

ここの空港はとても小さく、空港の建物に入るとパスポート検査があり、その後ろがすぐに荷物受取場になってます。
銀行や両替所はないので、飛行機に乗る前に両替しておいた方がよさそうです。

また、空港をでるとタクシーしか周りに見当たりません。
タクシーに乗って市内に入らざるを得ないようです。

さて、いよいよ空港から出てきました。
次回から旅行記の始まりで~す。

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ドイツもすっかり春になりましたねえ。
うちの桜は遅咲きなんですが、すでに8分咲きです。
ここのところ天気がいまいちだし、花びらの色が薄いので、艶やかさはないですが、咲いた分だけサクランボが生るのが今から楽しみ

桜
サクランボの花

日本から帰ってきたら、庭に水仙やヒヤシンスが咲いてました。
あちこちで新芽も吹き出てきて、厳寒となった冬ともついにおさらば。

水仙
花の中では虫たちがお仕事中

ヒヤシンス
毎年咲くヒヤシンスは今年も元気

ムスカリ
ムスカリも可憐な花を咲かせました

日本から帰ってきたところで、家で一息入れたいところだったけど、ダンナのお供でまたもや旅行に出かけることになりました。今度は息子が留守番係りになったんですが、帰ってきたらゾッとすることを言う。

夜の間、テラスのドアを少し開けておいたそうなんですが、キキがたくさんネズミを持って帰って来て、うち1匹は地下室に、もう1匹は未だに居間にいるらしいんです( ̄ロ ̄lll)
確かに、居間でカサコソと音がしました。
どうやらサイドボードの後ろに隠れてしまったらしく、捕まえるのは至難の業。
いつもネコが居間にいるから、そうそう出てこれないだろうし、もしかしたら家の中で死んだネズミの数がまた増えるかも。
・・・・・・堪らん

写真はいやよ
ナメナメお手入れ中のミミ。なんでこんなとこ写真に撮るんや

すごい寝相
両手をそろえてウラメシヤポーズでお昼寝中のキキ

庭に出てみると、春が色濃くなってきていました。
水仙は終わって、今度はチューリップ。
今のが終わると、今度は八重が咲く予定なので、楽しみ~

黄色いチューリップ
これは普通のチューリップ

アイリス・レティクラタ
ミニアイリスと言われるアイリス・レティクラタ

ネギ
ネギも花の準備が始まってます

町のポストまで、お散歩がてらに歩いて行きました。
あちこちで桜や他の白い花が満開になっていて、春爛漫って感じ。
この時は太陽も出てきて、出がけに着てきた冬用のジャケットが暑くなってくるくらい。
いいなあ、春の暖かさだ~

タンポポ
駐車場横のタンポポも満開です

駅の落書き
通り道にある駅の旧駅舎。もう使われていないので、酷い状態です。

町の小さなお城
町のお城(今は裁判所)への入り口。右の建物は旧牢屋。

私が住んでいる町は小さいんですが、結構歴史があります。
考古学者が発掘した墳墓は紀元前2600年の物だったそうですよ。
後期鉄器時代からは集落の後が発見されてますし、記録として町の名前が登場するのは950年ですって。
大昔から比べたら町も大きくなったはずですが、端から端まで歩いて行けるくらい、未だに小さな町です。不便な分だけ自然はたくさんあるので、子供を育てるのにはいいかもしれません。

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