旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
カテゴリー「今日のドイツの話題」の記事一覧
- 2024.12.04 [PR]
- 2011.12.07 最悪のクリスマスマーケット
- 2011.11.30 Advent Advent アドベントはなぜあるの?
- 2011.11.21 ドイツのキセル乗車事情
- 2011.11.14 なぜカーニバルは11月11日11時に始まるのか?
- 2011.11.12 大盛況のJapan Week 2011 パート3
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(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
アドベントの開始と共に、各地でクリスマスマーケットが始まりましたね。
この間の日曜日は隣町でクリスマスマーケットがあり、うちも店を出しました。
気温は暖かめで助かったのですが、最悪なことに降雨率は80%・・・
覚悟はしていたものの、当日の朝から本格的な雨で、まさか1日中雨じゃないだろうと思っていた私の希望を粉々に打ち砕いてくれました
こんな雨の日にわざわざ外出しようなんて思う人は少ないから、売り上げが過去最悪になるだろうことは決定的。でもスタンド料金は払っちゃってるから、土砂降りになっても店を出さないといけないんですよね。
ああ、最悪だわ~(うううっ)
気分はいまいち盛り上がらないけど、クリスマスマーケット会場に出発です。
会場内のスタンドにはテントの屋根と、長いテーブルとイスが備え付けられているけれど、これだけじゃスペースが小さすぎるので、自前のテーブルとイスを持って行きました。
電気も、会場のは出力の弱い裸電球だけなので、家から強力なライトを持って行きます。
夜になると、会場の電気だけじゃ薄暗いんですよ。
会場は、1766年に建てられた伯爵家のお屋敷の庭
商品をスタンドに運び込むときには雨が止んでくれたんですが、運び込んだ後はまた雨が・・・・・・
朝からの雨で、地面のところどころにはすでに水たまりができていましたが、一番ひどかったのはうちの隣のスタンドの前。
隣に店を出すはずだった人が、店の前の水たまりが大きすぎて客が店に近づけないと、運よく空いていた他のスタンドに変更してもらったもので、隣のスタンドにもうちの商品を置いてもいいことになりましたw
隣のスタンドが空席になったのは、21年間でこれが2回目。
雨でテーブルの3分の1が濡れてしまい、商品を置くことができなかったので、無茶苦茶ラッキ~
隣のスタンド利用で大きくなった、今回の店
雨でテーブルに商品が半分しか置けなかったので、隣のスタンドが使えるのは大助かりです。
ラッキーなことはそのまま続き、しとしとと降っていた雨がお昼すぎにパタッと止みました。
もしかしたら、今日はこのまま降らないかもっ(ワクワク)
が、雨は止んだのに、なぜかお客さんが来ない・・・・・
うーん、うちだけ閑古鳥状態なんて、情けないぞ~
なんて言っているうちに、うちにもお客さんの足が向くようになったのに、また雨が降り出しましたよ(はあ~)
雨でもソーセージはよく売れてる
上の写真の左上を見ると、雨の降り具合がわかるでしょ。
最初は小ぶりだったのに、だんだん本格的になっちゃって、一時は土砂降りになりました。
さすがにこの日は、訪問客も傘を持参していたので、あちこちに傘の花が咲いとりました。
それでもやはり、傘なし組はいます。
ジャケットのフードや帽子で雨対策はしてるけど、時々それすらもない人が濡れながら歩いてる。若い人に多いんですが、いったい何を考えているのか・・・・・・
床下浸水状態になったスタンド前
雨が小降りになっった頃には、スタンドの前が大きな池になってしまいました。
隣のスタンド前は通行不可。
うちのスタンドの前も危なくなってきたので、箒で水を他の場所に掃出したりしてましたが、ダンナは他の方法を思いついた。
地道に水をすくっては袋に入れるダンナ
お昼に食べたカップヌードルのカップがちょうどいい大きさだったので、これで雨水をすくって袋に入れ、芝生のところまで持って行っていく作業を何回かしてました。
ところが、後からまた雨が降り出して、せっかく小さくなった池がまた大きくなってしまった。
それでもうちのスタンドの前が完全に水没することは免れたから、効果はあったんです。
午後から会場への訪問者が増えたおかげで、うちの店にもお客さんの足が向くようになりました。雨は未だに降ってるけど、隣のスタンドを利用できたおかげで、たくさん商品も置けたし、これで売上が過去最悪になるのは回避できそうです。
夜のマーケットは、雨でも雰囲気抜群
夜になると、また雨があがりました。
商品の搬出をする頃に止むなんて、結構雨のほうもこっちの都合を考えて降ってくれてるみたい(笑)
夜のスタンド。ダンナがかぶってるのは、実は商品
今回の客寄せは、ダンナがネパールから持ち帰った帽子です。
どんなのかというと・・・
しましま熊・・・・・・かな?
こちらは猿の帽子
鏡を持って行くのを忘れたもので、お客さんの写真を撮って本人に見せてたんです。
それで、上のような写真が残ってました。
白黒のしましまだけど、これって何の動物なんだろう?
もう一つ猿の帽子があったんですが、なぜか猿のほうがしましま君より人気がありました。
両方とも、新しい持ち主に引き取られていきましたよ。
さて、ここのクリスマスマーケットはハンドクラフトしか売ってはいけない、特色のあるマーケットです。なので、ここに出店しているスタンドの商品は魅力満載なんですよ。
きれい~、雰囲気のある、和紙のような模様の照明です
フェルトで作られた様々な形のもの
鹿の角にアクセサリーをぶら下げるとはグッドアイデア・・・って、よく角があったね
実際にクルミを割れる、本物のクルミ割り人形
ここでは、ライオンズクラブやユニセフのスタンドも出ていて、ライオンズクラブ所有の特大のクルミ割り人形は、このクリスマスマーケットの顔になってます。
クルミを買って、クルミ割り人形で割るんですが、実はこれはクルミを使ったくじなので、中に何かが入っていれば商品が当たるんです。
でも、どうやってクルミの中にくじを入れるんだろう・・・・・
どのクルミにも、割れ目とかはないんですよ。
もしかしたら、注射器を差し込んで、殻の中に色を付けるとか・・・?
今まで不思議だったけど、どうなっているのかいまだに聞いたことがありません。
来年は聞いてみようっと。
この間の日曜日は隣町でクリスマスマーケットがあり、うちも店を出しました。
気温は暖かめで助かったのですが、最悪なことに降雨率は80%・・・
覚悟はしていたものの、当日の朝から本格的な雨で、まさか1日中雨じゃないだろうと思っていた私の希望を粉々に打ち砕いてくれました
こんな雨の日にわざわざ外出しようなんて思う人は少ないから、売り上げが過去最悪になるだろうことは決定的。でもスタンド料金は払っちゃってるから、土砂降りになっても店を出さないといけないんですよね。
ああ、最悪だわ~(うううっ)
気分はいまいち盛り上がらないけど、クリスマスマーケット会場に出発です。
会場内のスタンドにはテントの屋根と、長いテーブルとイスが備え付けられているけれど、これだけじゃスペースが小さすぎるので、自前のテーブルとイスを持って行きました。
電気も、会場のは出力の弱い裸電球だけなので、家から強力なライトを持って行きます。
夜になると、会場の電気だけじゃ薄暗いんですよ。
会場は、1766年に建てられた伯爵家のお屋敷の庭
商品をスタンドに運び込むときには雨が止んでくれたんですが、運び込んだ後はまた雨が・・・・・・
朝からの雨で、地面のところどころにはすでに水たまりができていましたが、一番ひどかったのはうちの隣のスタンドの前。
隣に店を出すはずだった人が、店の前の水たまりが大きすぎて客が店に近づけないと、運よく空いていた他のスタンドに変更してもらったもので、隣のスタンドにもうちの商品を置いてもいいことになりましたw
隣のスタンドが空席になったのは、21年間でこれが2回目。
雨でテーブルの3分の1が濡れてしまい、商品を置くことができなかったので、無茶苦茶ラッキ~
隣のスタンド利用で大きくなった、今回の店
雨でテーブルに商品が半分しか置けなかったので、隣のスタンドが使えるのは大助かりです。
ラッキーなことはそのまま続き、しとしとと降っていた雨がお昼すぎにパタッと止みました。
もしかしたら、今日はこのまま降らないかもっ(ワクワク)
が、雨は止んだのに、なぜかお客さんが来ない・・・・・
うーん、うちだけ閑古鳥状態なんて、情けないぞ~
なんて言っているうちに、うちにもお客さんの足が向くようになったのに、また雨が降り出しましたよ(はあ~)
雨でもソーセージはよく売れてる
上の写真の左上を見ると、雨の降り具合がわかるでしょ。
最初は小ぶりだったのに、だんだん本格的になっちゃって、一時は土砂降りになりました。
さすがにこの日は、訪問客も傘を持参していたので、あちこちに傘の花が咲いとりました。
それでもやはり、傘なし組はいます。
ジャケットのフードや帽子で雨対策はしてるけど、時々それすらもない人が濡れながら歩いてる。若い人に多いんですが、いったい何を考えているのか・・・・・・
床下浸水状態になったスタンド前
雨が小降りになっった頃には、スタンドの前が大きな池になってしまいました。
隣のスタンド前は通行不可。
うちのスタンドの前も危なくなってきたので、箒で水を他の場所に掃出したりしてましたが、ダンナは他の方法を思いついた。
地道に水をすくっては袋に入れるダンナ
お昼に食べたカップヌードルのカップがちょうどいい大きさだったので、これで雨水をすくって袋に入れ、芝生のところまで持って行っていく作業を何回かしてました。
ところが、後からまた雨が降り出して、せっかく小さくなった池がまた大きくなってしまった。
それでもうちのスタンドの前が完全に水没することは免れたから、効果はあったんです。
午後から会場への訪問者が増えたおかげで、うちの店にもお客さんの足が向くようになりました。雨は未だに降ってるけど、隣のスタンドを利用できたおかげで、たくさん商品も置けたし、これで売上が過去最悪になるのは回避できそうです。
夜のマーケットは、雨でも雰囲気抜群
夜になると、また雨があがりました。
商品の搬出をする頃に止むなんて、結構雨のほうもこっちの都合を考えて降ってくれてるみたい(笑)
夜のスタンド。ダンナがかぶってるのは、実は商品
今回の客寄せは、ダンナがネパールから持ち帰った帽子です。
どんなのかというと・・・
しましま熊・・・・・・かな?
こちらは猿の帽子
それで、上のような写真が残ってました。
白黒のしましまだけど、これって何の動物なんだろう?
もう一つ猿の帽子があったんですが、なぜか猿のほうがしましま君より人気がありました。
両方とも、新しい持ち主に引き取られていきましたよ。
さて、ここのクリスマスマーケットはハンドクラフトしか売ってはいけない、特色のあるマーケットです。なので、ここに出店しているスタンドの商品は魅力満載なんですよ。
きれい~、雰囲気のある、和紙のような模様の照明です
フェルトで作られた様々な形のもの
鹿の角にアクセサリーをぶら下げるとはグッドアイデア・・・って、よく角があったね
実際にクルミを割れる、本物のクルミ割り人形
ここでは、ライオンズクラブやユニセフのスタンドも出ていて、ライオンズクラブ所有の特大のクルミ割り人形は、このクリスマスマーケットの顔になってます。
クルミを買って、クルミ割り人形で割るんですが、実はこれはクルミを使ったくじなので、中に何かが入っていれば商品が当たるんです。
でも、どうやってクルミの中にくじを入れるんだろう・・・・・
どのクルミにも、割れ目とかはないんですよ。
もしかしたら、注射器を差し込んで、殻の中に色を付けるとか・・・?
今まで不思議だったけど、どうなっているのかいまだに聞いたことがありません。
来年は聞いてみようっと。
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11月27日からAdvent (アドベント:待降節)が始まりましたね。
アドベントは日本では馴染みがないですが、ヨーロッパではクリスマスの準備をする大事な期間で、クリスマスのお菓子を作ったり、クリスマスプレゼントを探しにクリスマスマーケットを訪れる時期でもあります。
しかし、なぜアドベントがあるのかご存じですか?
過去記事の「なぜカーニバルは11月11日11時に始まるのか?」で、クリスマス前に断食の期間があると書きましたが、実はこの断食期間がアドベントなんです。
アドベントの語源はラテン語で「到来」という意味で、キリスト教ではキリストの到来(生誕)を持ち望むことを表しています。
このアドベントを断食の期間と定めたのは教会なのですが、それには理由があります。
下はWikipedia からの引用です。
アドベントは断食と共に、クリスマス前の悔い改める期間でもあったため、アドベント期間中はお祭りやパーティーや盛大な結婚式はしてはいけなかったし、ダンスを踊ってもいけませんでした。また、特別なことがなければアドベント期間は(今でも)グローリアは歌われません。
この時期には、断食の期間を表す紫色の典礼色が用いられますが、第3日曜日はキリストの生誕がまじかなことを喜ぶ意味で、薄い紫色(薄いピンク色)が使用されます。
断食期間に使用される紫色の祭壇布と祭服(Wikipedia より)
さて、昔のアドベントは6週間もあったことはわかりましたが、現在のような4週間のアドベントに変わったのはいつなんでしょう?
変更されたのは意外と早く、7世紀でした。
クリスマス前の、日曜日が4回来る期間がアドベントとして決められましたが、必ず日曜日から始まり、クリスマスイブで終わるので、その年によってアドベントが長くなったり短くなったりします。
4回の日曜日というのは、アダムとイブがリンゴの木実を食べるという罪を犯してから4000年後に救世主が現れると、教会の歴史に書かれていることから来ています。しかし、地方によっては昔からの習慣を頑なに守っているところもあり、ミラノ地方やギリシャ正教では未だに6週間です。
アドベントは長い間、断食と悔い改めの期間でしたが、1917年からはカトリック教会がアドベントに断食を強要することはなくなりました。
それ以降、だんだん現在の形が出来上がってきたんですね。
アドベントになくてはならないのはAdventskranz (アドベントクランツ)ですが、これはドイツのプロテスタント神学者が1839年に23本のろうそくをクランツに立てたのが始まりだとされています。クランツ(花や木の葉で編んだ花輪)の形にはいろいろな意味が考えられますが、1年中緑であるモミの木の葉は、復活して永遠となるキリストの命を、ろうそくの灯はクリスマスの夜に世界を照らす光を表しているそうです。
4本のろうそくはアドベント期間の大事な日である4回の日曜日を示していて、地方によってはこのろうそくの色も断食期間の典礼色にならって、3本の紫と1本の薄いピンクのろうそくが立てられます。
世界で初めて作られたアドベントクランツ(Wikipedia より)
アドベントカレンダー
アドベントカレンダーは、1851年にドイツのプロテスタント教徒が手作りのアドベントカレンダーを作ったのが始めだと推測されています。
アドベントカレンダーは大体が子供たちのためで、紙や布などで作られ、1―24もしくは25までの日付の窓やポケットがついており、毎日一つづつ窓を開けていきます。
アドベントカレンダーの形は様々で、四角い紙に薄っぺらい窓が付いているだけのものや、四角い箱に窓がついていて、窓を開けるとチョコレートや玩具が入っていたりしますが、手作りカレンダーもよく作られ、アイデア豊かな素敵なカレンダーがたくさんあります。
ドイツでは市役所がアドベントカレンダーに変身するところもあり、雰囲気づくりに役立っています。
ハッティンゲンの市役所(Wikipedia より)
ゲンゲンバッハの市役所(Wikipedia より)
窓用の飾り
ドイツではこの他に、窓用の独特な飾りがあります。
Erzgebirgischer Schwibbogen という、エルツ山地で作られているアーチ型の飾りです。
元々は、いつも光のないところで働いているエルツ山地の鉱山の人たちが、暗い冬の季節に光に焦がれて窓に飾ったのが始めで、すべてのろうそくがともっていれば、家族全員が無事に鉱山から帰ってきたことを表していたのだそうです。
今では鉱山とは関係のない、クリスマス関係のモチーフで作られたSchwibbogen がたくさん出回っています。
アドベントの夜に窓に飾られるSchwibbogen(シュビブボーゲン)(Wikipedia より)
エルツ山地は木のおもちゃで有名で、Weihnachtspyramide (クリスマスピラミッド)もアドベントによく飾られますが、巨大なピラミッドがクリスマスマーケットに登場することもあります。
ドレスデンのクリスマスマーケットに登場したクリスマスピラミッド(Wikipedia より)
クリスマスのお菓子
アドベントになるとどこの家でもクリスマス用にクッキーを焼きますが、この習慣はどのようにしてできたのか知っていますか?
由来その1
昔のトルコに実在した聖ニコラウス(現在のサンタクロースの元になった司教)は貧しい人々を助けたことで有名ですが、貧しすぎて娘を売らなければならなくなった父親に3個の金の玉を与えた逸話から、金の玉がいつしかリンゴになり、12月6日の聖ニコラウスの日にニコラウスが子供たちにリンゴを持ってくるようになりました。
そして時代が過ぎていくうちに、今度は木を天井から吊るす(クリスマスツリーの原型)ようになり、木にリンゴを飾るようになりましたが、時の流れと共にクッキーも木に飾るようになりました。
当時はクッキーは特別な物だったからです。
由来その2
昔は食糧を保存する方法がなかったため、冬は食糧が少なくなって、油脂を摂取することが難しくなります。そのため、冬用に保存食を作るのは、当時は大事な仕事でした。
クッキーは砂糖と油脂が入っているので、ちょうどいい保存食だったのです。
また、クッキーを作るのは、当時は手間がかかったので、クリスマスをお祝いするのに何か特別なものをと考えた人々が、クッキーを焼くようになったそうです。
クリスマスマーケット
クリスマスマーケットは元々、冬の準備のために食糧や物をそろえるための市場でした。
それが時代の流れと共に、クリスマスの準備のための市場に変わっていきました。
今では昔ながらのクリスマスの飾り物の他に、様々な工芸品やハンドクラフト、アクセサリーなどが店先をにぎわせています。
クリスマス用の商品が並ぶ(Wikipedia より)
アドベントがなぜあるのか知らなかった方も、これで他の人に教えてあげることができますね。
キリスト教徒にとってはイースターと同じくらい大切なお祭りであるクリスマスも、もうすぐです。
ドイツに滞在されている方は、クリスマスマーケットに出かけたり、クッキーを作ったりしてアドベントを楽しまれてはいかがでしょうか。
参考記事
Advent
アドベント
待降節(アドベント)―その由来・意義・慣習について
Weihnachtsbräuche – Backen und Schenken
アドベントは日本では馴染みがないですが、ヨーロッパではクリスマスの準備をする大事な期間で、クリスマスのお菓子を作ったり、クリスマスプレゼントを探しにクリスマスマーケットを訪れる時期でもあります。
しかし、なぜアドベントがあるのかご存じですか?
過去記事の「なぜカーニバルは11月11日11時に始まるのか?」で、クリスマス前に断食の期間があると書きましたが、実はこの断食期間がアドベントなんです。
アドベントの語源はラテン語で「到来」という意味で、キリスト教ではキリストの到来(生誕)を持ち望むことを表しています。
このアドベントを断食の期間と定めたのは教会なのですが、それには理由があります。
下はWikipedia からの引用です。
ドイツ語版Wikipedia によると、大昔のアドベントは11月11日からDreikoenigstag である1月6日(公現祭:昔はこの日がクリスマスだった)までで、その期間内は日曜日に肉類を食べてはいけなかったそうです。アドベントをどうやって守るかを定めた、現存する中で一番古い文献は、トゥールの司教ペルペトゥス(490年没)による、11月11日からクリスマスまで週3回の断食を命じたものである。これはもともと、東方教会で、1月6日の公現祭(降誕日でもある)に洗礼を受ける予定の者が、その日のために、断食と、悔改めを行う準備期間であったためで、それが、西方教会においてクリスマス前の習慣となったのである。
注)東方教会は中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称。西方教会は西ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(ローマ・カトリック教会、聖公会、プロテスタント、アナバプテストなど)の総称
アドベントは断食と共に、クリスマス前の悔い改める期間でもあったため、アドベント期間中はお祭りやパーティーや盛大な結婚式はしてはいけなかったし、ダンスを踊ってもいけませんでした。また、特別なことがなければアドベント期間は(今でも)グローリアは歌われません。
この時期には、断食の期間を表す紫色の典礼色が用いられますが、第3日曜日はキリストの生誕がまじかなことを喜ぶ意味で、薄い紫色(薄いピンク色)が使用されます。
断食期間に使用される紫色の祭壇布と祭服(Wikipedia より)
さて、昔のアドベントは6週間もあったことはわかりましたが、現在のような4週間のアドベントに変わったのはいつなんでしょう?
変更されたのは意外と早く、7世紀でした。
クリスマス前の、日曜日が4回来る期間がアドベントとして決められましたが、必ず日曜日から始まり、クリスマスイブで終わるので、その年によってアドベントが長くなったり短くなったりします。
4回の日曜日というのは、アダムとイブがリンゴの木実を食べるという罪を犯してから4000年後に救世主が現れると、教会の歴史に書かれていることから来ています。しかし、地方によっては昔からの習慣を頑なに守っているところもあり、ミラノ地方やギリシャ正教では未だに6週間です。
アドベントは長い間、断食と悔い改めの期間でしたが、1917年からはカトリック教会がアドベントに断食を強要することはなくなりました。
それ以降、だんだん現在の形が出来上がってきたんですね。
アドベントの習慣
アドベントクランツアドベントになくてはならないのはAdventskranz (アドベントクランツ)ですが、これはドイツのプロテスタント神学者が1839年に23本のろうそくをクランツに立てたのが始まりだとされています。クランツ(花や木の葉で編んだ花輪)の形にはいろいろな意味が考えられますが、1年中緑であるモミの木の葉は、復活して永遠となるキリストの命を、ろうそくの灯はクリスマスの夜に世界を照らす光を表しているそうです。
4本のろうそくはアドベント期間の大事な日である4回の日曜日を示していて、地方によってはこのろうそくの色も断食期間の典礼色にならって、3本の紫と1本の薄いピンクのろうそくが立てられます。
世界で初めて作られたアドベントクランツ(Wikipedia より)
アドベントカレンダー
アドベントカレンダーは、1851年にドイツのプロテスタント教徒が手作りのアドベントカレンダーを作ったのが始めだと推測されています。
アドベントカレンダーは大体が子供たちのためで、紙や布などで作られ、1―24もしくは25までの日付の窓やポケットがついており、毎日一つづつ窓を開けていきます。
アドベントカレンダーの形は様々で、四角い紙に薄っぺらい窓が付いているだけのものや、四角い箱に窓がついていて、窓を開けるとチョコレートや玩具が入っていたりしますが、手作りカレンダーもよく作られ、アイデア豊かな素敵なカレンダーがたくさんあります。
ドイツでは市役所がアドベントカレンダーに変身するところもあり、雰囲気づくりに役立っています。
ハッティンゲンの市役所(Wikipedia より)
ゲンゲンバッハの市役所(Wikipedia より)
窓用の飾り
ドイツではこの他に、窓用の独特な飾りがあります。
Erzgebirgischer Schwibbogen という、エルツ山地で作られているアーチ型の飾りです。
元々は、いつも光のないところで働いているエルツ山地の鉱山の人たちが、暗い冬の季節に光に焦がれて窓に飾ったのが始めで、すべてのろうそくがともっていれば、家族全員が無事に鉱山から帰ってきたことを表していたのだそうです。
今では鉱山とは関係のない、クリスマス関係のモチーフで作られたSchwibbogen がたくさん出回っています。
アドベントの夜に窓に飾られるSchwibbogen(シュビブボーゲン)(Wikipedia より)
エルツ山地は木のおもちゃで有名で、Weihnachtspyramide (クリスマスピラミッド)もアドベントによく飾られますが、巨大なピラミッドがクリスマスマーケットに登場することもあります。
ドレスデンのクリスマスマーケットに登場したクリスマスピラミッド(Wikipedia より)
クリスマスのお菓子
アドベントになるとどこの家でもクリスマス用にクッキーを焼きますが、この習慣はどのようにしてできたのか知っていますか?
由来その1
昔のトルコに実在した聖ニコラウス(現在のサンタクロースの元になった司教)は貧しい人々を助けたことで有名ですが、貧しすぎて娘を売らなければならなくなった父親に3個の金の玉を与えた逸話から、金の玉がいつしかリンゴになり、12月6日の聖ニコラウスの日にニコラウスが子供たちにリンゴを持ってくるようになりました。
そして時代が過ぎていくうちに、今度は木を天井から吊るす(クリスマスツリーの原型)ようになり、木にリンゴを飾るようになりましたが、時の流れと共にクッキーも木に飾るようになりました。
当時はクッキーは特別な物だったからです。
由来その2
昔は食糧を保存する方法がなかったため、冬は食糧が少なくなって、油脂を摂取することが難しくなります。そのため、冬用に保存食を作るのは、当時は大事な仕事でした。
クッキーは砂糖と油脂が入っているので、ちょうどいい保存食だったのです。
また、クッキーを作るのは、当時は手間がかかったので、クリスマスをお祝いするのに何か特別なものをと考えた人々が、クッキーを焼くようになったそうです。
クリスマスマーケット
クリスマスマーケットは元々、冬の準備のために食糧や物をそろえるための市場でした。
それが時代の流れと共に、クリスマスの準備のための市場に変わっていきました。
今では昔ながらのクリスマスの飾り物の他に、様々な工芸品やハンドクラフト、アクセサリーなどが店先をにぎわせています。
クリスマス用の商品が並ぶ(Wikipedia より)
アドベントがなぜあるのか知らなかった方も、これで他の人に教えてあげることができますね。
キリスト教徒にとってはイースターと同じくらい大切なお祭りであるクリスマスも、もうすぐです。
ドイツに滞在されている方は、クリスマスマーケットに出かけたり、クッキーを作ったりしてアドベントを楽しまれてはいかがでしょうか。
参考記事
Advent
アドベント
待降節(アドベント)―その由来・意義・慣習について
Weihnachtsbräuche – Backen und Schenken
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
ドイツには改札口がないけど、みんなちゃんとチケットを買っているのか、疑問に思ったことはないですか?
ヨーロッパでは一部の都市を除いて、大抵の駅に改札口がありません。
駅構内やホームに切符の自動販売機はあるけど、検札もなく、直に列車に乗り込みます。
駅によっては、駅の建物を通らずに道路から直接列車にたどり着けるところもあり、日本人から見れば不思議な光景です。
日本では、田舎の駅以外ではほとんどの駅に自動改札口が設けられていて、それでもキセル乗車をする人がいる有様だというのに、ヨーロッパ人はみんなまじめに切符を買うから改札口がいらないんでしょうか?
この疑問にお答えする前に、ドイツの改札口の歴史をたどる必要があります。
姑の記憶によると、実は、約60年前までは駅構内のホームへの入り口が遮断機のようなもので遮られ、その前に立っている駅員に切符を見せないと列車に乗れなかったそうです。
当時はどこの駅にも住み込みの駅員がいて、改札から列車の発車の合図などの様々な仕事をしていたそうですが、後に人権費削減のために駅員は廃止となり、車掌による車両内での検札が始まりました。
それ以降、検札の仕方はそのままで変わらず、現在に至っているわけですが、未だに改札機が使用されないということは、乗客が真面目にチケットを買っているからでしょうか?
答えは、否。
どこの国でも、不正乗車というものはあるものなんですよ。
ドイツでも昔からキセルをする人がいました。
ただ、その大部分は青少年層で、短距離で乗り降りする近郊列車や市内の列車だけでした。
現在でもキセル乗車をするのは青少年が多いですが、実は以前より複雑な様子を見せるようになってきています。
1960年代にドイツ全国で0.5%前後だった不正乗車率は、1980年代には1.5%になり、現在では3%~4%に達するところも出ている有様です。
不正乗車常習犯の中には、鉄道の値上げに異議を申し立てるために、わざと不正乗車する人たちもいるそうですが、不正乗車の増加で売上が減ったために運賃が上がってしまえば、本末転倒になるんですがねえ・・・
フランクフルトではここ数年は3%前後ですが、ケルンでは2005年に4%強のキセル乗車率が報告されたこともあります。
失業率12%で人口の半分が外国人であるベルリンでは、今年の地下鉄の不正乗車率は7~8%にもなり、億単位の売り上げ損失になるということです。
これらの数字は検札管によるコントロールで発見された不正乗車なので、検察官に発見されなかったキセル乗客を加えると、実際の不正乗車は数パーセント上増しになるはずです。
常習者への処罰も近年さらに厳しくなり、罰金はここのところ40ユーロで固定していますが、キセル乗車を3回以上発見されると裁判所に告訴されることもあり、実際に刑務所行きになった男性も現れました。キセル乗車を74回発見された後ではありますが・・・
また、最近では無賃乗車の罰として個人情報を交通機関のデータバンクに2年間登録され、何度もキセルを発見されるとその交通機関の利用を今後一切拒否されることもあります。
せめて都市部だけでも改札口を作れば、ここまで苦労しなくてもよくなるはずなのですが、検札機の設置には膨大な費用がいるはずだし、検札機のことをちらりとでも考えたことがあるのかどうかも分かりません。
これからも各交通局は、今までのように人海戦術でいくしかないのかもしれませんね。
ヘッセン州でもその日の検札予定路線を一般に知らせているラジオがあり、その路線の不正乗車は防止できるのでしょうが、他の路線で検札が行われないのがわかってしまっている状態です。
このように、各交通機関はキセル乗車愛好家には手を焼いているわけですが、大部分の人は真面目に切符を買っているようです。
なぜ真面目に切符を買うのかを数人のドイツ人にアンケートしてみましたが、切符のコントロールがあるからだというのが全員の答えでした。
列車の中で検札官がキセル乗客を発見した現場を目撃した人たちも多いと思いますし、何度も不正乗車をすればそのうち見つかると思うのが普通ですしね。
実際にロンドンやパリは検札機を導入しているわけだし、大赤字のベルリンに改札口を作ったら、収益が大幅に上がるのは一目瞭然だけど、検札機を導入する予算なんかどこにもない。
まさしく、Teufelskreis (悪循環)だ・・・
参考記事
ヨーロッパでは一部の都市を除いて、大抵の駅に改札口がありません。
駅構内やホームに切符の自動販売機はあるけど、検札もなく、直に列車に乗り込みます。
駅によっては、駅の建物を通らずに道路から直接列車にたどり着けるところもあり、日本人から見れば不思議な光景です。
日本では、田舎の駅以外ではほとんどの駅に自動改札口が設けられていて、それでもキセル乗車をする人がいる有様だというのに、ヨーロッパ人はみんなまじめに切符を買うから改札口がいらないんでしょうか?
この疑問にお答えする前に、ドイツの改札口の歴史をたどる必要があります。
姑の記憶によると、実は、約60年前までは駅構内のホームへの入り口が遮断機のようなもので遮られ、その前に立っている駅員に切符を見せないと列車に乗れなかったそうです。
当時はどこの駅にも住み込みの駅員がいて、改札から列車の発車の合図などの様々な仕事をしていたそうですが、後に人権費削減のために駅員は廃止となり、車掌による車両内での検札が始まりました。
それ以降、検札の仕方はそのままで変わらず、現在に至っているわけですが、未だに改札機が使用されないということは、乗客が真面目にチケットを買っているからでしょうか?
答えは、否。
どこの国でも、不正乗車というものはあるものなんですよ。
ドイツでも昔からキセルをする人がいました。
ただ、その大部分は青少年層で、短距離で乗り降りする近郊列車や市内の列車だけでした。
現在でもキセル乗車をするのは青少年が多いですが、実は以前より複雑な様子を見せるようになってきています。
現在のドイツの不正乗車の実態
EU圏の拡大で東欧や南欧からも自由に出入りできるようになって外国人が多くなったことや、何度もやってきた経済危機による失業者と貧困家庭の増加が誘引となって、無賃乗車をする人が増加し続けました。1960年代にドイツ全国で0.5%前後だった不正乗車率は、1980年代には1.5%になり、現在では3%~4%に達するところも出ている有様です。
不正乗車常習犯の中には、鉄道の値上げに異議を申し立てるために、わざと不正乗車する人たちもいるそうですが、不正乗車の増加で売上が減ったために運賃が上がってしまえば、本末転倒になるんですがねえ・・・
各地の状態
不正乗車の比率は各地で差があります。フランクフルトではここ数年は3%前後ですが、ケルンでは2005年に4%強のキセル乗車率が報告されたこともあります。
失業率12%で人口の半分が外国人であるベルリンでは、今年の地下鉄の不正乗車率は7~8%にもなり、億単位の売り上げ損失になるということです。
これらの数字は検札管によるコントロールで発見された不正乗車なので、検察官に発見されなかったキセル乗客を加えると、実際の不正乗車は数パーセント上増しになるはずです。
各交通局の対応
大きな売上損失に頭を痛める各交通局や交通機関グループは、検察官のユニフォームを廃止して私服に変更し、検札の回数を増やしていますが、これによって不正乗車率が大幅に下がったところも報告されています。常習者への処罰も近年さらに厳しくなり、罰金はここのところ40ユーロで固定していますが、キセル乗車を3回以上発見されると裁判所に告訴されることもあり、実際に刑務所行きになった男性も現れました。キセル乗車を74回発見された後ではありますが・・・
また、最近では無賃乗車の罰として個人情報を交通機関のデータバンクに2年間登録され、何度もキセルを発見されるとその交通機関の利用を今後一切拒否されることもあります。
せめて都市部だけでも改札口を作れば、ここまで苦労しなくてもよくなるはずなのですが、検札機の設置には膨大な費用がいるはずだし、検札機のことをちらりとでも考えたことがあるのかどうかも分かりません。
これからも各交通局は、今までのように人海戦術でいくしかないのかもしれませんね。
キセル愛好者側は
その一方、ハンブルグでは facebook の「Schwarzfahren Hamburg (キセル乗車 ハンブルグ)」に4000人以上の不正乗車愛好者が集まり、検札が行われている路線の情報を投稿しているうえに、「いいね」ボタンを押す人が1万人以上出ており、facebook を見たハンブルグの交通局は驚きを隠せませんでした。ヘッセン州でもその日の検札予定路線を一般に知らせているラジオがあり、その路線の不正乗車は防止できるのでしょうが、他の路線で検札が行われないのがわかってしまっている状態です。
このように、各交通機関はキセル乗車愛好家には手を焼いているわけですが、大部分の人は真面目に切符を買っているようです。
なぜ真面目に切符を買うのかを数人のドイツ人にアンケートしてみましたが、切符のコントロールがあるからだというのが全員の答えでした。
列車の中で検札官がキセル乗客を発見した現場を目撃した人たちも多いと思いますし、何度も不正乗車をすればそのうち見つかると思うのが普通ですしね。
実際にロンドンやパリは検札機を導入しているわけだし、大赤字のベルリンに改札口を作ったら、収益が大幅に上がるのは一目瞭然だけど、検札機を導入する予算なんかどこにもない。
まさしく、Teufelskreis (悪循環)だ・・・
参考記事
- Beförderungserschleichung
- Fahrkartenkontrolle
- S-Bahn: Zahl der Schwarzfahrer steigt
- Schwarzfahrer muss ins Gefängnis
- BVG beklagt: Schwarzfahrer-Zahl drastisch gestiegen
- Schwarzfahrer-Quote 2009: Zahlen fast unverändert
- Schwarzfahren lohnt sich
- Schwarzfahrer bei Facebook: Zahl der "Freunde" steigt
- Kein EU-Land hat mehr Ausländer als Deutschland
- Bahn: Strafanzeigen-Flut gegen Schwarzfahrer
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
今年も11月11日11時きっかりにカーニバルシーズンが始まりました。
カーニバルの町、ケルンやマインツでカーニバル開始のフェスティバルが催されているのをテレビで見た方も多いと思います。
しかし、実際のカーニバルのパレードまでまだ3か月もあるのに、なぜ11月11日に始まるのか疑問に思いませんか?
実は、昔からのカーニバルの開始日は1月6日の「東方の3賢者」の日の翌日と決まっています。断食が始まる灰の水曜日以降は、キリストが復活するイースターまで肉や嗜好品が食べられなくなるので、キリスト生誕祭が終わった後、灰の水曜日までの期間をカーニバル期間としてどんちゃん騒ぎするのは至極納得できることです。
注)1月6日は東方から贈り物を持ってやって来た3人の賢者が、幼子のキリストに贈り物をささげた日
それが、1823年にケルンのカーニバル運営委員会によって11月11日に決定されました。
この日からカーニバルのパレードのある薔薇の月曜日まで、カーニバルの山車などの準備が始められるわけです。
さて、わざわざこの日に決定したということは、何か意味があるわけですが、これは11という数字がおかしな数字だということから来ています。
モーゼの10戒より一つ多く、キリストの弟子の数に一つたりない。
時計の12時の少し前で、はかなく過ぎていく数でもあります。
それに、ぞろ目は特別な数字で、おかしな数字がずらりと並ぶことで、もっと面白おかしくなる。
また、キリスト生誕の40日前から断食が始まるので、その前に十分食べておこうという、カーニバルと似たような時期であることから、2つ目のカーニバルとも言われました。
このようなことから、11月11日11時11分がカーニバル開始時間に決められたようです。
カーニバルが始まったと言っても、準備が開始されただけで、実際のどんちゃん騒ぎは来年になってからです。
まずは、クリスマス前の断食に入らないといけません。
とはいっても、する人はまずいないですがね。
コブレンツのカーニバル(Wikipedia より)
カーニバルの町、ケルンやマインツでカーニバル開始のフェスティバルが催されているのをテレビで見た方も多いと思います。
しかし、実際のカーニバルのパレードまでまだ3か月もあるのに、なぜ11月11日に始まるのか疑問に思いませんか?
実は、昔からのカーニバルの開始日は1月6日の「東方の3賢者」の日の翌日と決まっています。断食が始まる灰の水曜日以降は、キリストが復活するイースターまで肉や嗜好品が食べられなくなるので、キリスト生誕祭が終わった後、灰の水曜日までの期間をカーニバル期間としてどんちゃん騒ぎするのは至極納得できることです。
注)1月6日は東方から贈り物を持ってやって来た3人の賢者が、幼子のキリストに贈り物をささげた日
それが、1823年にケルンのカーニバル運営委員会によって11月11日に決定されました。
この日からカーニバルのパレードのある薔薇の月曜日まで、カーニバルの山車などの準備が始められるわけです。
さて、わざわざこの日に決定したということは、何か意味があるわけですが、これは11という数字がおかしな数字だということから来ています。
モーゼの10戒より一つ多く、キリストの弟子の数に一つたりない。
時計の12時の少し前で、はかなく過ぎていく数でもあります。
それに、ぞろ目は特別な数字で、おかしな数字がずらりと並ぶことで、もっと面白おかしくなる。
また、キリスト生誕の40日前から断食が始まるので、その前に十分食べておこうという、カーニバルと似たような時期であることから、2つ目のカーニバルとも言われました。
このようなことから、11月11日11時11分がカーニバル開始時間に決められたようです。
カーニバルが始まったと言っても、準備が開始されただけで、実際のどんちゃん騒ぎは来年になってからです。
まずは、クリスマス前の断食に入らないといけません。
とはいっても、する人はまずいないですがね。
コブレンツのカーニバル(Wikipedia より)
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10日にSaalbau Bornheim であった、「ジャパン・ナイト」に行ってきました。
19時10分までに来ないとチケットが無効になると書いてあったし、遅くいくといい席をとれなくなるので、早めに向こうに到着しました。
会場は小さくて、席は250席くらい。
周りを見渡すと、ほとんどがドイツ人で、日本人は8%ほどでした。
私たちは、早かったせいで真ん中の2列目を確保できましたが、私の前の人が大きいもので、写真が撮りにくいんですよね。
それで、ダンナに撮ってもらうことにしました。
最初はフラッシュを使ってたんですが、ステージまで届かないし、フラッシュを使うと早く電池がなくなると息子がいうものだから、フラッシュなしです。
暗いところに強いカメラだから、ある程度きれいに撮れました。
さて、開演時間を知らせるベルが鳴り響いて、司会者の方が登場です。
世界各国でジャパン・ウィークが毎年開催されていて、フランクフルトでは初めてであることを司会者が説明した後、いよいよステージが始まりました。
トップは全日本ブライダル協会の着物ショーです。
モダンなデザインから伝統的なデザインまで、いろいろな花嫁衣裳が登場して、ドイツ人をとっても楽しませました。
左から、夏、冬、秋、春の花嫁衣裳。ドイツのお嬢さんはどんな気持ちだったかな?
春の衣装は打掛がすっごく薄くて透き通ってるんです。
最近はこんな打掛があるんですね(驚)
秋は伝統的な衣装で、冬が白無垢でした。お色直しの打掛をステージで着せるサービス付きで、豪華な打掛にドイツ人の眼は釘付けです。
独日モデルさんが勢揃い。クリックで拡大します。
2番目は東京のバレエ学校の生徒さん達でした。
まだ小さな女の子たちも一緒に頑張るので、観客は顔をほころばせてました。
みんな一生懸命練習したみたいで、なかなか上手でしたよ。
年長さんと小学生のバレリーナ
一番前に年少さんがいます。クリックで拡大します。
3番目は千葉から来たお年寄りたちの「玉すだれ」です。
玉すだれって、できる形が決まっているので、創作で新しい形にすることはできないみたい。
すだれのさばきは練習が必要だけど、2~3回「玉すだれ」を見ると、新鮮でなくなってしまうのが残念!
このあと、ドイツで90年ほど前に創設され、ドイツで一番の古さを、そしてヨーロッパで2番目に古いフランクフルト柔道クラブが登場しました。
柔道クラブだから柔道を見せるのかと思ったら、剣道も始めたそうで、ここでは剣道の実演でした。が、これは日本人ならおなじみだと思うので、省きますね。
この後15分の休憩が入り、第2部が始まりました。
ホールだから長くするかな?と思ってはいましたが、第2部が始まったのは21時。
結構長いプログラムになりそうですよ。
最初はドイツリート協会で、一人ひとりがピアノの伴奏でドイツ語の歌を歌うんですが、クラシックなもんで、子守唄のように聞こえてしまう。
歌を聞いているうちに、隣のダンナはコックリコックリと船をこぎだしちゃいましたよ(苦笑)
やはり和服の方もいらっしゃいました
小母さま、30歳ほどお若くなられましたね。よくお似合いですよ
この後に尺八が来ましたが、10分ほどの曲を長々と演奏するので、ダンナだけじゃなくて私もちょっとしんどくなってきました。
恐らく他の人たちもそうだったと思うんですが、演奏後に司会者が「この曲は地震で亡くなられた方や被害に遭った方へ捧げる曲です」と曲の説明をすると、大拍手が起こりました。
いよいよ最後から2番目になりましたが、今度は琴の演奏です。
若いお嬢さんが出てくるのかなあ?と思ったら、熟年のグループでした。
日本のハープ(司会者の説明)を初めて見た方がたくさんいるようで、この演奏の時はカメラを構えて前のほうに来る人がたくさんいました。
お姉さま、そのヘアはサザエさんを少し意識していらっしゃいます?
全員で弾くとちょいバラバラに。クリックで拡大します。
この演奏時にはすでに22時を超えていて、前日ネパールから帰ってきたばかりのダンナにとっては真夜中をとっくに過ぎた時間。第2部に入ってすぐに寝始めたダンナは、今や口を開けてスースー寝息を立てながら熟睡しております。
よく見ると、口からヨダレまで出てる・・・・・・・・・・(爆)
証拠写真を撮ってやろうとしたけど、薄暗い物で上手く撮れなかった(残念!)
しかし、最後のグループが演奏し始めたら、絶対起きるはず。
トリはやはり和太鼓なんですよ。
日本からじゃなくて、フランクフルトの「栗の木太鼓」っつうグループだけど。
ドン!と始まったら、びっくりして目が覚めることは確実ですよ(笑)
ドイツの和太鼓グループは「栗の木太鼓」と「桜の木太鼓」がJapan Week に出演していますが、日本の太鼓グループと比べるとバリエーションが少ない。
太鼓をリズムを変えて打っているだけで、なんだか物足りないんですよね。
それでも、力強く打っていて、迫力は十分あるから、この日の演奏の中では一番人気がありました。
ピッタリ息があってます
女性と男性の混合グループ。クリックで拡大します。
さて、これでようやくすべてのプログラムが終了です。
時間を見るとすでに23時!
まだこれから車を駐車したところまで15分歩かなきゃいけないし、そこから30分ほど走らないといけないから、帰ったらもう夜中ですよ。
こんなに遅くなるとは思ってなかった・・・
と言いながらも、駐車場への道で、引っ越しなのか、家具のゴミが出ている家の前に来たら、まだしっかり使える椅子が置いてあったので、ちゃっかり貰ってきちゃいました(^^;)
事務椅子でローラーが付いてるものだから、ダンナがガラガラと大きな音を立てながら、椅子を押して歩いてきました。
家に帰ってきたら猫たちが椅子に寄ってきてクンクン。
どこもおかしいところはないようですよ。
Japan Week は12日が最終日です。
すでに展示を終えて帰国された方々もいると思います。
1週間の期間中にボランティアとして活躍された方々もたくさんいらっしゃいました。
皆さん、お疲れ様でした。
そして、素敵な催し物をありがとうございました!
19時10分までに来ないとチケットが無効になると書いてあったし、遅くいくといい席をとれなくなるので、早めに向こうに到着しました。
会場は小さくて、席は250席くらい。
周りを見渡すと、ほとんどがドイツ人で、日本人は8%ほどでした。
私たちは、早かったせいで真ん中の2列目を確保できましたが、私の前の人が大きいもので、写真が撮りにくいんですよね。
それで、ダンナに撮ってもらうことにしました。
最初はフラッシュを使ってたんですが、ステージまで届かないし、フラッシュを使うと早く電池がなくなると息子がいうものだから、フラッシュなしです。
暗いところに強いカメラだから、ある程度きれいに撮れました。
さて、開演時間を知らせるベルが鳴り響いて、司会者の方が登場です。
世界各国でジャパン・ウィークが毎年開催されていて、フランクフルトでは初めてであることを司会者が説明した後、いよいよステージが始まりました。
トップは全日本ブライダル協会の着物ショーです。
モダンなデザインから伝統的なデザインまで、いろいろな花嫁衣裳が登場して、ドイツ人をとっても楽しませました。
左から、夏、冬、秋、春の花嫁衣裳。ドイツのお嬢さんはどんな気持ちだったかな?
春の衣装は打掛がすっごく薄くて透き通ってるんです。
最近はこんな打掛があるんですね(驚)
秋は伝統的な衣装で、冬が白無垢でした。お色直しの打掛をステージで着せるサービス付きで、豪華な打掛にドイツ人の眼は釘付けです。
独日モデルさんが勢揃い。クリックで拡大します。
2番目は東京のバレエ学校の生徒さん達でした。
まだ小さな女の子たちも一緒に頑張るので、観客は顔をほころばせてました。
みんな一生懸命練習したみたいで、なかなか上手でしたよ。
年長さんと小学生のバレリーナ
一番前に年少さんがいます。クリックで拡大します。
3番目は千葉から来たお年寄りたちの「玉すだれ」です。
玉すだれって、できる形が決まっているので、創作で新しい形にすることはできないみたい。
すだれのさばきは練習が必要だけど、2~3回「玉すだれ」を見ると、新鮮でなくなってしまうのが残念!
あ、さて、さて、さて、さて、さて、さて、さては南京玉簾
ちょいと伸ばせば、ちょいと伸ばせば浦島太郎さんの魚釣竿にさも似たり
あ、さて、さて、さて、さて、さて、さて、さては南京玉簾
ちょいと返せば、ちょいと返せば、阿弥陀如来か釈迦無二(釈迦牟尼)か
後光に見えればお慰み、阿弥陀如来がお目に止まれば元へと返す
ちょいと伸ばせば、ちょいと伸ばせば浦島太郎さんの魚釣竿にさも似たり
あ、さて、さて、さて、さて、さて、さて、さては南京玉簾
ちょいと返せば、ちょいと返せば、阿弥陀如来か釈迦無二(釈迦牟尼)か
後光に見えればお慰み、阿弥陀如来がお目に止まれば元へと返す
このあと、ドイツで90年ほど前に創設され、ドイツで一番の古さを、そしてヨーロッパで2番目に古いフランクフルト柔道クラブが登場しました。
柔道クラブだから柔道を見せるのかと思ったら、剣道も始めたそうで、ここでは剣道の実演でした。が、これは日本人ならおなじみだと思うので、省きますね。
この後15分の休憩が入り、第2部が始まりました。
ホールだから長くするかな?と思ってはいましたが、第2部が始まったのは21時。
結構長いプログラムになりそうですよ。
最初はドイツリート協会で、一人ひとりがピアノの伴奏でドイツ語の歌を歌うんですが、クラシックなもんで、子守唄のように聞こえてしまう。
歌を聞いているうちに、隣のダンナはコックリコックリと船をこぎだしちゃいましたよ(苦笑)
やはり和服の方もいらっしゃいました
小母さま、30歳ほどお若くなられましたね。よくお似合いですよ
この後に尺八が来ましたが、10分ほどの曲を長々と演奏するので、ダンナだけじゃなくて私もちょっとしんどくなってきました。
恐らく他の人たちもそうだったと思うんですが、演奏後に司会者が「この曲は地震で亡くなられた方や被害に遭った方へ捧げる曲です」と曲の説明をすると、大拍手が起こりました。
いよいよ最後から2番目になりましたが、今度は琴の演奏です。
若いお嬢さんが出てくるのかなあ?と思ったら、熟年のグループでした。
日本のハープ(司会者の説明)を初めて見た方がたくさんいるようで、この演奏の時はカメラを構えて前のほうに来る人がたくさんいました。
お姉さま、そのヘアはサザエさんを少し意識していらっしゃいます?
全員で弾くとちょいバラバラに。クリックで拡大します。
この演奏時にはすでに22時を超えていて、前日ネパールから帰ってきたばかりのダンナにとっては真夜中をとっくに過ぎた時間。第2部に入ってすぐに寝始めたダンナは、今や口を開けてスースー寝息を立てながら熟睡しております。
よく見ると、口からヨダレまで出てる・・・・・・・・・・(爆)
証拠写真を撮ってやろうとしたけど、薄暗い物で上手く撮れなかった(残念!)
しかし、最後のグループが演奏し始めたら、絶対起きるはず。
トリはやはり和太鼓なんですよ。
日本からじゃなくて、フランクフルトの「栗の木太鼓」っつうグループだけど。
ドン!と始まったら、びっくりして目が覚めることは確実ですよ(笑)
ドイツの和太鼓グループは「栗の木太鼓」と「桜の木太鼓」がJapan Week に出演していますが、日本の太鼓グループと比べるとバリエーションが少ない。
太鼓をリズムを変えて打っているだけで、なんだか物足りないんですよね。
それでも、力強く打っていて、迫力は十分あるから、この日の演奏の中では一番人気がありました。
ピッタリ息があってます
女性と男性の混合グループ。クリックで拡大します。
さて、これでようやくすべてのプログラムが終了です。
時間を見るとすでに23時!
まだこれから車を駐車したところまで15分歩かなきゃいけないし、そこから30分ほど走らないといけないから、帰ったらもう夜中ですよ。
こんなに遅くなるとは思ってなかった・・・
と言いながらも、駐車場への道で、引っ越しなのか、家具のゴミが出ている家の前に来たら、まだしっかり使える椅子が置いてあったので、ちゃっかり貰ってきちゃいました(^^;)
事務椅子でローラーが付いてるものだから、ダンナがガラガラと大きな音を立てながら、椅子を押して歩いてきました。
家に帰ってきたら猫たちが椅子に寄ってきてクンクン。
どこもおかしいところはないようですよ。
Japan Week は12日が最終日です。
すでに展示を終えて帰国された方々もいると思います。
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