旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
カテゴリー「今日のドイツの話題」の記事一覧
- 2024.11.23 [PR]
- 2010.12.16 出店20周年を迎えたクリスマスマーケット
- 2010.12.06 人気番組「Wetten, dass」の視聴者の目前で大事故が・・・
- 2010.12.01 寒波到来!
- 2010.07.04 卒業式の季節
- 2010.07.03 暑いぞドイツ!
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(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
先週は大雪になったドイツですが、うちの町では週末のうちに雪が全部溶けちゃいました。
大雪で空港が閉鎖になった日は積雪が16cmにもなったのに、まるで夢だったかのように跡形も残ってません。
ま、どうせまた降るんだろうけどね。
やっと時間もできたことだし、今回は先々週末にあったクリスマスマーケットの報告をいたします。
ここは私がドイツに来てから参加するようになったマーケットで、ハンドメイドの商品だけしか扱えません。
なので、ここに店を出す人たちは、実際にその商品を作っている職人たちが多いんです。
うちは何の名目で店を出しているかというと、「第3諸国のハンドメイド製品」。
確かに向こうの国の人が自分で作ったものだから、問題なくクリアしております。
さて、この日は夕方からミゾレが来ると言う予報で、昼間は持ってくれ~と祈りながらの開始となりました。
前日までに商品の準備を終わらせとくんですが、アクセサリー係の私はまたもや午前様になってしまった。アクセサリーのお掃除に時間がかかるんですけど、ぎりぎりまでテンプレ6点の修正が入っていたもんで、3時近くまで起きてました(忍者ブログ側の仕様変更への対応のための修正だよ)
目覚ましを8時にセットして寝たんですが、朝起きたらえらく外が明るい。
ぎょっとして時計を見たら、すでに9時!
ぎょえ~、最後の準備しないといけないのに、出発までもう時間ないじゃないのさっ!
なんで目覚ましが鳴らなかったんだろうと思ったら、・・・・・・
午前と午後を間違えてセットしてた
ありません、こんな失敗?
朝起きたらとっくに時間を過ぎてて、焦りまくりますよね(^^;)
ダンナは、自分が前日に父親から借りてきた連結車にせっせと詰め込んでいて、後は私が食事や飲み物の用意さえすれば出発できる。
食事と言っても寒い外での立ち仕事なので、暖かいものが食べたい。
でも、向こうで食事を買ってたら出費も多くなっちゃう。
そこで考えたのがこれ。
海外限定版 TOM YUM(2ユーロ弱:約200円)
トマト味だとかブロッコリー味だとか、日本人が聞いたら真っ青になるような種類がここでは売ってるけど、一度ブロッコリー味を試食してからは変な種類はもう絶対に買わない!と心に決めたので(苦笑)、タイ風の「TOM YUM」ともう一つ、「SPICY」という激辛のを持っていくことにしました。魔法瓶に熱湯を入れて持っていけば、好きな時に熱いのが食べられるw
本当はもう一つ、缶詰のグラーシュ(肉入りでどろっとしたスープ:シチューって言っていいと思う)を広口魔法瓶に入れて行ったけど、向こうで売ってるケーキを3切れ買ったらお腹がいっぱいになっちゃった。結局全然食べずにまた家に持って帰ったグーラーシュは、息子が食べてくれたのでめでたしめでたし(^^;)
カップヌードルのほうは完食しましたよ。
捨てるのにも困るからスープも全部飲んだんですが、「SPICY」でつまずいちまった・・・
まさか、あんなに辛いと思わなかったんだものっ!
あんまり辛くてスープを全部飲めないもんだから、チョイ辛は好きなダンナに飲ませたら、「っ!」って顔が歪んだ(爆)
スープを飲まなけりゃそんなに辛くないんだけどねえ・・・・・・
さてさて、準備OKとなったあとは出発です。
クリスマスマーケットは市や町主催が多いですが、ここはプライベート。
Schlosschen(小さなお屋敷)ですが、昔はここらを治めた貴族が住んでたのかも。
現在は森林事業財団の所有地です。
お屋敷の周りは石塀で囲まれていて、その前が駐車場になってます。
会場になってるお屋敷への入り口
中庭が広いので、ピッタリの会場です
会場の各スタンドには長いテーブルと長いイスがすでに置いてあります。
ここはこういう備品付きの料金ですが、それでは足りないのでうちからもう一つ長いテーブルを持っていきました。
夜になると各店に電気が付きますが、はっきり言って薄暗い。
だもんで、希望電力ごとに追加電気料金を払えば、自前のライトを使用することができます。
よく街中で見かけるマーケットは、全部自分で組み立てたり持参したものです。
建物の中で催されるマーケットでは、主催者側からテーブルや椅子が提供されるところもありますが、道路や広場のお店はすべて自分でしなければいけません。
同好会や会社などなら本格的な小屋を建ててしまいますが、個人参加のお店では簡易テントを組み立てて使うこともあります。
だからここの会場は、個人参加組にはありがたい限りです。
すでに屋根付きで、屋根の下に電球の着いた電線が通されていて、会場側からテーブルとイスも用意されていますからね。
会場内のスタンドの様子(右側がうちの店)
ここの公式開場は12時だけど、11頃から人々がやって来はじめます。
でもお昼の時間は比較的暇で、その時間を利用して他のお店周りをするんですが、さすがにハンドメイドオンリーのマーケットです。
ガラス職人のお兄さん。目の前でガラス加工を見せてくれてます
陶器の小物やさん。よく絵本にもでてくる赤いキノコは、実は毒キノコ
フェルト細工やさん。フェルトで作った素敵な帽子やスリッパ、小物などがぎっしり
まだ準備中のうちの店。このあとテーブルが商品で埋まりました。
くろろ初登場!と思いきや、もこもこに着込んだ猫ママの登場です
もう10年以上来てなかった、裾の長いもこもこダウンコートを着込みました。
だって、最高気温2度なんだもん。
足の先も寒さで感覚がなくなってきたので、靴用ホッカイロを使用です。
偉大なる靴用ホッカイロのおかげで、この日は耐えられたんですよ~
いつも思うけど、この「靴用ホッカイロ」を他の店の人に売ったら、喜ばれるんじゃないかしらん。
後ろにかかってるのは、メキシコや南米から持って帰ってきたタペストリーやカーペット類。
テーブルの上には中南米からの小物やアクセサリーが並びます。
お客が店に前にいないときに写真撮らないといけないから、まだ準備中の写真しかないんですが、この写真のあとにメキシコ産のハンモックまで並べとりました。
お店にはいつも何かしら新しいものが登場するのですが、今年はちょいと特別なものがお目見えしました。
仲良くさせていただいているブロ友のラーダさんが、うちのお店に出品してくださったんですよw
いつも記事の写真でしか見ていない作品の本物を見せていただきましたが、丁寧な仕事をされているので、アクセサリー店に置いてある商品と同じ品質です。
それに、ラーダさんの作品にはいろいろなタイプがあるので、いろいろな人にマッチする。
幅の広い作品を作られていて、対象を限定されていないのが商売人としては嬉しいところです。
「どれどれ、どこにあるのさ」って?
猫ママの左隣のボードですよ。
「何だ、ちょっとだけじゃない」って?
このマーケットが来る前に、だいぶ売れちゃいましたからね。
残念ながら、ご紹介できる作品が少なくなってしまいました。
「きれいねえ」「これ素敵」という言葉を結納品に、たくさんお嫁に行っちゃいましたよ。
このマーケットでも、お婿さん(女性だけど)きたし・・・
でもせっかくですから、ラーダさん専用ボードをアップにいたしましょう。
画像をクリックすると、拡大します。
気が付かなかったんですが、ラーダさんの記事の中に、この店に出店した作品がほとんど載ってる記事がありました。
よく見たら、お嫁に行った作品も載ってるじゃな~い。
お嫁に行った作品もみたい方は下から記事に飛びましょう。
これが今回のラーダさん出品作品だ!
ラーダさんの作品はこれだけじゃありません。
埼玉県さいたま市にある、エルクールという喫茶店のレンタルボックスで作品が販売されていますので、お近くの方は覘いてみてくださいね。
エルクールでは作品が定期的に入れ変わるので、2度目には違う作品が見られますよ。
ラーダさんのブログでは作られた作品の紹介もしていますので、ちょいと覘いてみてください。
エルクール/アクセサリー作品
天然石手作りアクセサリー
もいっちょ作品集
さて、マーケット会場に戻りますが、3時ごろから込み始めます。
夕方がやはり一番賑わいを見せる時間で、みんな食べたり飲んだりしてる。
このころは、会場内の店が一番賑わいを見せる時間。
そこで主催者側からのアナウンスが入るんですが、このクリスマスマーケットが34年目に入ったと言うのを聞いて驚きました。
そんなに前からここでマーケットあったんだ。
「じゃあ、うちはいったい何年ここで店出してるの?」
とダンナに聞いたところ・・・
あっ、今年で20年目だ!
ですって。
そうかあ、今年で20年になるのかあ。
でも、昔の商品で残ってるやつ案外あるなあ・・・・・・(^^;)
昔は私はただ働きだったんです。
数年前にすっごく儲かった年があって、その時に初めて給料というかボーナスをもらいました。
それからは、どケチなはずのダンナが毎年ボーナスくれるようになりましてね。
こういう臨時収入も、日本行の飛行機代の一部になってます。
ここのマーケットは夕方の6時までなので、6時を過ぎたら店をたたむところが増えてきます。
でもこのころになると、同じようにここでお店を出している人が他のお店を最後に見にくる時間でもある。
最後の最後までアクセサリー類は出しておくけど、7時前には店はまたテーブルとイスだけに戻ってます。
長時間立ちん坊で疲れたけど、靴用ホッカイロのおかげで足先は全然冷たくない。
駐車場から各店の車が出入りして、会場内のお店もだんだんがらんとしてきたころ、私たちも商品を車に再度詰め込んで、会場を後にします。
家に帰ったら、疲れてるから料理なんてできません。
そこで簡単に、スーパーのピザが夕食になります。
ダンナが商品を整理しながら地下室に戻してる間、私は今度は経理係。
売上計算がおわったら、やっとクリスマスマーケットの一日の終了です。
いつかすべて売り切れたら店を出すこともなくなるけど、そんな日は絶対来ないのが実情。
冬だけじゃなくて、他の季節にも店出したほうがいいんですけど、こういう大仕事は1年に1回で十分だ!とも思うしね・・・
ということで、25周年は必ずやってきそうです。
大雪で空港が閉鎖になった日は積雪が16cmにもなったのに、まるで夢だったかのように跡形も残ってません。
ま、どうせまた降るんだろうけどね。
やっと時間もできたことだし、今回は先々週末にあったクリスマスマーケットの報告をいたします。
ここは私がドイツに来てから参加するようになったマーケットで、ハンドメイドの商品だけしか扱えません。
なので、ここに店を出す人たちは、実際にその商品を作っている職人たちが多いんです。
うちは何の名目で店を出しているかというと、「第3諸国のハンドメイド製品」。
確かに向こうの国の人が自分で作ったものだから、問題なくクリアしております。
さて、この日は夕方からミゾレが来ると言う予報で、昼間は持ってくれ~と祈りながらの開始となりました。
前日までに商品の準備を終わらせとくんですが、アクセサリー係の私はまたもや午前様になってしまった。アクセサリーのお掃除に時間がかかるんですけど、ぎりぎりまでテンプレ6点の修正が入っていたもんで、3時近くまで起きてました(忍者ブログ側の仕様変更への対応のための修正だよ)
目覚ましを8時にセットして寝たんですが、朝起きたらえらく外が明るい。
ぎょっとして時計を見たら、すでに9時!
ぎょえ~、最後の準備しないといけないのに、出発までもう時間ないじゃないのさっ!
なんで目覚ましが鳴らなかったんだろうと思ったら、・・・・・・
午前と午後を間違えてセットしてた
ありません、こんな失敗?
朝起きたらとっくに時間を過ぎてて、焦りまくりますよね(^^;)
ダンナは、自分が前日に父親から借りてきた連結車にせっせと詰め込んでいて、後は私が食事や飲み物の用意さえすれば出発できる。
食事と言っても寒い外での立ち仕事なので、暖かいものが食べたい。
でも、向こうで食事を買ってたら出費も多くなっちゃう。
そこで考えたのがこれ。
海外限定版 TOM YUM(2ユーロ弱:約200円)
トマト味だとかブロッコリー味だとか、日本人が聞いたら真っ青になるような種類がここでは売ってるけど、一度ブロッコリー味を試食してからは変な種類はもう絶対に買わない!と心に決めたので(苦笑)、タイ風の「TOM YUM」ともう一つ、「SPICY」という激辛のを持っていくことにしました。魔法瓶に熱湯を入れて持っていけば、好きな時に熱いのが食べられるw
本当はもう一つ、缶詰のグラーシュ(肉入りでどろっとしたスープ:シチューって言っていいと思う)を広口魔法瓶に入れて行ったけど、向こうで売ってるケーキを3切れ買ったらお腹がいっぱいになっちゃった。結局全然食べずにまた家に持って帰ったグーラーシュは、息子が食べてくれたのでめでたしめでたし(^^;)
カップヌードルのほうは完食しましたよ。
捨てるのにも困るからスープも全部飲んだんですが、「SPICY」でつまずいちまった・・・
まさか、あんなに辛いと思わなかったんだものっ!
あんまり辛くてスープを全部飲めないもんだから、チョイ辛は好きなダンナに飲ませたら、「っ!」って顔が歪んだ(爆)
スープを飲まなけりゃそんなに辛くないんだけどねえ・・・・・・
さてさて、準備OKとなったあとは出発です。
クリスマスマーケットは市や町主催が多いですが、ここはプライベート。
Schlosschen(小さなお屋敷)ですが、昔はここらを治めた貴族が住んでたのかも。
現在は森林事業財団の所有地です。
お屋敷の周りは石塀で囲まれていて、その前が駐車場になってます。
会場になってるお屋敷への入り口
中庭が広いので、ピッタリの会場です
会場の各スタンドには長いテーブルと長いイスがすでに置いてあります。
ここはこういう備品付きの料金ですが、それでは足りないのでうちからもう一つ長いテーブルを持っていきました。
夜になると各店に電気が付きますが、はっきり言って薄暗い。
だもんで、希望電力ごとに追加電気料金を払えば、自前のライトを使用することができます。
よく街中で見かけるマーケットは、全部自分で組み立てたり持参したものです。
建物の中で催されるマーケットでは、主催者側からテーブルや椅子が提供されるところもありますが、道路や広場のお店はすべて自分でしなければいけません。
同好会や会社などなら本格的な小屋を建ててしまいますが、個人参加のお店では簡易テントを組み立てて使うこともあります。
だからここの会場は、個人参加組にはありがたい限りです。
すでに屋根付きで、屋根の下に電球の着いた電線が通されていて、会場側からテーブルとイスも用意されていますからね。
会場内のスタンドの様子(右側がうちの店)
ここの公式開場は12時だけど、11頃から人々がやって来はじめます。
でもお昼の時間は比較的暇で、その時間を利用して他のお店周りをするんですが、さすがにハンドメイドオンリーのマーケットです。
ガラス職人のお兄さん。目の前でガラス加工を見せてくれてます
陶器の小物やさん。よく絵本にもでてくる赤いキノコは、実は毒キノコ
フェルト細工やさん。フェルトで作った素敵な帽子やスリッパ、小物などがぎっしり
まだ準備中のうちの店。このあとテーブルが商品で埋まりました。
くろろ初登場!と思いきや、もこもこに着込んだ猫ママの登場です
もう10年以上来てなかった、裾の長いもこもこダウンコートを着込みました。
だって、最高気温2度なんだもん。
足の先も寒さで感覚がなくなってきたので、靴用ホッカイロを使用です。
偉大なる靴用ホッカイロのおかげで、この日は耐えられたんですよ~
いつも思うけど、この「靴用ホッカイロ」を他の店の人に売ったら、喜ばれるんじゃないかしらん。
後ろにかかってるのは、メキシコや南米から持って帰ってきたタペストリーやカーペット類。
テーブルの上には中南米からの小物やアクセサリーが並びます。
お客が店に前にいないときに写真撮らないといけないから、まだ準備中の写真しかないんですが、この写真のあとにメキシコ産のハンモックまで並べとりました。
お店にはいつも何かしら新しいものが登場するのですが、今年はちょいと特別なものがお目見えしました。
仲良くさせていただいているブロ友のラーダさんが、うちのお店に出品してくださったんですよw
いつも記事の写真でしか見ていない作品の本物を見せていただきましたが、丁寧な仕事をされているので、アクセサリー店に置いてある商品と同じ品質です。
それに、ラーダさんの作品にはいろいろなタイプがあるので、いろいろな人にマッチする。
幅の広い作品を作られていて、対象を限定されていないのが商売人としては嬉しいところです。
「どれどれ、どこにあるのさ」って?
猫ママの左隣のボードですよ。
「何だ、ちょっとだけじゃない」って?
このマーケットが来る前に、だいぶ売れちゃいましたからね。
残念ながら、ご紹介できる作品が少なくなってしまいました。
「きれいねえ」「これ素敵」という言葉を結納品に、たくさんお嫁に行っちゃいましたよ。
このマーケットでも、お婿さん(女性だけど)きたし・・・
でもせっかくですから、ラーダさん専用ボードをアップにいたしましょう。
画像をクリックすると、拡大します。
気が付かなかったんですが、ラーダさんの記事の中に、この店に出店した作品がほとんど載ってる記事がありました。
よく見たら、お嫁に行った作品も載ってるじゃな~い。
お嫁に行った作品もみたい方は下から記事に飛びましょう。
これが今回のラーダさん出品作品だ!
ラーダさんの作品はこれだけじゃありません。
埼玉県さいたま市にある、エルクールという喫茶店のレンタルボックスで作品が販売されていますので、お近くの方は覘いてみてくださいね。
エルクールでは作品が定期的に入れ変わるので、2度目には違う作品が見られますよ。
ラーダさんのブログでは作られた作品の紹介もしていますので、ちょいと覘いてみてください。
エルクール/アクセサリー作品
天然石手作りアクセサリー
もいっちょ作品集
さて、マーケット会場に戻りますが、3時ごろから込み始めます。
夕方がやはり一番賑わいを見せる時間で、みんな食べたり飲んだりしてる。
このころは、会場内の店が一番賑わいを見せる時間。
そこで主催者側からのアナウンスが入るんですが、このクリスマスマーケットが34年目に入ったと言うのを聞いて驚きました。
そんなに前からここでマーケットあったんだ。
「じゃあ、うちはいったい何年ここで店出してるの?」
とダンナに聞いたところ・・・
あっ、今年で20年目だ!
ですって。
そうかあ、今年で20年になるのかあ。
でも、昔の商品で残ってるやつ案外あるなあ・・・・・・(^^;)
昔は私はただ働きだったんです。
数年前にすっごく儲かった年があって、その時に初めて給料というかボーナスをもらいました。
それからは、どケチなはずのダンナが毎年ボーナスくれるようになりましてね。
こういう臨時収入も、日本行の飛行機代の一部になってます。
ここのマーケットは夕方の6時までなので、6時を過ぎたら店をたたむところが増えてきます。
でもこのころになると、同じようにここでお店を出している人が他のお店を最後に見にくる時間でもある。
最後の最後までアクセサリー類は出しておくけど、7時前には店はまたテーブルとイスだけに戻ってます。
長時間立ちん坊で疲れたけど、靴用ホッカイロのおかげで足先は全然冷たくない。
駐車場から各店の車が出入りして、会場内のお店もだんだんがらんとしてきたころ、私たちも商品を車に再度詰め込んで、会場を後にします。
家に帰ったら、疲れてるから料理なんてできません。
そこで簡単に、スーパーのピザが夕食になります。
ダンナが商品を整理しながら地下室に戻してる間、私は今度は経理係。
売上計算がおわったら、やっとクリスマスマーケットの一日の終了です。
いつかすべて売り切れたら店を出すこともなくなるけど、そんな日は絶対来ないのが実情。
冬だけじゃなくて、他の季節にも店出したほうがいいんですけど、こういう大仕事は1年に1回で十分だ!とも思うしね・・・
ということで、25周年は必ずやってきそうです。
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
4日(土曜日)の晩に放送されたZDF(国営放送局)の長寿人気番組「Wetten, dass..!」で、挑戦者が重傷を負う事故が起きました。
いつも視聴率のいい番組で、生で全国に放送されていたため、この事故の目撃者になった視聴者は相当の数に上ります。
「Wetten, dass..!」は、一般視聴者に面白いアイデアの賭けを応募で募り、その中で優れたアイデアを出した挑戦者が、全国の視聴者の前で実際に挑戦する番組です。
みな事前に何度も練習していますが、本番でいつも成功するとは限りません。
その挑戦が成功するか否か、番組に登場する有名人やスターたちが賭けるのですが、賭けに負けたら罰ゲームをしないといけないところも番組の人気の一つでもあります。
賭けにもいろいろあって、目隠しして匂いや手触り、感触だけで50個の物の中から特定の物をピタリと当てたり、驚異的な頭脳ですごい桁の暗算をしたり、動物に何かをさせたりするおとなしいものから、ブルドーザーでサッカーをしたり、ショベルカーでハーモニカを演奏したりと技術を駆使する演技派、お腹の上に車を走らせる危険なスタント挑戦まで様々です。
どんな賭けなのか、今までの挑戦者を少しご紹介します。
こうしてみると、楽しい「賭け」の中に、たくさんの「危険な賭け」が混ざっていたのがよくわかりますね。
さて、今回の事故についてですが、これは番組の最初の挑戦でした。
挑戦内容は、走ってくる5台の車に向かってジャンプし、それぞれの車の上で1回転して着地するというもの。
挑戦者のKさんは俳優兼スタントマン。
高くジャンプするために、ジャンピング・スティルトという特別な器具を足につけていました。
実際のスタントマン経験を生かした挑戦で、練習時には問題なくクリアしていたそうです。
本番での挑戦では、1台目クリア。2台目見送り。3台目クリア。
問題の事故は、4台目の車の時でした。
事故後に報道された各種記事での説明によると、Kさんがジャンプしたあと、回転するときに頭が車に接触し、首の骨に損傷を受けたためだそうです。
着地後にそのまま倒れ、身動きしなくなってしまったKさんの状態にすぐに医者が呼ばれ、ホールいた観客から現場を隠すために黒幕が貼られました。
テレビカメラはすぐさま現場から離れ、ホールの観客を映すのみ。
事故の瞬間は放送されず、床に倒れたKさんがちらっと映っただけだったので、テレビの前にいた視聴者の中には、中断の長さから事態の大きさに気が付いた方もたくさんいたと思います。
人気司会者のトーマス・ゴットチャルク氏は事故の発生に大きなショックを受けたようで、しばらくの番組中断のあとに、この日の番組の放送をその時点で打ち切ることを番組プロデューサーと決断。この時の決断は正しかったと、後の報道でいろいろな人たちから支持されています。
1981年のスタートから現在まで続く、ヨーロッパで一番成功した番組である「Wtten, dass..!」にはよく豪華なゲストが登場します。
この日のゲストはロビー・ウィリアムス、フィル・コリンズ、チャー、キャメロン・ディアスなどが予定されていましたが、事故に遭ったKさんの賭けの相手であるOtto Walke(オットー・バルケ:コメディアン)以外は、Kさんを心配する声を残して会場を去っていきました。
Kさんはすぐにデュッセルドルフの大学病院に運ばれました。
事故直後、意識もあって麻痺しているところはどこもない、と番組内で報告されましたが、翌日の5日の朝になってから容態が悪化。
麻痺が出始めたということで、2時間余りに及ぶ緊急手術が行われ、現在は人工昏睡の処置をされているということです。
担当医師の説明によると、生命に危険はないが、首の脊椎が損傷し、骨髄にも損傷が及んでいて重体であり、現在の時点ではまだ結果をうんぬんいうことはできないということです。
「この番組の司会者として最悪なのは、番組中に事故が起こることだ」と話したゴットチャルク氏は番組で、「Kさんの怪我の検査が終わるまでは、番組を続けられない」と明言したほか、「Kさんは練習の時もちゃんとクリアしていた」と強調。
彼はその司会のスタイルで人気がありますが、自分の意見をしっかり持った人です。
この事故のために司会を辞任するかどうかという質問には、「降りるのは簡単だ。続けるのは難しい」と答え、司会を続けることを明らかにしました。
半分彼で持っている「Wtten, dass..!」ですから、彼が司会を降りると視聴率にも大きく影響しそうですがね。
また、この事故で視聴率合戦の問題も急浮上してきました。
RTLとの視聴率合戦で、視聴者を引き付ける派手な賭けに傾きがちな現状を批判する声が出ていますが、こういうのはいつも後から来るんですよね。
今までの「賭け」を改めて見てみると、とんでもなく危険なものがぞろぞろ出てきます。
何もなければ目をつむるという、安易な楽天主義があったのかもしれません。
番組開始29年目に起こった大きな事故を機会に、検査の基準が再検討されるようです。
成功する自信があったKさんの容体は、今のところ変わりません。
1年後に元の体になれるかどうかも、今の時点では全く分からないそうです。
Kさんの状態が早くよくなり、いつか元の健康な体に戻れますように、こころから お祈りいたします。
この記事は下記の記事を参考にしています。
写真やビデオもありますので、興味のある方はご覧になってください。
Wettkandidat liegt im künstlichen Koma
Unfall bei Wtten, dass..!
追記:
Kさんに関する記事が出てきましたので、お知らせします。
人工昏睡に入っていたKさんが目覚めました。
しかし、腕と足に依然マヒが残っていたため、再度の手術が行われました。
担当医師の説明によりますと、Kさんの完全な回復は残念ながら見込めないそうです。
自ら応募した挑戦での一瞬の事故で、23歳の青年の人生が大きく変わってしましまいた。
kさんのマヒが少しでもなりますように、お祈りいたします。
いつも視聴率のいい番組で、生で全国に放送されていたため、この事故の目撃者になった視聴者は相当の数に上ります。
「Wetten, dass..!」は、一般視聴者に面白いアイデアの賭けを応募で募り、その中で優れたアイデアを出した挑戦者が、全国の視聴者の前で実際に挑戦する番組です。
みな事前に何度も練習していますが、本番でいつも成功するとは限りません。
その挑戦が成功するか否か、番組に登場する有名人やスターたちが賭けるのですが、賭けに負けたら罰ゲームをしないといけないところも番組の人気の一つでもあります。
賭けにもいろいろあって、目隠しして匂いや手触り、感触だけで50個の物の中から特定の物をピタリと当てたり、驚異的な頭脳ですごい桁の暗算をしたり、動物に何かをさせたりするおとなしいものから、ブルドーザーでサッカーをしたり、ショベルカーでハーモニカを演奏したりと技術を駆使する演技派、お腹の上に車を走らせる危険なスタント挑戦まで様々です。
どんな賭けなのか、今までの挑戦者を少しご紹介します。
綱渡りしながら、お尻で風船割り
歌ってる挑戦者のお腹の上を車が通る(3分ほど飛ばしてください)
舌の感触だけで、サボテンの種類をあてる
ショベルカーで塔を上る
歌ってる挑戦者のお腹の上を車が通る(3分ほど飛ばしてください)
舌の感触だけで、サボテンの種類をあてる
ショベルカーで塔を上る
こうしてみると、楽しい「賭け」の中に、たくさんの「危険な賭け」が混ざっていたのがよくわかりますね。
さて、今回の事故についてですが、これは番組の最初の挑戦でした。
挑戦内容は、走ってくる5台の車に向かってジャンプし、それぞれの車の上で1回転して着地するというもの。
挑戦者のKさんは俳優兼スタントマン。
高くジャンプするために、ジャンピング・スティルトという特別な器具を足につけていました。
実際のスタントマン経験を生かした挑戦で、練習時には問題なくクリアしていたそうです。
本番での挑戦では、1台目クリア。2台目見送り。3台目クリア。
問題の事故は、4台目の車の時でした。
事故後に報道された各種記事での説明によると、Kさんがジャンプしたあと、回転するときに頭が車に接触し、首の骨に損傷を受けたためだそうです。
着地後にそのまま倒れ、身動きしなくなってしまったKさんの状態にすぐに医者が呼ばれ、ホールいた観客から現場を隠すために黒幕が貼られました。
テレビカメラはすぐさま現場から離れ、ホールの観客を映すのみ。
事故の瞬間は放送されず、床に倒れたKさんがちらっと映っただけだったので、テレビの前にいた視聴者の中には、中断の長さから事態の大きさに気が付いた方もたくさんいたと思います。
人気司会者のトーマス・ゴットチャルク氏は事故の発生に大きなショックを受けたようで、しばらくの番組中断のあとに、この日の番組の放送をその時点で打ち切ることを番組プロデューサーと決断。この時の決断は正しかったと、後の報道でいろいろな人たちから支持されています。
1981年のスタートから現在まで続く、ヨーロッパで一番成功した番組である「Wtten, dass..!」にはよく豪華なゲストが登場します。
この日のゲストはロビー・ウィリアムス、フィル・コリンズ、チャー、キャメロン・ディアスなどが予定されていましたが、事故に遭ったKさんの賭けの相手であるOtto Walke(オットー・バルケ:コメディアン)以外は、Kさんを心配する声を残して会場を去っていきました。
Kさんはすぐにデュッセルドルフの大学病院に運ばれました。
事故直後、意識もあって麻痺しているところはどこもない、と番組内で報告されましたが、翌日の5日の朝になってから容態が悪化。
麻痺が出始めたということで、2時間余りに及ぶ緊急手術が行われ、現在は人工昏睡の処置をされているということです。
担当医師の説明によると、生命に危険はないが、首の脊椎が損傷し、骨髄にも損傷が及んでいて重体であり、現在の時点ではまだ結果をうんぬんいうことはできないということです。
「この番組の司会者として最悪なのは、番組中に事故が起こることだ」と話したゴットチャルク氏は番組で、「Kさんの怪我の検査が終わるまでは、番組を続けられない」と明言したほか、「Kさんは練習の時もちゃんとクリアしていた」と強調。
彼はその司会のスタイルで人気がありますが、自分の意見をしっかり持った人です。
この事故のために司会を辞任するかどうかという質問には、「降りるのは簡単だ。続けるのは難しい」と答え、司会を続けることを明らかにしました。
半分彼で持っている「Wtten, dass..!」ですから、彼が司会を降りると視聴率にも大きく影響しそうですがね。
また、この事故で視聴率合戦の問題も急浮上してきました。
RTLとの視聴率合戦で、視聴者を引き付ける派手な賭けに傾きがちな現状を批判する声が出ていますが、こういうのはいつも後から来るんですよね。
今までの「賭け」を改めて見てみると、とんでもなく危険なものがぞろぞろ出てきます。
何もなければ目をつむるという、安易な楽天主義があったのかもしれません。
番組開始29年目に起こった大きな事故を機会に、検査の基準が再検討されるようです。
成功する自信があったKさんの容体は、今のところ変わりません。
1年後に元の体になれるかどうかも、今の時点では全く分からないそうです。
Kさんの状態が早くよくなり、いつか元の健康な体に戻れますように、こころから お祈りいたします。
この記事は下記の記事を参考にしています。
写真やビデオもありますので、興味のある方はご覧になってください。
Wettkandidat liegt im künstlichen Koma
Unfall bei Wtten, dass..!
追記:
Kさんに関する記事が出てきましたので、お知らせします。
人工昏睡に入っていたKさんが目覚めました。
しかし、腕と足に依然マヒが残っていたため、再度の手術が行われました。
担当医師の説明によりますと、Kさんの完全な回復は残念ながら見込めないそうです。
自ら応募した挑戦での一瞬の事故で、23歳の青年の人生が大きく変わってしましまいた。
kさんのマヒが少しでもなりますように、お祈りいたします。
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
寒い!
寒い!
寒い!
寒い!
長いこと温暖な気温だったのに、一気に冬のど真ん中になっちまいました(涙)
壁紙張り替え仕事が終了したとたんの寒波到来だから、運が良かったと言えばそうなんですがね。
雪が降って、道路は凍ってつるっつる!
今朝の空
空は雪雲でどんより。
いつもの冬の空がやってきました。
今日の気温は・・・
うちの町 最高気温:-2度、 最低気温:-5度
ベルリン 最高気温:-9度、 最低気温:-11度
ドレスデン 最高気温:-9度、 最低気温:-11度
ケルン 最高気温:-4度、 最低気温:-7度
ミュンヘン 最高気温:-4度、 最低気温:-5度
でございます。
北と東は最高気温が-9度!
フランクフルト近郊のうちの町は温暖なのですが、それでも-2度。
一気に寒くなるのはやめてくださいな、お天気さんよ
今週末は、一日中外で立ちっぱなしになるクリスマスマーケットがあるってのに~
あ、日曜日は寒さが緩むようで、うちの町は最高気温が1度の予定ですって(ほっ)
いやいや、最高気温が1度だってことは、やっぱり凍えるのは決定だ(涙)
しかし、まだまだ雪が降るらしいし、夕方からのお仕事もあるし、大変です。
これからまだ降るとなると、去年みたいなことになるのかしら・・・・・・
去年の様子はこちらをどうぞ↓
ゆ~きやこんこん、ど~さりこんこん
塀の上の猫の足跡。積雪はただ今4cmです。
庭に作った猫道
急な寒波で猫たちも寒そうなので、庭に猫道を作ってあげました。
家から出てくると、雪は冷たいもんね。
猫もできるだけ冷たくないように、ちゃんと猫道を歩いてます。
しかし、寒い・・・・・・
うえ~ん、外に出たくないよう~
クリスマスマーケット寒いよう~
日本が羨ましいよう~
(拍手のコメントにはカテゴリー「拍手へのお返事」でお返事を書いています)
ドイツは今、卒業式の季節です。
各学校の最終学年はだいぶ前に卒業試験の結果が発表されて、今が卒業の時期。
卒業式まで学校に行く必要もなかった学生は、すでに学校が終わってたのも同然だけど、これで正式に学校とおさらばなんですよね。
日本じゃ卒業式といえば、どこも似たような進行ですが、ここドイツはそっけないものから賑やかなものまでいろいろです。
賑やかな卒業式は何をするのか?
ほっほっほ、先週末にすっごい大きな音で音楽が聞こえてくるから、どっかでコンサートでもやってるのかと思ったらGymnasium(普通高校)の卒業式パーティーだったんですよね。
コンサートは夕方から始まって延々と続き、夜中になっても終わる気配はなし。
なんと、やっとロックコンサートのすごい音がやんだのは朝の3時だった・・・・・・
翌日はあちこちで話の種になってました。
「昨日はすごくうるさかったわね」
「ほんと、すごく大きな音だったね」
パーティーに参加した人たちは、「すっごくよかったよー」とか、「すばらしかった」とか言ってたけど、参加してない住民にとっては騒音でしかないのよね(苦笑)
かと思えば、息子の学校Berufsfachobershule(日本の高専のようなもの)は味気ないの一言。
校長先生の祝辞の後に各クラス委員が答辞を読み上げ、校内サッカー大会のビデオを見た後に成績表が渡されます。
名前を呼ばれた生徒は前に出て行き、全員前にきたら担任の先生が成績表をそれぞれに手渡していくんですけど、別に晴れがましい舞台も何もなくて、受け取るための儀式も何もなし。
舞台の前で成績表が全員に配り終られたら、舞台の前に並んで記念撮影だけど、これも親御さんたちが勝手にぱちぱちしてるだけ。
写真を撮り終わった生徒たちは家族と一緒にぞろぞろと講堂の外に出て行き、次のクラスの名前が呼ばれる。
また同じ繰り返しをしたら次のクラスの番。
最後のクラスは当然、身内だけしか講堂に残っていないことになる。
何でもうちょっと上手く仕切らないのかねえ?
こんな味気ない式ではありますが、今年はちょっと面白いことがありました。
学校に駐車してある車のひとつから煙が立ち上るのを、ある通行人が発見して消防署に通報。
祝辞の最中に連絡を受けた校長先生は、車のナンバーを読み上げて車の持ち主を探しました。
それに答えて勢いよく手を上げた学生が「まさか燃えたりしないよ」と答えた直後、講堂の窓の外を消防車がピーポーピーポーと走ってきたもので、思わず全員大爆笑(ぶはははは!)
その後すぐにもう1台消防車が走ってきて、全員の関心は煙を吹いているらしい車に集中。
持ち主が現場に急行した後、野次馬根性の何人かが講堂を去りましたが、それでも式は続行しなきゃいけません。校長先生が祝辞を続けはじめ、しばらくして持ち主の学生も帰って来ました。
マフラーの付近からオイルが漏れて、この高気温のなかで気化し始めたんですって。
オイルが気化するくらいの気温かい・・・・・・(ぎょえーっ)
さてはて、とにもかくにも卒業式は終了。
ドイツでは高校を卒業できると、ドイツ全国の好きな大学に入学願書を送ることができます。
中には希望の学部のために、遠い町まで行かなければならないことも多々ある。
だからかどうか、卒業祝いは車が多いんですよね。
日本じゃ考えられない高価なプレゼントだけど、ドイツでは高校卒業は特別なこと。
ドイツの大学の数は日本の2分の1で、それも日本のような誰でも入れる学校は皆無。
Abtur(高校卒業試験:これに受かると大学入学資格がもらえる)に受かった人しか国立はもとより、私立大学にも行けないシステムなので、それなりの成績が必要なわけ。
日本からしたら驚きだけど、私立といってもたったの85校しかないしね。
ちなみに日本の大学数の内訳とドイツの大学の内訳をば。
日本: 国立87校、公立89校、私立580校 合計756校
ドイツ: 国立255校、私立85校、教会大学39校 合計379校 (教会大学では牧師を養成している)
各種高校まで行かずにHauptschule(中学)やRealschule(実践学校:高校と中学の間に位置する学校)から、または職業学校から職業の道に進む人の多いドイツでは、大学へ進む人自体が少ない。
息子の学校では、一番難しい電気技術科で今年は40%が試験に落っこちたそうだし、日本の大学入試と同じような状況なんですよ。
しかし、日本では試験に落ちても高校卒業資格はなくならないけど、ドイツじゃ様子が全然違います。
ドイツでは、卒業試験に受からないと高卒の資格はもらえません。
その場合、Realschule(実践学校)の資格に下がっちゃうので、今までの努力が水の泡と消えることになる。なんとも厳しい学校システムなんですよね。
大学入学資格を取るのが特別だという意味、これでわかってもらえますかね?
だもんで、貧乏一家の息子も特別にお祝いを貰いました。
車は中古とはいえすでにあるので、1000ユーロの現金をダンナが奮発!
・・・・・・す、すごい。
あのどケチダンナとは思えない金額だ・・・・・・(^^;)
おじいちゃんとおばあちゃんからは100ユーロ!
日本のおじいちゃんからも2万円!
私も家庭教師として感謝金を貰った(嬉)し、義両親からは帰国時恒例のバカンス金も入って、弱いユーロに対抗できる懐具合になれた
ついでに舅が、家のボロな玄関のドアを新しくしてくれるそうで、いいこと尽くめじゃあないですか。
これでユーロが高くなってくれれば言うことなし。
一度落ちたユーロがまた上向きな現在、帰国は目近かだからまた落ちては欲しくない。
上がれ~、上がれ~、ちょびっとでもいいから上がれ~(笑)
各学校の最終学年はだいぶ前に卒業試験の結果が発表されて、今が卒業の時期。
卒業式まで学校に行く必要もなかった学生は、すでに学校が終わってたのも同然だけど、これで正式に学校とおさらばなんですよね。
日本じゃ卒業式といえば、どこも似たような進行ですが、ここドイツはそっけないものから賑やかなものまでいろいろです。
賑やかな卒業式は何をするのか?
ほっほっほ、先週末にすっごい大きな音で音楽が聞こえてくるから、どっかでコンサートでもやってるのかと思ったらGymnasium(普通高校)の卒業式パーティーだったんですよね。
コンサートは夕方から始まって延々と続き、夜中になっても終わる気配はなし。
なんと、やっとロックコンサートのすごい音がやんだのは朝の3時だった・・・・・・
翌日はあちこちで話の種になってました。
「昨日はすごくうるさかったわね」
「ほんと、すごく大きな音だったね」
パーティーに参加した人たちは、「すっごくよかったよー」とか、「すばらしかった」とか言ってたけど、参加してない住民にとっては騒音でしかないのよね(苦笑)
かと思えば、息子の学校Berufsfachobershule(日本の高専のようなもの)は味気ないの一言。
校長先生の祝辞の後に各クラス委員が答辞を読み上げ、校内サッカー大会のビデオを見た後に成績表が渡されます。
名前を呼ばれた生徒は前に出て行き、全員前にきたら担任の先生が成績表をそれぞれに手渡していくんですけど、別に晴れがましい舞台も何もなくて、受け取るための儀式も何もなし。
舞台の前で成績表が全員に配り終られたら、舞台の前に並んで記念撮影だけど、これも親御さんたちが勝手にぱちぱちしてるだけ。
写真を撮り終わった生徒たちは家族と一緒にぞろぞろと講堂の外に出て行き、次のクラスの名前が呼ばれる。
また同じ繰り返しをしたら次のクラスの番。
最後のクラスは当然、身内だけしか講堂に残っていないことになる。
何でもうちょっと上手く仕切らないのかねえ?
こんな味気ない式ではありますが、今年はちょっと面白いことがありました。
学校に駐車してある車のひとつから煙が立ち上るのを、ある通行人が発見して消防署に通報。
祝辞の最中に連絡を受けた校長先生は、車のナンバーを読み上げて車の持ち主を探しました。
それに答えて勢いよく手を上げた学生が「まさか燃えたりしないよ」と答えた直後、講堂の窓の外を消防車がピーポーピーポーと走ってきたもので、思わず全員大爆笑(ぶはははは!)
その後すぐにもう1台消防車が走ってきて、全員の関心は煙を吹いているらしい車に集中。
持ち主が現場に急行した後、野次馬根性の何人かが講堂を去りましたが、それでも式は続行しなきゃいけません。校長先生が祝辞を続けはじめ、しばらくして持ち主の学生も帰って来ました。
マフラーの付近からオイルが漏れて、この高気温のなかで気化し始めたんですって。
オイルが気化するくらいの気温かい・・・・・・(ぎょえーっ)
さてはて、とにもかくにも卒業式は終了。
ドイツでは高校を卒業できると、ドイツ全国の好きな大学に入学願書を送ることができます。
中には希望の学部のために、遠い町まで行かなければならないことも多々ある。
だからかどうか、卒業祝いは車が多いんですよね。
日本じゃ考えられない高価なプレゼントだけど、ドイツでは高校卒業は特別なこと。
ドイツの大学の数は日本の2分の1で、それも日本のような誰でも入れる学校は皆無。
Abtur(高校卒業試験:これに受かると大学入学資格がもらえる)に受かった人しか国立はもとより、私立大学にも行けないシステムなので、それなりの成績が必要なわけ。
日本からしたら驚きだけど、私立といってもたったの85校しかないしね。
ちなみに日本の大学数の内訳とドイツの大学の内訳をば。
日本: 国立87校、公立89校、私立580校 合計756校
ドイツ: 国立255校、私立85校、教会大学39校 合計379校 (教会大学では牧師を養成している)
各種高校まで行かずにHauptschule(中学)やRealschule(実践学校:高校と中学の間に位置する学校)から、または職業学校から職業の道に進む人の多いドイツでは、大学へ進む人自体が少ない。
息子の学校では、一番難しい電気技術科で今年は40%が試験に落っこちたそうだし、日本の大学入試と同じような状況なんですよ。
しかし、日本では試験に落ちても高校卒業資格はなくならないけど、ドイツじゃ様子が全然違います。
ドイツでは、卒業試験に受からないと高卒の資格はもらえません。
その場合、Realschule(実践学校)の資格に下がっちゃうので、今までの努力が水の泡と消えることになる。なんとも厳しい学校システムなんですよね。
大学入学資格を取るのが特別だという意味、これでわかってもらえますかね?
だもんで、貧乏一家の息子も特別にお祝いを貰いました。
車は中古とはいえすでにあるので、1000ユーロの現金をダンナが奮発!
・・・・・・す、すごい。
あのどケチダンナとは思えない金額だ・・・・・・(^^;)
おじいちゃんとおばあちゃんからは100ユーロ!
日本のおじいちゃんからも2万円!
私も家庭教師として感謝金を貰った(嬉)し、義両親からは帰国時恒例のバカンス金も入って、弱いユーロに対抗できる懐具合になれた
ついでに舅が、家のボロな玄関のドアを新しくしてくれるそうで、いいこと尽くめじゃあないですか。
これでユーロが高くなってくれれば言うことなし。
一度落ちたユーロがまた上向きな現在、帰国は目近かだからまた落ちては欲しくない。
上がれ~、上がれ~、ちょびっとでもいいから上がれ~(笑)
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暑いです!
暑すぎます!
なんでドイツで、36度なんて気温になるんだ!
もう、外を歩けば上から下まで汗だくになってしまうほどの猛暑です。
ここ数日は、外から帰ってくると、すぐさま冷水シャワーを浴びないといけないくらい。
大体、いつもは建物の中に入ればむっとする暖かさの室内プールなのに、今日なんて建物の中に入るとかえって涼しくなったんだから、どれだけ気温が高いかわかろうというもの。
ドイツは冷房設備が着いた家は少ないので、生活の知恵で暑さに対応するしかない。
でもこの生活の知恵、結構効き目があるんですよね。
何をするのかというと、早朝にすべての窓を全開にして涼しい空気を家の中に取り込み、8時以降は窓を閉めてブラインドを日が中に差さないくらいに下まで下ろし、外気を完全にシャットダウンするんです。
こうしておけば、開けた窓から暖かい空気が入ってこない限り、家の中はひんやりしていい気持ちw
最初は外の木陰で昼寝していたミミも、家の涼しさに気がついて安らかに猫の木の上で熟睡ポーズ。
キキは例によって私のベッドの上で、手と足を思いっきり伸ばして棒みたいな格好でお休み。
今日もフランクフルトのあたりは最高気温が36度になるそうです。
その後は少しましになるらしいけど、あっちい日はまだまだ続く。
これだけ暑いと、日本に行けば涼しく感じるかしらん?
ふっふっふ、ついに来週の七夕の日に日本に向けて出発です。
前回のKLMでは座席が事前に予約できたけど、今回のエミレーツもオンラインブッキングだと座席が事前に予約できるので、すでに座席は確保済み。
チェックインもオンラインで前日にできるので、当日は楽チンです。
日本まで20時間かかるけど・・・・・・
ドバイ空港では無線インターネットが無料だそうなので、待ち時間も退屈じゃないかも。
マクドもあるので、座席攻防戦に参加してみよう。
それに敗れたら、他のみんなのように床に寝っ転がることにします(^^;)
ちょっと戦々恐々の南回り、がんばるぞー!
暑すぎます!
なんでドイツで、36度なんて気温になるんだ!
もう、外を歩けば上から下まで汗だくになってしまうほどの猛暑です。
ここ数日は、外から帰ってくると、すぐさま冷水シャワーを浴びないといけないくらい。
大体、いつもは建物の中に入ればむっとする暖かさの室内プールなのに、今日なんて建物の中に入るとかえって涼しくなったんだから、どれだけ気温が高いかわかろうというもの。
ドイツは冷房設備が着いた家は少ないので、生活の知恵で暑さに対応するしかない。
でもこの生活の知恵、結構効き目があるんですよね。
何をするのかというと、早朝にすべての窓を全開にして涼しい空気を家の中に取り込み、8時以降は窓を閉めてブラインドを日が中に差さないくらいに下まで下ろし、外気を完全にシャットダウンするんです。
こうしておけば、開けた窓から暖かい空気が入ってこない限り、家の中はひんやりしていい気持ちw
最初は外の木陰で昼寝していたミミも、家の涼しさに気がついて安らかに猫の木の上で熟睡ポーズ。
キキは例によって私のベッドの上で、手と足を思いっきり伸ばして棒みたいな格好でお休み。
今日もフランクフルトのあたりは最高気温が36度になるそうです。
その後は少しましになるらしいけど、あっちい日はまだまだ続く。
これだけ暑いと、日本に行けば涼しく感じるかしらん?
ふっふっふ、ついに来週の七夕の日に日本に向けて出発です。
前回のKLMでは座席が事前に予約できたけど、今回のエミレーツもオンラインブッキングだと座席が事前に予約できるので、すでに座席は確保済み。
チェックインもオンラインで前日にできるので、当日は楽チンです。
日本まで20時間かかるけど・・・・・・
ドバイ空港では無線インターネットが無料だそうなので、待ち時間も退屈じゃないかも。
マクドもあるので、座席攻防戦に参加してみよう。
それに敗れたら、他のみんなのように床に寝っ転がることにします(^^;)
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