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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

カテゴリー「今日のドイツの話題」の記事一覧
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とっくにドイツ人の接客態度には慣れてしまっていたのですが、久方ぶりに目がまん丸になるような態度に出くわしました。

あれは一昨日の夕方。
夕食はカレーにしようと思ってたのに、息子が急にバーベキューしたいと。
そんなにしたけりゃ自分で材料買っといで、とスーパーに買いに行かせました。
さっそくバーべキュー用の肉を買ってきた息子が炭火を起こそうとしたら、炭が足りない。
炭にはもう火が付いているので、息子はそばから離れられないということで、結局私がスーパーに行くことに。

もう閉店間際だけど、家の裏にあるからまだ間に合う。
急いでスーパーの中に入ったのはいいけれど、季節は終わったということでバーベキュー用の炭はすでに売ってない。
閉店間際で私の他には人は見えないけれど、せっかく来たんだからと、パスタ類とピーマンを手に持ってレジに行ったら、いつもにこやかに挨拶してくれる従業員がレジ回りの掃除に取りかかってる。
閉店間際になると掃除が始まるのはよく見かけるので、いつものように「ハロー」と挨拶して商品をレジに置いた、なぜか今日は向こうからの挨拶がない。
そしてなぜか、すっごく機嫌の悪い顔で私を睨みつける。

私、何もしてないんですけど?
まだ営業時間だし?

彼女の機嫌の悪さは最高潮に達していたようで、一言の言葉もなしにレジに向かった後、私が貰うはずのお釣りをレジ台にバシッと叩きつけた。

いつも私には「ハロー」と言ってくれる、行きつけのスーパーでは一目置いていた人だったので、ショックは絶大。ああ、この人もタダのドイツ人だったのね、となんだか悲しくなってしまった。
そりゃ誰でも閉店間際の客はいやだけど、ここまで酷い態度を見たのは、10年以上前の東京銀行のドイツ人社員が「Kotzt mich an !」(うんざりするぜ!)と大声で叫んで以来。

レシートの時間は19時57分。閉店時間には店を出たことになる。
それも、私が最後の客かと思ったら、大きなショッピングカートを押してる女性がまだ店内にいる。
私を見ようともせず、一言も発しないスーパー従業員に、ぼそっと私は呟いた。
「女性が一人店内にいますよ」

この従業員、正真正銘の最後の客にはどういう態度を取ったんだろう?


翌日スーパーに(早めに)行ったら、運悪くまた彼女がレジに座っていた。
昨日の今日だから嫌だったけれど、近くに住んでいるのだからどうしても顔を合わせることになる。
気にしなけりゃいいのよ、無視すりゃいいのよ、と自分に言い聞かせてレジへ。
驚いたことに、その日は彼女のほうから「ハロー」と挨拶してきた。

あの後自分の非に気がついたのかしら?
それとも、やはり頻繁に顔を合わせるからと、営業用なのかしら?

未だしこりが残っていた私がそっけない挨拶を返したら、彼女の表情が気のせいか固くなった。
一昨日のことを少しは気にしてたのかしら?
もしそうなら、半分だけ許してあげる。

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Noraさんちにコメントしようと思ったら長くなりすぎたので、自分のとこに書くことにしました。

昔日本でやっていたアニメシリーズの「ちいさなバイキング ビッケ」が実写映画でスタートしました。
ドイツ語タイトルは「Wickie und die starken Männer」(ヴィッキー ウント ディー シュターケン メナー:ヴィッキーと強い男たち)。公式サイトへは名前をクリック!

bully.jpg監督はヨーロッパでも有名なドイツ人コメディアン、Michael "Bully"Herbig (ミヒャエル "ブリー" ヘルビク)です。
有名人ばかりを集めたマダム・タッソーの蝋人形館がベルリンにもありますが、その中に彼の人形があるのが、彼の著名度を物語っています(写真:自分の蝋人形の横に立つミヒャエル ヘルビク / Wikipediaより(クリックで拡大))

彼がChristian Tramitz やRick Kavanian とともにチームを組んで出演していたコメディー番組「Bullyparade(ブリーパラーデ)」は、1997年から2002年までPRO7(ドイツの民放)で放送されました。
この番組の中のギャグシリーズを元にして作られた映画「Der Schuh des Manitu」(デア シュー デス マニトゥー:マニトゥーの靴)は公開とともに大ヒットとなり、ドイツ映画歴代7番目、戦後では最も成功した映画の一つと言われています。オーストリアではなんと歴代トップの成績だそうです。
この映画は彼の制作、監督、脚本、主役によるもので、彼の代表的作品となり、映画のヒットと主に彼の名声はヨーロッパにも広がりました。

その後やはり「Bullyparade」のギャグシリーズから「(T)Raumschiff Surprise – Periode 1」((ト)ラウムシッフ サプライズ - ペリオーデ1):(憧れの / 宇宙)船 - ピリオド1)と「Lissi und der wilde Kaiser」(リッシー ウント デア ビルデ カイザー:リッシーと奔放な皇帝)を制作。
彼の完璧主義は有名で、撮影場所は過去に有名な映画が撮影された所、特撮、セッティングにもお金をかけ、撮影が終わった後も半年はその編集に費やすほどです。

さて、この「Wickie und die starken Männer」はPRO7であったキャスティングショー、「Bully sucht die starken Männer 」(ブリー ズーフト ディー シュターケン メナー:ブリーは強い男を探してる)で選ばれた俳優たちが主役と脇役を固めています。
撮影地は、過去のバイキング映画で使われた南ドイツのバルケン湖や地中海の小国マルタなどが選ばれ、海岸にはバイキング村も作られて、いつもながらの彼のこだわりが披露されています。
キャスティングショーで選ばれた俳優たちですので、その実力は箱を開けてからのお楽しみというわけですが、Michael Herbig監督ということで、見てみようと思う人はかなりいるのではと思われます。
トレイラーが公式サイトで出ていますが、期待のギャグも盛りだくさんのよう。


ところでアニメのほうは、昔見たことがある人もたくさんいるんじゃないでしょうか?
実は私も知らなかったのですが、このアニメは1972年にドイツとオーストリアの国営放送局が制作を決定。日本のスタジオに作画を依頼したものなんだそうです。
日本のアニメだから日本人が作ったのだと思っていたら、3国共同制作だったわけです。
Michael Herbigがこの映画を作ったのも、子供のころに見たこのアニメが大好きで、いつか映画にしたいと思っていたからだそうです。

当時から日本のアニメは有名だったんでしょうね。
そういえば、アルプスの少女ハイジは1974年からのスタートです。ドイツでも子供番組の時間にやってるのを見たことがあります。ちょっと気になって調べたら、これはれっきとした日本製でした(^^)
さて、監督の思いが籠ったこの映画、観客はどう判定するでしょうか・・・

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今日でStadtest (町祭り)が終わったんですけどね、最後に花火で締めくくりなんですけどね・・・・・・

大玉一個もなかったぞ!

しょぼい、しょぼすぎる!
みんな期待してるってのに、たったの10分で終わりなんて情けなさ過ぎやしませんか?
昔はたしか5発位は大玉あったのに、今や花火なんて見てもしょうがないくらいではありませんか!
ああ、、大阪の淀川花火大会はすごい人で、えらい思いして会場に行ったけど、さすが最大級の規模だけあって、すごかったなあ・・・・・・・・・・
この町と比べると、米粒とクジラ(ため息)

今、甥っ子がマジョルカ島に旅行にいってる最中なんです。
危ない所に出入りしてなきゃいいけど・・・・
酒飲みだから、バーラーマンとか行ってそうだなあ。

ところで、またもや半地下です。
ブログ回りも滞りがちになっておりますが、時間ができたらお邪魔いたしますのでー

ネタがあまりないので、去年帰国時に行った奥入瀬の涼しげな写真で涼んでください(汗)
ここには蝉がいなかった。7月だったから、まだ早かったんでしょうね。
奥入瀬のせせらぎを想像して、灼熱の日本を乗り切ろう!    それでも暑いですね(^^;)
奥入瀬
奥入瀬

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ドイツでは、資源ごみとしてリサイクルできるごみは、資源ゴミ捨て場へ持ってくるようになっています。ここに集められた金属、木、発砲スチロール、家のリフォームなどで出た砕石や食器の破片、コルクの栓に電池、コンピューター他の電気製品などは、ここからリサイクリング工場へ送られます。

しばらく前に、ダンナと義弟がこの資源ゴミ捨て場に粗大ごみを捨てに行きました。
拾い乞食のダンナと、粗大ごみが大好きな義弟の組み合わせなので心配はしていたんですが、やっぱりお土産を持って帰ってきてしまった(-_-;)
捨てに行ったのに何で物を持って帰ってくるのさ!と言ったのだけれど・・・今回はましな物みたい。

Stuhl
えらくましな椅子と
Grillgeraet
まだきれいな室内グリル器

椅子は後ろが少しほつれかけているけど、それ以外はしっかりしている。
室内グリル器はあまり使った形跡がない。
まだ十分いけるのに、こんなものを捨てる人がいるんですねえ。

しかし驚いたのは、義弟が見せた小さなもの。
なんと携帯を拾ってきた。しかも、ロックされていないので使用可能!
誤ってごみ箱の中にでも落っこちたのか、新しいのを買ったから捨てたのか?
中には何のデータも入っていなかった模様です。
「だれか携帯いる?」と義弟が聞くも誰も欲しいと言わないので、義弟がそのまま持って帰りました。

椅子は庭でダンナに日向ぼっこ用に使われるのでいいとして、グリル器はちゃんと使えるかどうか不明です。そこでこの間、試験も兼ねてソーセージを上に乗せて焼いてみました。
結果は上々、どこも壊れてない

しばらく前にはLaminergerät (熱で紙とプラスチックの膜を結合させて、下敷き状にする器械) を持って帰ってきたんですよ。一見壊れているように見えるんですが、中に紙とプラスチック膜が詰まってるだけでした。それを取り出したら、ちゃんと動き始めました。
詰まってるのに気がつかずに捨てるなんて、まったくもったいない。
後でお値段を調べたら、えらく高価なものでびっくり

電機屋である義弟なんか、誰かが持ってきた洗濯機を持って帰って修理したそうです。
Spermüll (粗大ごみ)の日に粗大ごみ が家の前に出せた頃は、車であちこち回って洗濯機を集め、修理して売ってましたもの(今は電化製品と木製の家具などだけ、年に2回持って行ってくれる)。私も一つ買いました(^^)

さまざまな物が資源ごみ捨て場に持ってこられますが、これを狙う人もダンナたちばかりではありません。以前は粗大ごみの日にめぼしいものを探してうろうろしていたプロの車は、今では資源ごみ捨て場に来るようになったそうです。

皆さんも資源ごみ捨て場に行く事があったら、何が捨てられているのか見ると面白いかも。
びっくりするものが捨てられてるかもしれませんよ。


注)資源ごみ捨て場に捨てられる物は、小さいものから大きなものまで様々です。ゴミのリサイクリングを目的としているので、家具などはマテリアルを別々にして捨てなければなりません。
詳しくは各市から出ている説明を参考にしてください。

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昨日と今日、採血のために医者に行ってきました。
昨日は持病のバセドー病用、今日は血液健康診断のためです。
かかっている医者が違うし、検査内容も違うので、二日続けての採血となりました。
タイトルを見ると注射針に細菌でも付いてそうですが、実はまったく違う恐怖の話です。

昨日は1回、今日は2回でした。
何の数?
血管に行き着くために、注射針を刺した回数です

今日は冷や汗が出ました。
毎日採血しているベテランの看護婦さんなのに、私の右腕の内側を指で探しても血管が見つけにくかったようで、「試してみよう」という言葉とともに針を刺し込んだんですが・・・・・・はずれ
もう一回刺しなおしか、と思いきや、針を刺したまま慎重に針先を動かして、皮膚の下の血管を探してる!
さすがベテランだけあって、刺した針を皮下で動かしても痛みはなかったけど、やっと見つけた血管から血をじわじわと絞り出してる最中に、血がストップして出てこなくなった。
「針が血管から外れた。だめだねえ」
左腕には昨日の跡がまだ青く残ってたけど、選択の余地なしということで今度は左にチャレンジ。
と、今度は一発で当たりが取れたようで、ゴボゴボと威勢のいい音とともに注射器の中に血が沸いてきたのを見て、ほっと安堵。
両腕に止血用の絆創膏を貼ってもらって帰ってきました。

以前はこんなことはなかったのですが、バセドー病の検査のために定期的に採血に行っていたのと、数年前に手術で入院したときに毎日採血されていたのが原因で、腕の内側の血管が奥に引っ込んだらしいです。
今日行ってきたHausarzt (家庭医:ドイツでは家庭医を通して、専門医にかかる制度になっている) の看護婦は一人なので当たりはずれがないけど、バセドー病のほうは大きな病院のNuklearmedizin (放射線科) なので、行くたびに人が違う。
一番怖いのは新米看護婦なんですよ。

ある日の採血現場。
いかにも新米らしい看護婦二人が私を担当。
それまではどの人も問題なかったので、何の不安も感じず腕をさしだしました。
ところが・・・・・・・・・・・・・・・・
1回目失敗。隣にもう一度刺したけどまた失敗。
次に反対の腕に3回目をしてまたまた失敗。
「あんた、やってくれない?」ともう一人の看護婦にお願いするも、4回目はまたもや失敗。

げっ、もうするところがない、このへたくそっ!

最後に手を出せと言われ、なんと手の甲に注射針をぶちっ
「血が一滴も出てこない!信じられない!」と驚愕の声をあげる新米看護婦のところへ、偶然所長格の教授が書類を部屋に置きに現れました。
これ幸いとへたくそ看護婦が教授に採血をお願いして、熟練者が採血をしてくれることに(助かったー)
で、教授はいとも簡単に血管を探し出し、一発で採血終了。
私の安堵と感歎の言葉に新米看護婦は「教授だから当然」みたいな事を言っていた。
そりゃまだ新米だから経験も少ないし、しょうがないとは思うけど、この二人のせいで以後採血恐怖症になってしまった。

採血は先生にも差があり、1回で成功する人もいれば、2回刺す人も。
でも、さすがに3回目はなかった(ほっ)
血液検査に行くたびに、「神様、看護婦じゃありませんように!」とこのときだけの神頼み(現金なやつ)
しかし一度、両腕に血管を感じられないからと、手の甲に針を刺した先生がいました。
そしてそれに使ったのは、専用の細い針。
「以前看護婦が普通の注射針で手の甲を刺したけど、血が全然出てきませんでしたよ?」
「普通の注射針でしたら痛いだけで、採血できませんよ。これはこれ専用の針です」
おっしゃるとおり、注射器の中に私の血が吸いだされていく。

あの新米看護婦、そんなことも知らなかったのか!

すごいことをしてくれるのは、新米看護婦だけじゃありません。
入院していたときに、東欧から来たらしい新米っぽい先生がいました。
この先生もすごかった。
いったん注射針を刺したけど、残念ながら血管にぶち当たらなかった。
そこでしたこの先生の方法とは・・・・・・・・・・・・
皮膚の下でグリグリと針を荒っぽく動かして、血管探しを始めたんです

い、痛い!止めてくれー

自分で今のやってみろ!自分でこの痛さを感じたら、絶対グリグリなんてできなくなるぞ!(怒)
皮膚の下で針を思いっきり動かすなんて、痛みがわからない者にしかできない!

幸いにも、最近はバセドー病の血液検査は年1回くらいになってきていて、採血は必ず先生がしてくれるので安心です。昨日も針を刺したあと順調でした。
このまま順調な採血が続きますように(お願い)

もしかしたら皆さんの中にも、病院で恐怖の体験をした人がいるかもしれませんね。
採血なんて苦情のうちにも入らないかも・・・・・・
な、何か想像するのが怖いからここで止めとこう・・・

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