2008/12/13 (Sat) Lustige Namen ドイツの面白い人名 No.7

続けて更新です。
ついさっき、うっかりして全部消してしまったので、も一度書き直しですが；；
ずっとご無沙汰だった人名リストです。
ワードの調子がよかったので、一気に仕上げました。
今回はI、J、Kですが、Kがたくさんあるので二つに分けました。

まずIgel さんです。
Igel を見られたことがあるでしょうか？すっごく可愛いです。
軍手で触らないと針に刺されますが、あれを見つけたら（森の周辺で夜に見られます）顔が「ほ・し・い」の形になります（＾＾）
そしてKaiser さんの登場です。後半ではKönig さんが登場します。
この人たちのご先祖って、いったい誰なんでしょうね？
王様や貴族はvon（バイエルン国王はvon Bayern というように、治めた地域の名前が付きます） が名前に付きますから、願望の名前なのかもしれません。
他に、不思議な名前がありますね。
Jammer さんとKerker さん。なんでわざわざこんな名前をつけるんですか？
もっと陽気な名前にすればよかったのに。
そして出ました！　一字違いですけどKloho(c)ker さんです。
子供のころに絶対いじめられてますよ。ほんっとに、いったい誰がこんな名前を選ぶんでしょ。
Klo だけでも爆笑ものなのに！
そしてKleber さん。グルテンの意味もありますけど、どちらにしても謎の名前です。
はっきり、一番不可思議な名前です。
最後は klotz さんです。
例の事件を思い出させますね。私もすぐにあれを想像しました。
ドイツを大きく揺るがした、痛ましい事件でした。
ご存じない方のために、下に事件の話を書きましたので興味のある方はクリックしてください。
ではリストです。

まずはNetzeitungからの引用文です。

23. März: Unbekannte werfen von einer Brücke über die Autobahn 29 einen sechs Kilo schweren Holzklotz auf ein Auto. Der Brocken durchschlägt die Windschutzscheibe und tötet auf dem Beifahrersitz eine 33 Jahre alte Mutter vor den Augen ihrer beiden Kinder und ihres Ehemannes. Die Familie aus Telgte bei Münster war auf dem Heimweg vom Osterurlaub.

３月２３日：何者かが高速道路２９号線の橋の上から、走ってきた車に向かって重量６キロの木のブロックを投げました。木のブロックはフロントガラスを突き破り、助手席に座っていた３３歳の女性が夫や二人の子供の目の前で死亡しました。Münster近郊のTelgteに住む家族は、イースター休暇からの帰り道でした。

この事件はドイツ全国を震撼させました。
事件後は、道路で橋が近づくとみな上を見上げて不審者がいないか確かめたものです。
最初は不良少年グループの犯行かと思われたのですが、逮捕されたのは目撃者として名乗り出た、麻薬依存者の３０歳の男でした。
この男、図々しくも犯行現場でテレビのインタビューに答えていました。
というか、目撃者として名乗り出てしまったので、答えざるを得なかったと言いましょうか。
この事件はHolzklotzの事件として、Jahresrückblickにも入っています。
それだけ世間を賑わせた、大きな事件でした。