旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
2024/11/22 (Fri)
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2009/06/14 (Sun)
ドイツスーパーの寿司は一体何者?
日本の寿司は昔から有名でしたが、日本レストランで高いお金を払って味わうものでした。
しかし、最近は寿司の作り方を書いた本も出て、海外の若い世代が自分で寿司を作ってみるほどになりました。
スーパーには冷凍寿司が売られ、誰でも気軽に買えるようになった日本の伝統の味。
でも、ちょっと待って!
寿司というものは日本でも安いものではありません。
そりゃあ、スーパーで作ってる寿司は確かに安いけど、冷凍寿司なんて邪道ですよ。
一体どこの誰が冷凍寿司なんてものを作ってるんです?
NTVやN24などのニュース専門チャンネルでは、よくドキュメンタリーや製品製造工程を番組で放送しています。チョコレートの製造工程から建築素材の製造工程まで、様々なテーマで様々な内容を紹介していますが、その中に冷凍寿司がありました。
そこに映し出される赤裸々な製造過程では機械がすべて仕事をしていて、職人の出る幕なんかどこにもない!
日本人さえも、工場にはいません。
寿司ネタは冷凍魚です。冷凍だから鮮度には問題はないでしょうが、工場の中はまさしくベルトコンベアー式で作業されています。他の冷凍食品の製造工程と全然変わらない・・・
寿司というのは人が時間をかけて作るもの、という日本人の認識を根っこから覆す、寿司生産工場でした。
あの番組を見たら、寿司がどれだけ地に落ちたかわかろうというもの。
丸く見開いた眼で頭を横に振るしかないです。
外国人の、外国人による、外国人のための寿司なわけです。
開いた口がふさがらないこの「寿司もどき」、一体どんな味なんでしょう?
いかにも不味そうで、試す勇気のある人はいないでしょうね。
それで正解です!
不味いだろうなとは思いながら、私は試してしまいました。そして味の感想は・・・・・・
不味い!
お米から不味い!
日本人には食べられない!
第一に、お米自体が不味く、第二に酢が入ってなくて、塩が入っている。
味のわからない私が断定するくらいだから、どんなに不味いかわかるでしょう?(^^;)
うちの町のスーパーにはフレッシュな寿司も売っています。
いかにも普通に見えますが、冷凍寿司の不味さがまだ頭に残っているので、試す気になれません。
(字が小さくてよく見えない方は、写真をクリックすると大きく見えます)
日本食料品店やアジア食料品店にはパック寿司が売っているけれど、これはどこから来たんだろう?
パックの後ろを見てみましたが、日本的な名前はどこにもなし。
ドイツの会社の住所しか書いていない。
限りなく灰色な寿司ですね。
中華レストランの寿司は揚げ寿司でべちゃべちゃした味だったし(過去記事はこちらから)、やっぱり寿司はちゃんと日本関係レストランか日本食品を扱っている食料品店で買ったほうが無難です。
フランクフルトのスーパーカトーでは、寿司製造機械を使って自分で作っているので、新鮮で安いのがいいですよ。寿司用の材料を買いにくるドイツ人も増えましたー(お金はもらってないけど宣伝)
しかし、最近は寿司の作り方を書いた本も出て、海外の若い世代が自分で寿司を作ってみるほどになりました。
スーパーには冷凍寿司が売られ、誰でも気軽に買えるようになった日本の伝統の味。
でも、ちょっと待って!
寿司というものは日本でも安いものではありません。
そりゃあ、スーパーで作ってる寿司は確かに安いけど、冷凍寿司なんて邪道ですよ。
一体どこの誰が冷凍寿司なんてものを作ってるんです?
そこに映し出される赤裸々な製造過程では機械がすべて仕事をしていて、職人の出る幕なんかどこにもない!
日本人さえも、工場にはいません。
寿司ネタは冷凍魚です。冷凍だから鮮度には問題はないでしょうが、工場の中はまさしくベルトコンベアー式で作業されています。他の冷凍食品の製造工程と全然変わらない・・・
寿司というのは人が時間をかけて作るもの、という日本人の認識を根っこから覆す、寿司生産工場でした。
あの番組を見たら、寿司がどれだけ地に落ちたかわかろうというもの。
丸く見開いた眼で頭を横に振るしかないです。
外国人の、外国人による、外国人のための寿司なわけです。
開いた口がふさがらないこの「寿司もどき」、一体どんな味なんでしょう?
いかにも不味そうで、試す勇気のある人はいないでしょうね。
それで正解です!
不味いだろうなとは思いながら、私は試してしまいました。そして味の感想は・・・・・・
不味い!
お米から不味い!
日本人には食べられない!
第一に、お米自体が不味く、第二に酢が入ってなくて、塩が入っている。
味のわからない私が断定するくらいだから、どんなに不味いかわかるでしょう?(^^;)
うちの町のスーパーにはフレッシュな寿司も売っています。
(字が小さくてよく見えない方は、写真をクリックすると大きく見えます)
日本食料品店やアジア食料品店にはパック寿司が売っているけれど、これはどこから来たんだろう?
パックの後ろを見てみましたが、日本的な名前はどこにもなし。
ドイツの会社の住所しか書いていない。
限りなく灰色な寿司ですね。
中華レストランの寿司は揚げ寿司でべちゃべちゃした味だったし(過去記事はこちらから)、やっぱり寿司はちゃんと日本関係レストランか日本食品を扱っている食料品店で買ったほうが無難です。
フランクフルトのスーパーカトーでは、寿司製造機械を使って自分で作っているので、新鮮で安いのがいいですよ。寿司用の材料を買いにくるドイツ人も増えましたー(お金はもらってないけど宣伝)
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日本食ブームなんですね。
不味い原因ですが、第一にお米が長粒種のインディカ米(イタリア産)を使っているのではないでしょうか。短粒種のジャポニカ米(日本、韓国、カルフォルニア産)でないと粘り気がなく寿司米としては適しません。
第二に硬水による炊き上がりの不味さが考えられます。敢えて軟水のミネラルウォーターを使っているとは思えません。第三に生魚の調理法に不馴れなのでは。お酢を使っていないと聞いて確信しました。ドイツでは魚と云えば「キャプテンイグロ」の冷凍食品が思い浮かべられるほど、かつて生魚類は北ドイツの塩漬けニシンやスモークサーモンを除いて見かけませんでした。
英仏露のように魚介類が豊富で、もともと食べる習慣があればまだ上手く出来るのではないでしょうか。
結論として、美味しいお寿司を買うにしても自分で作るにしても、高いコストがかかってしまいますね。
余談ですが、JR(日本の鉄道会社)がアメリカの工場で作らせた冷凍食品の駅弁は、悪くはなかったです。
まめじいさんへ
これを試食したのがだいぶ前なので良く覚えていないのですが、お米は長かったような気がします。
炊き方はドイツの炊き方です。
まめじいさんはドイツ人のお米の炊き方をご存知でしょうか?
圧力釜で炊くんですけど、短時間で炊きあがり、少量の水で省エネにもなるので、ドイツ人はよくジャガイモをこの方法で茹でています。
硬水の問題はあると思いますが、他の日本人家庭でも硬水でお米を炊いていると思うので、お米自体が不味いのでは?と思っています。私なんか、スーパーの普通のMilchreis を、毎日硬水を使って炊飯器で炊いていますが、あんなに不味くなりませんし・・・
寿司飯が塩味なのも原因だと思います。昔母が子供用に、塩味の巻き寿司を作っていましたが、それを思い出しました。酢の入った寿司飯が苦手な欧米人用かな、と思ったのですが・・・
昔は確かにFischstaebchen でしたね。今ではカレイの切り身の中に海老やクリームソースが入ったアイデア商品やぶつ切り天然鮭、伊勢海老、黒タイにサバ、イカ、タコ、シーフードミックスなどなど、ドイツのスーパーで種々多様な冷凍海産物が手に入ります。スーパーの鮮魚コーナーでは、新鮮な魚介類が毎日並べられています。昔とはだいぶ様変わりしました。
冷凍食品は時々重宝しています。鱈の三枚おろしにパン粉の衣が着いているやつや、前述のアイデアカレイなどは、安いうえに時間の節約になるので助かります(笑)
Milchraisの思い出
ネットで検索してみたら、最近ドイツでニチレイのタイ工場で作られた冷凍すしが発売されたそうです。味も悪くはないとのレビューでしたが、6人前60ユーロで高いです。
コメント中にMilchraisが出てきましたが、私には思い出深い食べ物です。
ドイツの食べ物で食べられないものがなかった私ですが、このMilchraisは最初喉を通りませんでした。スーパーでカップ入りのものを買ったのですが、ご飯にカスタードクリームの組み合わせは衝撃的でした。
ドイツ在住の長い方に話してみたら、スーパーで売っているのは不味いので有名だそうで、ちゃんとしたレストランで食べたら美味しいと言われたので、勇気を持ってStuttgartで再チャレンジしてみました。パフェみたいな盛り付けのMilchraisでしたが、不思議とイケるもので完食しました。オートミールやコーンフレークのお米版と思えば美味しいものなんですね。(笑)
まめじいさんへ
うーん、でも私はパスしときます。
冷たくて、甘いMilchreis は甘党ではない私にはどうも・・・
フルーツヨーグルトも砂糖が多すぎて食べられないんです。
どうも、お米と砂糖を一緒に食べるのが苦手です。
私が買っているMilchreis はデザートを作るためのお米(とドイツでは言う)なので、箱に出来上がりのデザートの写真が付いています。味のわからない私なので十分これで事足りていますが、他の日本人なら買わないでしょうね(^^;)
>ネットで検索してみたら、最近ドイツでニチレイのタイ工場で作られた冷凍すしが発売されたそうです。味も悪くはないとのレビューでしたが、6人前60ユーロで高いです。
とうとう日本の会社も冷凍寿司を作り始めたのですか !?
タイからの輸送費が高いのでしょう。タイならもっと安く手に入るということですね。
でも、一人前が10ユーロで、ちゃんと分量があって味もいいなら、買う人はいそうですね。
それ以前に、冷凍寿司を寿司職人がどう評価するかが問題でしょうけど
無題
機械で次々と作られてるのを見ると
「これが本当の寿司だとは思われたくない」というのが本音です。
冷凍寿司は、いうまでもなくTRYしてません。
だって、絶対おいしくなさそうだから(;´-ω`)
塩味の寿司なんてびっくり!
酢がダメなのなら、寿司を食べなければよろしい!
ちゃんとした寿司が広まっていくのならまだしも
こんな寿司のために魚の取り合いになって
日本の漁獲量が削減されているというのも
なんだか微妙な気分です。
熊子さんへ
日本のお寿司屋さんが絶句すること間違いなしですよ、あれ。
魚が食生活に欠かせない日本人から見れば、家畜の餌や油(クジラ)などのために乱獲していた欧米の言い分には腹が立ちます。その上に侮辱寿司とくれば、「いい加減にしてくれ!」と言いたくなりますよ、ほんと。
>酢がダメなのなら、寿司を食べなければよろしい!
おおっ、いいこと言いますね!
いくら寿司がよく食べられるようになったからといって、味をへし曲げてまで売ろうなんて、根性が悪い!
これが人間だったら、侮辱罪で訴えられるのに・・・・残念
フレッシュな寿司!
米が不味い寿司なんて、寿司じゃないですよね。
Noraさんへ
私もブログ用に試そうかどうしようか迷ったのですが、冷凍寿司と中華レストランの寿司で懲りているので、手を出す気にはなれませんでした(^^;)
フランクフルトのスーパーカトーで売っている細巻きの中には「ニンジン」もありますよ。キュウリは分かるけど、ニンジンには目が丸くなりました(笑)
>米が不味い寿司なんて、寿司じゃないですよね。
息子は寿司なんて食べたことがなかったので、酢の入ったご飯が苦手です。こういうドイツ人用の寿司飯なんでしょうけど、日本人にして見れば味の冒涜としか思えませんね。
冷凍寿司はどこででも見かけるということは、売れているということだと思うのですが、この味で喜ぶドイツ人を思い浮かべると、複雑です。
冷凍寿司!
日本人の美徳と言葉の壁の話にも唸ってしまいました。私は旦那の転勤でイランとタイに住んだのですが、タイの方が若干、日本人の感覚に合いました。アジア人特有の奥ゆかしさに微笑ましく思いながらも、同じアジアでも国によってずい分感覚が違うものだな、と思います。ヨーロッパや欧米だと特にその差がはっきりと出るのでしょうね。
ところで、冷凍寿司!こんな奇怪なものは初めて見ました。スイスのスーパーで冷凍のエスカルゴを見たのも驚きましたが、寿司まで冷凍なんて・・・。いかにも不味そうです。スシネタを冷凍するなんて考えられません。なんだか、姿形は似てても・・・。だけど、こういう「なんちゃって」商品はどんどこ生み出され、それを「ホンモノ」と思われると腹立たしくもあり、悲しくもありますね
ラーダ・ドゥーナさんへ
タイは人が温かくていいですね。赤ん坊の息子を連れて行った時、みんな息子の頭を撫ぜてくれました。息子が喜んで満面の笑みを返すので、息子はどこでも人気者でした。ハーフなのも影響してるかもしれませんけど(^^)
中近東のことは知らないのですが、東南アジアと比べると、欧米ははっきりと差が出ます。日本式の考え方は捨てないと生活できないので、東南アジアのほうが住みやすいでしょうね。
スーパーでもまあまあな寿司が買える日本から見ると、冷凍寿司なんて驚愕ものですよね。これが初めてドイツのスーパーに並んだ時、私も目を疑いました(苦笑)
日本人抜きの寿司なんて、寿司じゃないです!
これから世界中にこういう寿司が出回るのかもしれないと思うと、複雑です。
しかし、日本で日本製の冷凍寿司が出たら、買う人いるのかしら?