2009/08/30 (Sun) フランクフルト最大の祭 Museumsuferfest (博物館祭)

すっかり忘れていましたが、今週末はフランクフルトでMuseumsuferfest (博物館祭) がありました。
ダンナの「フランクフルトに行きたい？」という言葉でおおおっ！
ここ数年行ってなかったから、ブログネタ、ブログネタ、と行く気は満々に。なのに、土曜日の朝は気温２０度の涼しさで、ダンナは行く気が失せた模様（寒がり）
ところが、土曜の夕方６時にダンナがこうのたまわった。

「１時間以内にフランクフルトに行くぞ！」

ちょ、ちょっと待ってよ！行く気なかったくせに、何で急に行く気になるの？
それも、１時間以内に用意をしろって、これから夕ご飯の用意のつもりだったのに？

どうも、義弟がいい話を持ってきた模様。
義弟の友人が電車のグループ１日券を持っていて、一緒に連れて行ってもらえるんだそう。その友人は家族とお出かけした後なので、私たちは無料サービスを受けられるってわけです。

それにしても、これから行けば帰ってくるのは夜中になっちゃう。ダンナの言葉とともに、慌ててスーパーに走り、息子のご飯（留守番）と明日のご飯の材料を買ってきました。
ドイツは日曜日は店開いてないからね。買い忘れると、わびしいご飯になってしまいます。
そのあと慌てて軽い食事も済ませました。なにせ、ダンナは外では何も買わないドケチだから、食べなかったらひもじい思いをしなきゃならない。

さて、友人と駅で待ち合わせして、電車でフランクフルトへ出発！
出発した途端にダンナがリュックから取り出したものを見て、義弟が目を見開いた。
「夕飯持ってきたんだ」とのたまわるダンナの手には、タッパウエアに入ったサラダとパンが（自分で用意していた模様）　ここがS-Bahn (都市近郊電車) の中なのもいとわず、むしゃむしゃ食べだすダンナを見て、義弟は爆笑。

お、おい、遠距離列車ならおかしくないけど、ここでそれは恥ずかしいぞ・・・・・・（-_-；）

ダンナが恥ずかしい夕食を終えた後、電車はフランクフルトの中心へ到着。
さっそくマイン川河岸へ向かいますが、すごい人、人、人。
何とか河岸にたどりつけば、すでに８時過ぎということでお祭りは最高潮に向かって爆進中。こういう時は、ドイツも日本並みになるんですよね。人の列がのろのろしか動かなくて、押したり押されたり。


お祭りの様子は追記を見てね

さて、お祭りの様子です。
川の両側に会場が設けられ、合計約２キロにわたって延々と食べ物屋や雑貨屋、博物館のスタンドにスポーツ協会のスタンドなど、さまざまなお店が並びます。
まだ完全に暗くなかったので、写真を撮ってみました。

赤や緑のライトが見えるところはステージ。ガンガンロックが聞こえてきます。
向こうに見える橋の向こうも、同じ風景が続いてるんですよ。

このお祭り、メインは博物館なので、金曜日から日曜日までの期間中、付近や河岸に集まる21の博物館でいろいろな催し物がされています。１個4ユーロのバッチを買えば、祭りの期間中は博物館に入場フリーとなり、常設展示品も見られるし、特別な催し物も楽しめる、博物館好きにはヨダレのでるお祭りです。

河岸に設けられた17のステージでは、カルチャーフェストにふさわしくさまざまプログラムが一日中用意されています。博物館の中にもステージが設けられ、全部合わせて27か所！
夜になれば、お祭り気分はアルコールとともに盛り上がる。向こう岸のステージからはロックがこちらまで響いてきます。下を見ると、すでにゴミが散らばってて、掃除大変だろうなあと・・・（＾＾；）

人ゴミの中をカメになって歩いていると、「おおっ！」
日清が店出してるー
日清の西ヨーロッパ支社がフランクフルト近郊にあるからかな？

すごい人ごみなので、写真写すとどうしてもエキストラが中に入っちゃう（＾＾；）

焼きそば2ユーロの看板につられて、ダンナが「食べる？」と。
へええ、珍しいこともあるもんだ。しかし、2ユーロにつられた人は他にもたくさんいるみたい。
みんな、これが日清の製品で作ってるってわかってるのかなあ？
テントの中には「カップヌードル」と「焼きそばデラックス」（日本にない）が山積みにしてあり、袋の中に６個入れて5ユーロで売ってた。スーパーでは１個99セントだから１個おまけなわけで、さっそく私もカップヌードルをお土産に。
売っていた焼きそばは「Yakisoba Delux」で作ってるみたい。ちょっと辛いけど、まあまあなお味。
しかしダンナは「美味しくない」と。やっぱり、これがインスタントと知らずに買ったんだな・・・






お土産はこんな袋に入ってる。
種類は選べるので、「カレー」と「シーフード」と「トムヤム」を２個づつにしてもらいました。
家に帰って息子にお土産を見せたら、さっそく息子がお湯を沸かした（笑）