旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ
2024/11/22 (Fri)
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2010/09/02 (Thu)
本当にあった怖い話 「音もなしに消え失せた」
旅行会社に勤めていたころの話です。
そのころの私の担当は新婚さん、つまりハネムーン旅行でした。
今と違って、昔は海外のハネムーンといえばハワイが90%。なんでハワイに行かなきゃならないのかよく分からないのですが、恐らく当時は一番身近な海外だったんでしょうね。
実は未だにハワイには行ったことがないのですが、、旅行を売る人間が旅行地を知らないともいえず、まるでよく知っているかのように旅行を売ってました(詐欺じゃないぞ~)
ボロが出ないように気はつけてたから、まさか目の前で詳しい説明をしている係員が実は何も知らないだなんて、誰も気がつきませんでした(ほっほっほ)
たくさんのお客さんが旅行に出かけましたが、そんなにたくさん扱っていると、中にはクレームがついたり、事故があったりすることがあります。
飛行機の席が離れ離れになることがあるのを言い忘れて、空港で新婦さんが大泣きしちゃい、会社側がお詫びにビジネスクラスの席を取った、なんてこともありましたが、こんなのは可愛いもの。あとで怒られたけど・・・(^^;)
上司がもっとすごい体験を話してくれました。
乱心した新郎
ハワイに新婚旅行に出かけたカップルの話です。
お見合い結婚の二人は、無事に式と披露宴を済ませ、ハワイへの飛行機に乗りました。
ハワイに着いてからも毎日いろいろなことをして楽しく過ごし、幸せなハネムーンでした。
ところが、最終日のこと。
空港に到着した後、新郎が急に人が変わったようになり、帰らないと言い出しました。
新婦や旅行会社の係員が説得しようとしても、動こうとしない。
仕方ないので、係員が実力行使で新郎を搭乗口に連れて行こうとしたら、今度は大暴れ。
数人で新郎を取り押さえなければならなかったほどだから、どれだけ彼が暴れたか分かろうというものです。
そして、大暴れに付き物なのは罵声。
どんな罵声だったのかは知りませんが、だいぶ大声で喚いたみたいです。
こんな危ないやつを飛行機に乗せたら何をするか分からないから、結局新郎は希望通りにハワイに残ることに。
最終日までは仲睦まじかっただろう新婦さんのほうは、新郎の異常な行動に怖くなって、一人で日本に帰って来ました。ま、当然ですな。
実はこの新郎、以前精神の病で病院に入院していたのですが、それを隠して結婚したらしい。
それまで再発もしなかったのかもしれませんが、海外という特殊な環境が悪影響を及ぼしたよう。
ショックだったのは新婦です。
まさかこんな危ない人とは知らず、結婚してしまったんですから。
当然のことですが、帰国後すぐに、新郎側に離婚届を突きつけました。
じゃあ、回りに多大な迷惑をかけて、一人ハワイに残った新郎はどうしたかって?
すぐには病気が治まらず、日本に帰れたのは1週間後だったそうです。
新郎が無事帰国するまで苦労したのは、当然ながらツアーを組んだ旅行社です(はあ~)
消えた新郎
またまた新郎の話ですが、こちらは国内旅行です。
でもって、実はこっちがメインの話です。
国内でハネムーンというと、どこかの温泉地によく宿泊しますが、これはその宿での話です。
こちらがお見合いだったかどうかは知りません。
ともかく、カップルが旅館に着き、部屋に入ってくつろいでいるときでした。
2階の部屋は日本間で、窓の下には川が流れていて、風流な景色です。
まだ夕方で、外が暗くなるのには間がある時間。
新婦は新妻らしく、旅行カバンの中から要るものを出したりして翌日の準備をしていて、新郎はそういう仕事を新婦に任せて、窓から外を見ていました。
そして、準備を終わった新婦が新郎のほうを振り返ったとき。
「・・・・・っ!」
なんと、新郎が音もなく部屋から消えうせていた!
部屋の中を見回しても新郎の気配はないし、部屋のどこかのドアが開いた音もしなかった。
ということは・・・・・・・・・・え?まさか?
彼がいたのは窓のそば。
その窓の下には川が流れている・・・
上司: 「僕は自殺だと思う」
私 : 「誤って窓から落ちた可能性は?」
上司: 「外はまだ明るくてよく見えたし、窓はある程度高さがあるから、乗り越えないといけない」
私 : 「体を乗り出してて落ちたとかは?」
上司: 「音(声)が全然しなかったそうなんだ」
私 : 「・・・・・・うーん。誤って落ちたなら声出しますねえ」
上司: 「だからね、自殺なんだ」
私 : 「でも、新婚旅行の初日に自殺なんてします?」
上司: 「僕もそう思うけど・・・。何か悩み事があったのかもしれないし」
私 : 「あの、その人見つかったんですか?」
上司: 「いや、それが見つからなかったんだって」
「いやー、大変だった」とは上司の言葉です。
この上司、担当者として新郎と新婦のお宅に何度も足を運び、えらい苦労をしたそうです。
いくら旅程を組んだとはいえ、こんなプライベートな事件の責任があるわけもないのに、やはりそれなりの対応をしなければならないんですねえ。日本特有だろうけど。
ところで、皆さんはどう思います?
新郎は川に身投げ自殺をしたんでしょうか?
それとも、新婦が気がついてないだけで、部屋から出てそのままトンズラしたとか?
声も出さずに窓から落ちたかもしれない?
でもね、彼の遺体は見つかってないんですよ。
まさに、空気の中に消えてしまったかのようじゃないですか。
もしかして、異次元に飲み込まれたとか・・・・・・
いったい彼に何があったのか?
未だに不思議で、怖い話です。
でも、一番怖かったのは新婦さんでしょうね。可哀想・・・・・・
そのころの私の担当は新婚さん、つまりハネムーン旅行でした。
今と違って、昔は海外のハネムーンといえばハワイが90%。なんでハワイに行かなきゃならないのかよく分からないのですが、恐らく当時は一番身近な海外だったんでしょうね。
実は未だにハワイには行ったことがないのですが、、旅行を売る人間が旅行地を知らないともいえず、まるでよく知っているかのように旅行を売ってました(詐欺じゃないぞ~)
ボロが出ないように気はつけてたから、まさか目の前で詳しい説明をしている係員が実は何も知らないだなんて、誰も気がつきませんでした(ほっほっほ)
たくさんのお客さんが旅行に出かけましたが、そんなにたくさん扱っていると、中にはクレームがついたり、事故があったりすることがあります。
飛行機の席が離れ離れになることがあるのを言い忘れて、空港で新婦さんが大泣きしちゃい、会社側がお詫びにビジネスクラスの席を取った、なんてこともありましたが、こんなのは可愛いもの。あとで怒られたけど・・・(^^;)
上司がもっとすごい体験を話してくれました。
乱心した新郎
ハワイに新婚旅行に出かけたカップルの話です。
お見合い結婚の二人は、無事に式と披露宴を済ませ、ハワイへの飛行機に乗りました。
ハワイに着いてからも毎日いろいろなことをして楽しく過ごし、幸せなハネムーンでした。
ところが、最終日のこと。
空港に到着した後、新郎が急に人が変わったようになり、帰らないと言い出しました。
新婦や旅行会社の係員が説得しようとしても、動こうとしない。
仕方ないので、係員が実力行使で新郎を搭乗口に連れて行こうとしたら、今度は大暴れ。
数人で新郎を取り押さえなければならなかったほどだから、どれだけ彼が暴れたか分かろうというものです。
そして、大暴れに付き物なのは罵声。
どんな罵声だったのかは知りませんが、だいぶ大声で喚いたみたいです。
こんな危ないやつを飛行機に乗せたら何をするか分からないから、結局新郎は希望通りにハワイに残ることに。
最終日までは仲睦まじかっただろう新婦さんのほうは、新郎の異常な行動に怖くなって、一人で日本に帰って来ました。ま、当然ですな。
実はこの新郎、以前精神の病で病院に入院していたのですが、それを隠して結婚したらしい。
それまで再発もしなかったのかもしれませんが、海外という特殊な環境が悪影響を及ぼしたよう。
ショックだったのは新婦です。
まさかこんな危ない人とは知らず、結婚してしまったんですから。
当然のことですが、帰国後すぐに、新郎側に離婚届を突きつけました。
じゃあ、回りに多大な迷惑をかけて、一人ハワイに残った新郎はどうしたかって?
すぐには病気が治まらず、日本に帰れたのは1週間後だったそうです。
新郎が無事帰国するまで苦労したのは、当然ながらツアーを組んだ旅行社です(はあ~)
消えた新郎
またまた新郎の話ですが、こちらは国内旅行です。
でもって、実はこっちがメインの話です。
国内でハネムーンというと、どこかの温泉地によく宿泊しますが、これはその宿での話です。
こちらがお見合いだったかどうかは知りません。
ともかく、カップルが旅館に着き、部屋に入ってくつろいでいるときでした。
2階の部屋は日本間で、窓の下には川が流れていて、風流な景色です。
まだ夕方で、外が暗くなるのには間がある時間。
新婦は新妻らしく、旅行カバンの中から要るものを出したりして翌日の準備をしていて、新郎はそういう仕事を新婦に任せて、窓から外を見ていました。
そして、準備を終わった新婦が新郎のほうを振り返ったとき。
「・・・・・っ!」
なんと、新郎が音もなく部屋から消えうせていた!
部屋の中を見回しても新郎の気配はないし、部屋のどこかのドアが開いた音もしなかった。
ということは・・・・・・・・・・え?まさか?
彼がいたのは窓のそば。
その窓の下には川が流れている・・・
上司: 「僕は自殺だと思う」
私 : 「誤って窓から落ちた可能性は?」
上司: 「外はまだ明るくてよく見えたし、窓はある程度高さがあるから、乗り越えないといけない」
私 : 「体を乗り出してて落ちたとかは?」
上司: 「音(声)が全然しなかったそうなんだ」
私 : 「・・・・・・うーん。誤って落ちたなら声出しますねえ」
上司: 「だからね、自殺なんだ」
私 : 「でも、新婚旅行の初日に自殺なんてします?」
上司: 「僕もそう思うけど・・・。何か悩み事があったのかもしれないし」
私 : 「あの、その人見つかったんですか?」
上司: 「いや、それが見つからなかったんだって」
「いやー、大変だった」とは上司の言葉です。
この上司、担当者として新郎と新婦のお宅に何度も足を運び、えらい苦労をしたそうです。
いくら旅程を組んだとはいえ、こんなプライベートな事件の責任があるわけもないのに、やはりそれなりの対応をしなければならないんですねえ。日本特有だろうけど。
ところで、皆さんはどう思います?
新郎は川に身投げ自殺をしたんでしょうか?
それとも、新婦が気がついてないだけで、部屋から出てそのままトンズラしたとか?
声も出さずに窓から落ちたかもしれない?
でもね、彼の遺体は見つかってないんですよ。
まさに、空気の中に消えてしまったかのようじゃないですか。
もしかして、異次元に飲み込まれたとか・・・・・・
いったい彼に何があったのか?
未だに不思議で、怖い話です。
でも、一番怖かったのは新婦さんでしょうね。可哀想・・・・・・
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無題
熊子さんのブログでお目にかかっていますね。
こちらも読ませて頂いているのですが、今回が初投稿です。蛇足ですが、エミレーツの話を読んだ直後に在米の友人からエミレーツを勧めるメールが届いて(で、「写真が無いから上手く表現出来ない!」とあったし)お互いがびっくりした、という話が出来ました。
消えた新郎さん、その後捜索願いとかは出たのでしょうか? 新婦さん、ホント可哀相…。
ところで私が以前友人から聞いた話ですが、彼女の友人は見合いで無理矢理結婚「させられた」そうです。どうして断らなかったのか不明ですが、結婚式直後にやはりツアーでハワイ(だかグアム)に発ったものの、夜は女性添乗員さんの部屋に泊まり、帰国後はそれこそ成田空港から友人宅に直行、すったもんだの末めでたく「離婚」したそうです……こういう場合、誰が可哀相なのでしょう???
のら猫おばさんへ
こちらへも来ていただいてたんですか、ありがとうございます。
偶然って、続くときには続きますよね。とても不思議ですけど。
この事件の後、捜索願いは出したそうです。
上司が後始末をしている間は、見つからなかったそうですけど、その後で見つかったのかどうか・・・
後から思い出したのですが、確かこのカップルはお見合いではなかったです。
と言うことは恋愛結婚のはずだから、何でこんなことになるのか、謎ですね
トルコ人なら日常茶飯事で、好きでもない夫から逃げ出した妻が、家の名誉を汚したと自分の家族に殺されることまでありますけど・・・
日本人でも無理やり結婚させられることがあるなんて、驚きです。
もしかしたら、いったん受けてから嫌になったけれど、すでに結婚式の準備が進んでいたのかも知れませんよ。そうなると、なかなか途中下車するのは難しいだろうし・・・
嫌われた男性もかわいそうですね。まさかいやいや結婚する女性がいるなんて、思いもしなかったでしょう。
詳しい話が分からないのでなんともいえませんが、こういう場合は親も子供も全員可哀想なんじゃないかしら・・・
無題
なんだかスゴイ話ばっかりですねぇ。
最初の暴れちまったダンナも怖いけど、声もなく消えてしまった新郎もコワイ・・・。
計画的だったのかな~。もう一人くらい協力者がいたとか?それは結婚できなかった元・恋人とか・・・。
自殺なら、すぐその場で見つからなくてもいづれは見つかるでしょうねぇ・・・。ど、どっかに今も引っ掛かっているとか?・・・・ひえ~ん
しかし、旅行会社の人もエライ客に当たってしまいましたね。よくスチュワーデスの暴露本とか出ているけど、旅行会社の人の体験談も出版されてもいいと思いますねぇ・・・。
ラーダさんへ
ちっとテンプレのほうに行っとりました。
暴れた新郎のほうの奥さん、怖くなって逃げ帰ったそうなので、ダンナさんは完全に切れてたんでしょうな。そんな人間の傍にいるのは、はっきりいって危ない。
消えた新郎のほうは、推理小説が書けそうですよ。
いったい何が彼をそうさせたのか?
トリックでもあるんだろうか?
それとも、川の中から何かにおいでおいでされたとか・・・・・・
結局上司は、あれからどうなったかは知ることがなかったですけど、相当流されてたのかもしれませんね。
添乗員も相当いろいろな話を持ってますよ。
10人集まれば、本1冊分くらい簡単に書けるんじゃないかなあ・・・