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2010/01/21 (Thu)
中国で3Dシネマ以外での AVATAR 上映が禁止に
前回はAVATAR のトレイラーを載せましたが、今回はドイツ語メインです。
世界でヒットしているAVATAR ですが、中国では3Dシネマ以外での上映が金曜日から禁止されます。
なぜファンタジー映画が中国政府の怒りを買ったかと言うと・・・
オンラインニュースサイトのHeise online にこんな記事が載っていました。翻訳はドイツ語の下に載せています。

"Avatar" darf in China nur noch in 3D-Kinos gezeigt werden
Der Film "Avatar – Aufbruch nach Pandora" darf in China ab Freitag nicht mehr in der Mehrheit der Kinos gezeigt werden. Kinos in Peking berichteten laut dpa, lediglich in Lichtspieltheatern mit 3D-Technik könnte der Film in China dann noch gesehen werden. Inwieweit der Vertrieb des Hollywood-Streifens in China aus ideologischen Gründen oder wegen seiner starken Konkurrenz für heimische Filme gestoppt werden soll, blieb unklar.

China hat 1700 Lichtspieltheater mit mehr als 4000 einzelnen Kinosälen, von denen aber nur gut 500 die Technik besitzen, 3D-Filme zeigen können. Chinas Propagandabehörden wollten "Avatar" vorzeitig auslaufen lassen, "weil er die Besucher an Zwangsumsiedlungen denken lässt und möglicherweise Gewalt auslösen könnte", berichtete die Hongkonger Zeitung Apple Daily. Auch nehme der ausländische Film heimischen Produktionen die Einnahmen weg. "Avatar" wird von Samstag an durch die chinesische Filmbiografie "Konfuzius" ersetzt.

Die bekannte Kolumnistin Hung Huang  beschrieb in der Tageszeitung China Daily, warum sich viele Chinesen mit dem Na'vi-Volk in dem Film identifizieren und sprach von einem "sozialen Phänomen". "All die erzwungenen Umsiedlungen alter Nachbarschaften in China machen uns heute zu den einzigen Erdenbürgern, die wirklich das Leid der Na'vi nachempfinden können."

Die amtliche Nachrichtenagentur Xinhua schrieb, viele Kinogänger sähen in dem Film "eine erfolgreiche Schlacht gegen eine Zwangsräumung". "Ich frage mich, ob James Cameron heimlich in China gelebt hat, bevor ihm eine solche Idee für die Geschichte von 'Avatar' kam, wenngleich mit einem vielversprechenden Ende", zitierte die staatliche Nachrichtenagentur einen Blogger.

In den ersten acht Tagen seit dem Start am 4. Januar hatte "Avatar" in China bereits die Rekordsumme von 300 Millionen Yuan (30 Millionen Euro) eingespielt. Bis zum vergangenen Wochenende hat der Film des kanadischen Regisseurs James Cameron weltweit 1,6 Milliarden US-Dollar eingebracht.



中国では3Dシネマのみで「AVATAR」が上演されることに
中国では「AVATAR パンドラへの出発」が、金曜日以降ほとんどの映画館で上映されなくなる。ドイツ通信に送られた北京市内の映画館の報告によると、映画は今後3D設備のある映画館のみで上映されることになる。ハリウッド映画の追放が、どこまでがイデオロギーからの理由か、または国内映画を脅かすという理由かは不明なままだ。

中国にある1700の映画館は総数4000以上の劇場を持っているが、その中で3Dの映画を上映できる設備を持っているのは500件強のみである。香港の新聞Apple Dailyによると、映画の観客に強制移民を思い起こさせ、暴動を引き起こす可能性があるため、中国の宣伝機関がそれを防止したかったようだ。この外国映画は国内映画の収益をかっさらってもいたろう。土曜日からは「AVATAR」の代わりに中国の伝記映画「孔子」が上映される。

著名な評論家のHung Huang はChina Daily の中で、なぜ多くの中国人が映画の中のナヴィ族を自分と重ね合わせるのかを記述しており、これを一つの社会現象にしている。「中国であったあれら全ての隣近所の強制移住は我々を今、ナビ族の受難を真に理解できる唯一の地球の住民にしている」

国営の新華社は、多くの観客はこの映画の中に「強制撤去に打ち勝った戦い」を見たことだろう、と書いている。新華社はまた、あるブロガーの「大いに期待を抱かせる終わり方ではあるが、ジェームズ カマロンはAVATARのストーリーにこういうアイデアを得る前に、密かに中国に住んだことがあるんじゃないだろうか」という言葉を引用している。

中国では1月4日公開後8日間ですでに、新記録の3千万元(30万ユーロ)の売り上げを出している。カナダ人監督ジェームズ カマロンのこの映画は、先週末までに160万ドルを稼ぎ出した。



大型ダムを作るために、湖の下に沈む予定の村からの強制移住が思い出されます。
途方に暮れる村人たちの顔、顔、顔。
オリンピックスタジアムが建設された時も、強制移住でした。
「AVATAR」のナヴィ族の運命に親近感を覚える中国人が、政府が危惧しないといけないくらいたくさんいるという証拠になった、今回の上映禁止。
昔と比べてだいぶ自由になった中国ですが、今でこれだから、昔は恐怖だったんだろうな・・・・・・

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同記事のことを、

Yahoo Japanでチラっと読みました。対象の映画自体をあまり知らないもので、Yahooの記事もサラっと流しただけだったんですけどね。
上映禁止とはいっても、このインターネット時代、しかも違法動画サイトが氾濫し、海賊版(ホームビデオで撮影したような人の頭の陰とか映っている)DVDが出回っていますから、上映規制でどれだけの効果があるかがポイントですね。人間、禁じられた物ほど見たくなるものですし。(^_^;)
会社員時代、中華圏の輸出入に関わる仕事をしていたんですが、中国の税関にはホント苦労させられました。税関手続きに必要な書類の種類と部数が税関担当者によって違いますから。関連物流会社には、女性税関職員向けの”袖の下”が常に準備されていましたよ。当時はSKIIの化粧品が多かったです。それで通関がスムーズになるなら安い物です。
中国の富裕層は増えているのは否めませんが、モラルがねぇ・・・ (最近は、日本のモラルも大分低下していますけど)

Noraさんへ

中国は政府がインターネット管理を行っているので、この映画が国民のPCに現れることはないと思いますよ。たしか、Googleが中国から撤退したという記事もどこかにあった(ような気が)・・・
政府に不利なサイトやページはズバッと切られて、国民がアクセスできないようにしてあるんです。そこらへん、怖いくらいに細部まで目が光ってます。

そしてこの管理プログラムも、手に入れたソフトです。アメリカのある会社が、中国のソフトに書かれているプログラムの中から自社のソフトと全く同じ部分を発見したそうな。
ドイツでもジ/ー/メ/ン/スが技術を盗まれ怒りに燃えていますが、そんなことは知らぬ存ぜぬで通してしまうお国柄。モラルは推して察するです。
日本なんて、中国と比べると幼子になりそうですよ。
  • from くろろ |
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