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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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2010/01/23 (Sat)
中国人の本音
前回が中国の話だったので、今日も中国関係のお話を。
先日久方ぶりに訪問した中国人友人宅で、再認識したことがありました。
それは、彼らの胸の奥深くで永久にくすぶり続けるであろう、中国人の本音。

長いこと訪問していなかったので、和気あいあいとした歓談を楽しみに訪れた友人宅。
何がきっかけだったのか、おしゃべりを始めて間がないうちに、話題が戦争のほうに行ってしまいました。久しぶりに会ったので楽しい会話を期待していた私が内心舌打ちするも、話題は深く深く入り込んでしまう。なんと1時間半も、重苦しい戦争の話になってしまいました。

戦争と言えば、中国人にとっては日本人の中国での征服、略奪、虐殺、その他もろもろのおぞましい歴史以外にありません。戦争の話になると、彼女がいつになく攻撃的になるのは仕方ないとしても、日本国民がみな軍と同じ考え方をしていたと思っている彼女に、当時の様子を理解してもらうのは至難の業。運よく彼女の旦那さん(ドイツ人)が同席していたので、旦那さんの言葉も借りて、当時の日本がドイツと同じだった事を説明しても、なかなか納得してくれない。

そのうち原爆の話が出て、戦争を早く終わらせるためというアメリカ側の主張に非を唱えるアメリカ人がいる話をしたら、憤然とした彼女が言った言葉は
「戦争があのまま終わらなかったら、日本はあのままだったでしょ?原爆が落とされてよかったわ」
しかし彼女は知らなかったようです。あの原爆がアメリカ軍のテストであったことは、原爆が一つだけではなく2つあったことは・・・

ドイツ人である旦那さんもユダヤ人と戦争の話をすることがあれば、私と同じ立場に立たされるはずです。しかし、彼女はドイツ人が日本人と同じ立場であることには気が付いていないようでした。
ドイツ人の枷は日本人と同じかそれ以上に重たいんですけどね。

もう一つ困ったのは、未だに小泉さんの靖国参拝が話題に出たこと。
小泉さんはあの性格で国民の人気を取りましたが、反面種々の話題も作り出した人。
彼が一風変わった人物であることを説明して、やっと納得してもらいました。

この長い議論の中で、今回はっきり認識した事があります。
ヨーロッパで起こったことは東アジアで起こったことと似ているけれど、ユダヤ人には同じ被害者としての親近感が少ないようであること。地球の反対側の出来事で、遠すぎるのかもしれませんが。
日本で軍の独走を抑えようと努力した人々の存在は知られていないこと。
そして、戦犯国日本への憎しみがとても大きいこと。


にこやかな中国人の胸の奥底には、いつも彼らの本音が眠っています。
中国人の友人とは、議論が終われば笑顔でお茶を飲む間柄だからここまで突っ込んだ話ができるわけですが、そこから学んだ中国人の気持ちを考えると中国に行くのが怖くなるくらい。
中国に出かける日本人旅行者の数は多くなりましたが、中国人が戦争時の事でまだ日本を恨んでいることを忘れずに、慎み深い態度で行動してくださるようにお願いしたいものです。

拍手[14回]

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無題

戦争の話、過去に受けた事について・・・。

韓国に旅行に行った時もやっぱり言われるんですよね。ガイドさんに・・・。「これは過去のことだけど、知識として知っておいてほしい」と。

でも、親しい人に言われ、自分の言葉で説明しても説明しきれない事の方が多いし、自分が謝るのも変だし・・・。

言った本人はすっきりするかもしれないけど、言われた方にシコリができること、それも考えて欲しいなぁ・・・。難しいですけどね。
  • ラーダ・ドゥーナ さん |
  • 2010/01/24 (00:31) |
  • Edit |
  • 返信

ラーダ・ドゥーナさんへ

ラーダさんも、誰かとこういう話題になったことがあるんですね。
私たちがよくアメリカ人は・・・とか、ドイツ人は・・・とかいうように、彼らも日本人をひとくくりにしているので、我々のように戦争に実感がわかない世代でも、日本人であることを自覚させられます。
日本では戦争の詳しい内容を学校で学びませんが、彼らは学校で日本がしたことを細かく教えられているのかもしれないし、もしそうなら、彼らの日本批判は永遠に続くかもしれません。

若い人たちが東南アジアで日本軍のしたことを聞かされて、「そんなことがあるはずない」と言ったそうです。せっかくこっちが努力してるのに、こういうところで積んだ石を崩されるのは気持ちのいいもんじゃないです。

どこまで行っても日本人の歴史からは逃れられないのだし、もっと勉強して向こうの人と接してもらいたいです。
  • from くろろ |
  • 2010/01/24 (07:33)

ちょうど今・・・

『赤い月』を読んでいるところです。敗戦を機に満州から引き上げる日本人たちに対する扱い、それまで日本人が中国人にしてきたことを考えると分からなくもありません・・・ 

たまに、Yahoo ニュースの中国人ブログ(勿論日本語に訳されたもの)を読みますが、興味深いです。「日本人は血も涙も無い鬼のような恐い人種だ!」と教えられてそれを信じていた中国人が実際に日本に行って考えが変わったとか、日本(物、文化)は好きだけど日本人は嫌いとか、「日本が好き」とぼそっと言ったがために売国奴呼ばわりされるようになったとか、中国が日本を追い抜いたことを認めたがらない日本人とか・・・ 
中韓vs日本の戦争問題は永久に続くんでしょうね。定期的な反日運動も。戦争問題については必ずしも心情的な面からだけではなく、日本からの援助金を引き出す政治的切り札でもあるでしょうから。でも、中国の最大の援助国が日本である事実を知る中国人は少ないようですね。都合の悪いことは公にしない政府ですからね、中国は。(^_^;)

中国のニュース、小説、映画を見ていて思うんですが、外国人に対してでも同じ中国人に対してでも、誰かを吊るし上げる時ってもの凄いパワーを感じます。国が大き過ぎるのか、人が多過ぎるのか・・・ 国の規模はそこそこじゃないとダメなのかも。これについてはロシアもそうですけど。 

Noraさんへ

友人は、普通の日本の話題には普通に対応するのですが、戦争の話題にだけは厳しい反応を示すので、どういう教育を中国で受けたのか興味があったんですが、「血も涙もない人種だと教えられた」というのを聞くと、なんだか納得してしまいます。
近年明らかにされた歴史の裏舞台で、戦争回避に努めた人々や、戦争を終わらせようと努力した人々のエピソードが次々と公開されましたが、彼女はそういう人々がいたのを全く知りませんでした。
軍が独裁政治をしていたと説明しても、彼女は天皇が戦争の総責任者だと信じているんです。学校でそう教わったんじゃないかな。

中国では報道規制もあるし、例のチベット問題のような強制手段もバシバシ出すし、近年ではインターネットも政府に管理されていて、国民がアクセスできないサイトが数多くありますから、国民が他の国の情勢を学ぶことが難しいのが現状なんじゃないでしょうか。だから、日本に来た中国人が驚くんでしょう。

情報源が限られている中国でも、日本を知って好きになってくれる人がいるなら、未来に希望はありますよ。最後の共産圏大国である中国もだいぶ自由になったし、私たちの曾孫の時代には、今より空気が弛緩してるかも・・・これは希望
  • from くろろ |
  • 2010/01/25 (23:04)

No Title

中国人(中華思想を持っている全部の漢族など)は、まずチベットやウイグルには理解がないですね。

それなのに、日本が昔悪いことをしたといって、日本人に罪悪感を持たせようとするのはどうでしょうか? 日本だって大きな犠牲を払ったのだし、中国はそれこそ、今までどれだけ近隣の民族を蹂躙させてきたのいうのでしょうか? 

結局、日本が
「先進国で、なんだか平均的にいろんな面で上だし、それだけじゃなくて世界でも認められているようだしっていうことで、おもしろくないので、せいぜい罪悪感をあおってやれ」というのが正直なところでしょう。

自分たちがしている虐殺には目をつぶるのだから。


そんな盲目的で息の詰まるような愛国心って、平和な社会ではありえないです。

文化大革命の時も結局、こんな感じ(今の反日教育)で、家族も仲間も裏切る文化が根付いたのでしょうが。 
  • チベット大好き さん |
  • 2011/04/23 (19:42) |
  • Edit |
  • 返信

チベット大好きさんへ

お返事が遅くなって申し訳ありません。
チベット問題は政治が複雑に絡んでいますね。
チベット政府と中国政府が主張するチベットの大きさには昔から意見の相違がありましたし、東西の冷戦時代の思惑に取り込まれてより複雑になったのではないかと思います。
当時はアメリカのCIAからの援助を得て、チベット抵抗運動グループが中国各地でゲリラ活動(つまりテロ行為)をしていたし、中国から離れた中華民国からも支援を受けていましたし・・・

日本でも戦時には富国強兵の教育がされていましたが、教育はその国の政府が決めます。
中国の歴史の教科書は当然中国側の視点で書かれていると思いますし、中国ではインターネットの閲覧も制限されていますので、一般市民が海外からの様々な情報を得るのが難しいのが現状です。

終戦時に中国で迷子になったり預けられた日本人の子供を、自分の子供として育てた中国人がたくさんいたことをご存知ですか?
政府の行動がどうあれ、中国人の一人一人は人間の心を持っています。
実際に日本軍に虐殺された民間人の家族の気持ちを忘れずに、彼らの知らない事実を教えてあげるのが一番いいのではないでしょうか。
学校で習ったこと以外の知識が集まれば、彼らの思考も柔らかくなるのではと思います。
  • from くろろ |
  • 2011/05/03 (05:45)
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