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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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2010/10/23 (Sat)
万里の長城(案内編)と押し寄せる破壊の波
前回は、観光客のほとんどが訪れる八達嶺長城でしたが、今回は万里の長城全般の話です。
と言いながら、いろいろ探しているうちに見つけた八達嶺長城の写真やビデオをまずどうぞ。
Wikipedia にはいい写真があるんですよね。
プロちゃいまっか?

万里の長城
この完璧な修復度は、八達嶺長城かその近辺の長城ですな(Wikipediaより)

万里の長城
向こうの端まで歩きたくなる風景です(Wikipediaより)

Youtube で、一般中国人が観光する道を撮ったのがありました。
団体旅行では絶対見ることのできない風景で、面白い!
八達嶺長城の女坂は男坂のように行き止まりにならないで、ぐるっと尾根を伝って他の場所に降りられるようになってるんですな。
で、いくつかある他の入口のうち、面白いカートで登れるところがある。
面白そうですよ。


次のビデオはさまざまな地域の万里の長城のスライドショーです。
いまだ朽ち果てたままの姿の長城も見られて、興味深いです。
が、ちと長いので、飛ばし飛ばし見ましょう。
音楽もボリュームが大きいので、調整したほうがいいみたいです。


北京から一番近い八達嶺長城は修復もされて、完全な姿を観光客に見せていますが、大都市から遠い長城は全く修復されていないところがいくらでもあります。
こういうところにハイキングに行く人も結構いるようです。
どこまでも続く長城跡を見ると、人間の英知を感じさせられますねえ。

万里の長城
クリックでモニターくらい拡大します。ハイキングしてる人が良く見えるよ(Wikipediaより)

万里の長城
修復されていない長城はこんな状態(Wikipediaより)

Youtube でトラベルチャンネルのビデオを見つけました。
番組だけあって、よくまとまってる。
最初は有名な八達嶺長城の紹介ですが、そこから他の長城へ走っています。
途中で見られる、中国の田舎風景も見られて興味深い。
長い歴史を刻み、自然と一体化した万里の長城を見せてくれます。
必見の価値あり!
こういう万里の長城跡に行きたーい!


しかし、これほど素晴らしい万里の長城にも、大きな問題が押し寄せています。
何ともやりきれないのは、観光客による壁への落書きとゴミ問題。
どこの観光地でもありますが、何千年の歴史を誇り、ユネスコ世界遺産にまでなっている長城の壁にすごい数の落書きがあるそうです。
私は男坂のほうへ行ったので気が付かなかったけど、女坂はすさまじいようです。

長城は夜間立ち入り制限がない(というかできない)ので、観光客に開放されていない区域でテントを張り、テント設置用の杭を放置したり、テクノパーティーを催して多量のゴミを放置したり、さらには長城の土台に工場を建設したり、いろいろなイベントに使用されているため、長城の維持に大きな問題が出ています。

長城が観光資源になる以前は、道路や線路の敷設のために長城の壁が破壊されてきたし、付近の住民が住宅の建材として長城の石を盗むなどしていたそう。
現在は、長城の500m以内には建造物を作ってないけない法律ができ、それまであった駐車場なども撤去されたそうですが、いくつもの省にわたる巨大な長城を管理する機関がないのが現状です。

今週施行された新しい「歴史的建築物保護法」では、長城を損傷させると最大約750万円の罰金が科せられることになるそうです。
夜中に長城でパーティーをするグループが増えていることからできた法律らしい。

中国人は万里の長城を母国の誇りとしているはずなのに、あまりに長城を軽視してやしませんか?
世界に誇る長城がボロボロになった後じゃ遅いんですよ?

とはいえ、日本でも重要文化財に落書きしたり破損する輩は、残念ながらたくさんおります。
ドイツはハイデルベルグの、観光名所の学生牢の壁に日本人の落書きがあるのは、日本人として恥ずかしい限り。

旅の恥はかき捨てなんて言うのは、はっきり言って地元民には無礼千万なのです。
世界のあちこちに出没する有名な日本人観光客の皆さん、他の観光客の見本になるような行動をいたしましょうね。

参考記事:
万里の長城、観光客増加でボロボロに
万里の長城を傷つけたら、罰金最大6万ドル

拍手[3回]

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No Title

万里の長城を管理するのには、巨額の費用がかかるんでしょうね。
老朽化の問題は、随分と前から問題になっていたけど
お金がなきゃ始まらないしねぇ。。。
落書きは最悪ですね。
歴史も知らなければ、文化的価値を考えることもない
結局は、ただ遊びに行ってるだけで、何も感じていないから
そんな行為が出来るんだと思います。
何年か前、日本人女子学生がイタリアで落書きをしてきて
世間にバレてしまい、停学処分を受けてましたね。
イタリアまで謝罪に行ったんでした。
ここドイツでも落書きはひどいですが
日本人はまだ「落書きはいけない」という感覚が強い方だと思います。
電車に落書きされたら、運休する国ですからね。
ベルリンだったら、一本も電車が来なくなりますよ(^^;

熊子さんへ

万里の長城はいくつかの省にまたがっているし、何しろあの規模だから、すべてを管理するのは不可能のようです。
それでも観光客の集まるところは整備にお金をかけているのに、そこに来る観光客がこれじゃねえ・・・

>歴史も知らなければ、文化的価値を考えることもない
>結局は、ただ遊びに行ってるだけで、何も感じていないから
>そんな行為が出来るんだと思います。
>何年か前、日本人女子学生がイタリアで落書きをしてきて
>世間にバレてしまい、停学処分を受けてましたね。

そういえば、イタリアで落書きした女子学生がいましたね。
確かに、文化的価値を理解していれば、落書きなんてできるはずがない。
youtubeの長城のビデオで落書きされている壁を見ましたが、壁が落書きでびっしり埋まってました。
みんな、長城をただの面白い観光地だと思ってる証拠です。
落書きが文化財を損傷しているんだという自覚がない(怒)
イタリア落書き事件が有名になったから、少しは日本人の落書きが減ってるといいですが・・・

ドイツでは、落書きされると電車が運休するんですか?!
知らなんだ・・・・・・(驚)
こっちでは窓をひっかいて落書きした電車がよく走ってます。
あれは消すことができないからそのままだけど、気分悪いです。
日本では、電車のボディーや窓に落書きする過激派がいないのが救いですね。
  • from くろろ |
  • 2010/10/26 (06:41)

No Title

う~む、素晴らしい映像が満載ですね!
場所によって見える風景も違うし、音楽とのコラボもいいですね~

こんな重要文化財も大事にされることなく、汚されている現状は嘆かわしいですね・・・。

日本でもそういう人もいるけど、まだ常識がある人が多いと思っていたのに、海外でアホなことやってニュースになっている・・・。

あ、そういえばタイの寺院の壁画の上に紙を乗せ、写し描きするアホな観光客もいるそうですよ。いや、それは日本人ではないそうですが・・・。
おかげで、せっかくの壁画もあちこち禿げていました
  • ラーダ さん |
  • 2010/10/27 (00:38) |
  • Edit |
  • 返信

ラーダさんへ

万里の長城は必見ですよ。
テレビでも見られるけど、やはり実際に歩いてみるのはまったく違います。
中国中から観光客が来ているから、建物だけじゃなくて中国人を観察するのも面白い。
ラーダさんもいつかどうぞw

世界中でも同じような問題が出てますね。
落書きを大したことだと思わない人は、他にもいろいろしてるんじゃないかしら。
観光客は自分のしていることが文化財の損傷だと思っていないから、それが悪質な破損行為なのだというポスターなんかをあちこちに貼れば、自粛する人も出てくるかも・・・

しかし、壁画の上に紙を置いて写し描きすると、壁画の色が取れるんですか?!
そんなに簡単に色が取れるなんて、信じられない・・・
遺跡じゃなくて、普通の寺院なんですよね?
壁画ってそんなにもろいものだったのか~
壁画には触らないようにしないといけないわけですね。
気を付けようっと。
  • from くろろ |
  • 2010/10/27 (05:40)

No Title

>ドイツでは、落書きされると電車が運休するんですか?!
いやいや、運休になるのは日本の話です。
ドイツは、あっちもこっちも落書きだらけ。
ベルリンなんて、落書きのない電車なんてないですよ。
日本は、車体に落書きされると走らないみたいです。
落書きされたことが、ニュースになるくらいですから。
外国人が犯人というパターンが多いようです。
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200811140048.html
  • 熊子 さん |
  • 2010/10/31 (18:59) |
  • Edit |
  • 返信

熊子さんへ

あら、上の文章にくっついてたんですね。
おかしいな~と思った(^^;)
日本はいちいち洗車するから運休するんですね?

日本は落書き電車がないし、警備が甘いし、外国のクルーには格好の補油的になるんですねえ。
電車の落書きがニュースになるとは、日本はやはり平和なのね。
  • from くろろ |
  • 2010/11/01 (08:04)

No Title

いや〜、素晴らしい<万里の長城>!くろろさんが貼付けてくれた映像を、食い入るように見てしまいました。私も一度は行ってみたい!だけど、やはりかなり<急斜面>なんですか?その前に体力をつけないと、、、。(汗)整備されていない万里の長上にハイキングに行ってみたいな。
しかし、こんなに長ーい建築物を維持するのは、大変なことでしょうね。遅くに歴史的建築物保護法が出来上がったけど、これを機に中国もこの<歴史的な建築物>をもっと重要視してくれるといいのですが。これは世界的遺産!

ここを訪れる観光客の方々も、もう少し、このことを考えて観光してくれることを祈るのみです。
  • jimmy777 さん |
  • 2010/10/31 (20:23) |
  • Edit |
  • 返信

jimmyさんへ

急斜面なのは一部です。
山の峰に沿って続く長城だから、まずは山の頂上まで登らないといけない。
そこのところが急なんですよ。
いったん上に上がってしまうと、ゆったりとした起伏なので、そんなに疲れません。

中国も西の方へ行くと貧しくなりますから、維持費の捻出も大変なようです。
大都市の近郊は観光客が来るから整備されてますが、観光客のマナーは悪くなるばかりのようですね。
やはり保護法のように国家が率先して管理しないと、何千万人もの観光客のマナーをよくさせるのは、難しいんでしょうねえ。
  • from くろろ |
  • 2010/11/01 (09:15)
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