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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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2010/10/15 (Fri)
北京2日目 故宮博物館
故宮博物館はかつて紫禁城と呼ばれました。
明から清台にかけて皇帝が施政し、多くの側室が生活した城です。
その規模は、全部見学するのに3日はかかるといわれるほど。

ところで、なぜ紫禁城といわれるのか知ってます?
現地ガイドさんによりますと、紫色は高貴な人の色、つまり皇帝の色で、それ以外の者は中に入れないことから紫禁城という名になったのだそう。

皇帝は皇后のほかにたくさん側室を持つことができ、中には2000人もの側室を持った皇帝もいたそうです。あんまりたくさんいるので、一度も皇帝を見たことがない側室もいたんですって。

紫禁城 全景
北から見た紫禁城

紫禁城見取り図(Wikipedia より)
見取り図の紫色の破線が、見学した道です。
北京 紫禁城 地図
北京 紫禁城 地図

さて、天安門広場から天安門をくぐると、紫禁城への道が続いています。
さすがに、国内外からたくさんの観光客が集まってきています。

北京 紫禁城
向こうに見えるのは端門

端門をくぐると、午門(紫禁城の城門)が見えてきました。
ここを抜けると、いよいよ紫禁城の内部です。
左端手前に入場券売り場があり、ガイドのシンさんがチケットを買っている間に我々は入場口へと向かいます。

北京 紫禁城
広場のような城門
この午門に囲まれた広場では、官吏が午前4時に皇帝を遥拝する事になってい他、百叩きの刑などの刑の執行も行われた。因みに、映画「ラストエンペラー」で 生母の死を知った溥儀が外に出ようとして陳凱歌の演じる門番に止められたり、溥儀に紫禁城から追放された宦官達が居たのもこの場所である。
Wikipedia より

入場口の横にオーディオガイドの貸し出し窓がありました。
別途に料金を取られます。
しかしこの雰囲気、貸し出し口というよりは料金窓口みたい。

北京 紫禁城 オーディオガイド
さて、どんなオーディオ器械が出てくるのやら

中に入ると、まず広場に出ました。
全体を普通に撮ろうとしても無理なので、ここはパノラマ写真に登場してもらいます。
写真をクリックすると、拡大写真が見られます。

北京 紫禁城
右端が午門で、真ん中が大和門


広場を突っ切って向こうに行くと、大和門です。
ガイド君が長い説明を始めたけど、写真撮影に夢中の私はぜーんぜん説明を聞いていない。
確かに写真を撮ったのはよかったけど、せっかく行って説明を聞かなかったのは残念。

北京 紫禁城
またもや門

門の天井はきらびやか。
さすが皇帝の居所の門だね。
北京 紫禁城
日本にもこんな天井あったような・・・

ここを抜けると、また広場。
向こうに見えるのは、大和門。
だんだん皇帝に近づきてきました。

北京 紫禁城
左のお姉さんはガイドのアシスタントで、写真係りです
明代の名称は皇極殿。俗称、金鑾殿。紫禁城の中軸線上にあって、外朝の三大殿の正殿。紫禁城を居城とした明・清両王朝の歴代皇帝の即位式や万寿節(皇帝の 誕生日)、結婚、それに元旦や冬至などを祝う時と重要な朝会、筵宴、出征、そして皇帝の葬儀など宮廷の重大な式典を行った最も重要な建物である。
Wikipedia より

ここの内には皇帝の玉座がありますが、観光客が多すぎて中に入れなかった。
ちぇっ、玉座があったのに見られなかったよ~

北京 紫禁城
旗を持っているのが29歳の青年ガイド、シンさん

見られなかったけど、Wikipediaに玉座の写真が載っていたのでここで公開。
案外質素というか、簡素ですねえ。

紫禁城 玉座
実際に皇帝が座るときにはもっと周りに何かあったのかも・・・・・・

この後右手から建物の後ろ側に出て、後ろの建物を観光しながら歩きます。
そして連れて行かれたのが、お土産屋さん。
中には骨董品や掛け軸が売っていて、鑑定証も付くとのことでしたが、Wikipedia にえらいものを見つけた!
南群房には、「清韻堂」という骨董品のコピー商品を売る店がある。ここの売りは「溥儀の甥」や「中国の国宝級」の書家が「ボランティア」で書の実演販売を 行うことであるが、実際に「溥儀の甥」である証明は付かない。また、「故宮の敷地内で偽物を売るはずがない。」と言っているが、南群房は、故宮博物院の敷地ではない。購入の際には「故宮博物院の鑑定書が付く」と言っているが、実際に付くのは「故宮"清韻堂"」の「証明書」であり、骨董価値を示す鑑定書では ない。(「故宮」という単語は商標とは認められていないため、自由に名乗ることができる。)
ええっ、そういう仕組みだったのか~
上に書いてある通りに国宝級の書家がいたし、骨董品も故宮博物館所有だとか言ってたけど、コピーって書いてあるじゃないのさ!そんなの、詐欺商法といえるんじゃないの?
骨董品を買ってた人がいるけど、あれもコピーだったのかしらん?可哀そう~

お店で40分も時間を取られました。
ウーロン茶が出たけど、カフェインがダメな私はサービスのお茶も飲めない。
買う気もないから、ひたすら我慢の40分です。

やっと必須科目を終了した後は、また紫禁城の観光に戻ります。
今度は見取り図の右上部分を行きました。
ガイドについていくだけだから、どこを歩いてるのか全然わからない。
それも、両側は壁なので、なんだか迷路の中を歩いているみたい。

北京 紫禁城
どこも赤い壁が続き、どこも同じような景色

どこに行っても観光客がいますが、紫禁城はどでかいのでこういうところにくると歩きやすくなります。
しかし、あるところに行くと人がもわっと集まってる。それはどこかというと・・・・・・
北京 紫禁城
トイレの前(笑) 左側手前にトイレがあるんです

ちと順番がずれますが、この赤壁通りに入る前に九竜壁というのを見学しました。
長さ約29m。琉璃瓦で9頭の竜が書かれています。

北京 紫禁城
きれいな青い色(Wikipediaより)

北京 紫禁城
紫禁城の中のどっかの屋根。この写真、芸術です。(Wikipedia より)

細かく区分けされた建物の中には、小さな博物館になっているところがあり、あちこち歩きながら観光しました。そして最後にやってきたのは、御花園という名の紫禁城最大の花園。
が、すんごい数の観光客で庭を楽しむなんてもんじゃありません。
ワイワイがやがや、人の群れを見てるようなもん。
それに、我々のガイドは説明しながらも、出口に向かって歩いていく。
北京 紫禁城 庭
みんな写真撮影に夢中

北京 紫禁城
花園から出てきたところ

これでついに、紫禁城観光はお終い。
2時間ほど中に入ってたから、見るべきところは見たはずです。
でも、私は写真とビデオに忙しくてちゃんと説明を聞いてないので、どこを見たのか全然わかってませんでした。
後からガイドブックを見て、あれはこういうところだったのか~、などと言っております(^^;)
北京 紫禁城
こっちが正面みたいだけど、裏門です

さて、この次は万里の長城かな?
次の目的地に参ります。

拍手[3回]

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はぁ~、映画「ラストエンペラー」で見たような景色がいっぱい・・・。
しかし、一度ガイドさんと離れたらニ度と巡り合えなさそう・・・。似たような団体もいるだろうしなぁ~

しかし、壁の色とか建物とか独特な色ですね~。

一つ一つは素晴らしいんだろうけど、こんなにも広いとそれをいちいち確かめていられないですね。

お土産屋さんも・・・。ツアーだと必ず立ち寄りますね。それも、たいていはど~でもいいお店で4・50分・・・。それか、免税店とか。

そんなお店でも信用ならないんですねえ・・・。あとで苦情を言われても旅行社も困るだろうに。知らないんでしょうか。

日本には「お宝探偵団」って番組があってコワいんだから~!(よく、何の価値のない骨董品を持ちこむ人が出ています)
  • ラーダ・ドゥーナ さん |
  • 2010/10/16 (20:14) |
  • Edit |
  • 返信

ラーダさんへ

故宮の中は、ほんとに迷路みたいでしたよ。
下調べなんてしてなかったから、どこを歩いてるのか全然わからなかった。
だから、地図の破線も適当です(^^;)
壁が赤いのは、この色がおめでたい色だからです。
黄色は豊作や金、緑が繁栄、青は未来など、いい意味を持つ色が頻繁に使われてます。
街中でも赤と黄色が目立ってました。

実は、この骨董品屋での説明の中に「お宝鑑定」が出てきました。
番組を見たことあるけど、なかなか面白いですね。
あそこに出しても大丈夫とか言ってたけど、実際はどう出るんでしょうねえ・・・
誰かに出してみてもらいたい!
  • from くろろ |
  • 2010/10/17 (22:36)
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