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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

カテゴリー「旅行記 フランス」の記事一覧
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[航空宇宙博物館] ブログ村キーワード
フランスは初めてな息子だから、世間の常識どおりルーブル博物館やノートルダム寺院、ベルサイユ宮殿や・・・と考えていたら、息子曰く「そんなもんに興味はない!」
ドイツのケルン大聖堂は見たし、バイエルンにはベルサイユ宮殿よりすごいお城もある。
散々史跡やお城、教会をあちこちで見てきた息子の興味はただ一つ、テクニック。
パリの建物はまた違うよ、といっても聞く耳持たず。

なので、パリ観光もテクニック観光になりました。
初日はParis visite を使用ということで、たくさん移動しなけりゃ損をする。
そこで、市内からシャルルドゴール空港に行く途中にある「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」に行くことにしました。
この博物館には実際に使われていた飛行機やロケットが展示してあって、ジャンボ機やコンコルドの中を見学することもできる、子供たちにも大好評の博物館です。

Musée de l'Air et de l'Espace (公式サイト:フランス語)

まずはパリ北駅からRER B線(パリ近郊列車の空港線)に乗って「Le Bourget」駅まで行きます。
北駅に着いたらちょうど列車が出るところだったので乗りこんだら、とってもモダンな車内。

パリ エアポートエクスプレス
空港行きなので、荷物置き場もある

が、走り始めてから疑惑の大波がドッブーン、ドッブーンと押し寄せてきた。
何かこれ、急行か特急みたいで、どこにも止まんない。
北駅から3駅目で降りなきゃいけないのに、目的駅を素通りしてひたすら走る・・・・・
そして次に止まった先は・・・・・・・・空港だった

とほほほほ、間違って空港直通電車に乗っちまったんだ~
仕方ないから、空港から北駅行きの電車に乗って戻ってきました。
各停電車はボロ電車。まあ、そんなもんだろう。
注)市内と空港の間になる地区は旧植民地から来た住民が多く、治安もいまいちらしいので、夕方には歩き回らないほうがいいとのことです。

この日はパリ到着初日で、しょっぱなから時間のロスがあったのに、またもや時間をロスして見学時間が少なくなってしまった・・・
何とか目的地の「Le Bourget」駅に到着して、せかせかと駅を出て博物館行きのバスが止まるバス停を探したけど、駅前のバス停に書いてある番号は博物館行きのバス番号じゃない。
その場にいたバス関係の人に聞いたら、駅前の道をまっすぐ行って、大通りに出たら左に曲がれとのこと。
これもねえ、英語が話せる人が偶然いたから聞けたんですよ~
他の人は全員フランス語しか話しよらん。

ともかく大通りに出てバス停を発見。
そこでバスを待ってる間に面白いものを見つけました。

パリ バスストップ
下は時刻表だけど、面白いのは上についているもの

パリ バスストップ
次にくるバス番号と、到着までの残り時間が表示される

地下鉄なんかで次の列車の到着までの残り時間が表示されるのはよくお目にするけど、バス停にこんなのがついているのは初めて見ました。
歩くのが世界一速いセカセカ日本でもバス停にこんなのないよ。
フランス人って、見かけより時間を急いでるんだろうか?

博物館行きの152番のバスが来るまでしばらく待ったけど、ようやくバスに乗れました。
もちろんこれも、Paris visite を見せるだけでOK。
降りるのは「Musée de l'Air et de l'Espace」駅。博物館のど真ん前です。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
博物館の駐車場。フランス空軍のペンキの剥げたエアショー用飛行機がシンボル

入り口を入ると駐車場で、向こうの建物のほうに歩いて行きます。
しかし、シンボルになってるフランス空軍の3機の飛行機はペンキが剥げ剥げ。
ペンキくらい新しく塗ったら?

ここは入場無料なんですが、いくつかアトラクションがあって、そちらは有料になっています。
一番人気のあるアトラクションである、ボーイングやコンコルドなどの内部見学は6ユーロのところをParis visite で4ユーロに割引されます。
パスポートを預けないといけないけど、無料のオーディオ説明もついてます。
見学時間はだいぶ少なくなっちゃったけど、頑張るぞー!

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
まずはジャンボ機の内部見学です。チケットを見せると入れます。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
上が機内の調理スペースで、下が貨物スペース

ジャンボ機の中は座席もすべて取り外され、飛行機がどのように組み立てられているかがよくわかるようになっています。トイレの仕組みや調理室、貨物室のある下のスペースも見ることができて、なかなか興味深い。

次はコンコルド見学です。
以前使われていた格納庫の中に2機のコンコルドが展示されています。
1機は内部を全部取り払って構造がわかるようになっていました。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
2機も展示とは、さすがフランス

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
これがコンコルドの機内。ここに左右2列の座席があったって信じられる?

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
2機目にある片側の座席。右側にも2列座席があったはずだけど・・・

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
機内サービスのワゴンも相当スマートじゃないと通れない中央通路

コンコルドの機内ってすっごく狭い!
中央通路は人が一人歩くのがやっと。
閉所恐怖症の人なんか絶対乗れなそうですよ。

ここの博物館はとても大きく、たくさんの飛行機やヘリコプターなどが展示されています。
みんな実際に使用されていたものばかりだから、戦闘機なんかはミサイルまでついている。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
様々な戦闘機。ミサイルも展示されてます。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
こちらは宇宙衛星。空から落ちてきたESAの燃料ロケットの一部なんかも展示してある

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
外に展示してある各国のミサイル付き戦闘機。フランス、ドイツ、アメリカ、ロシアなどなど

博物館は現代の飛行機展示場と歴史館に分かれていて、歴史館のほうではおなじみの飛行機の歴史と実物大のモデルまたは本物の展示があります。
こっちのほうも展示場が大きくて、閉館までわずかとなったために足早で見学していたら、面白いものを見かけました。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館
あ~、さっきの映画の撮影だ~

e66c93ac.jpg実は、ジャンボ機のある博物館の敷地に柵がしてあって、その向こうで映画撮影をやっていたんです。
昔の飛行機から降りてきた人を出迎える人たちのシーンで、俳優の服も昔のモードだったから、時代設定は戦争前後かな。
そっちの撮影が終わったようで、今度は博物館内での撮影に移ってました。

この歴史館は以前はターミナルだったので、使える場所があるんですな。
撮影はターミナルからゲートに向かうシーンのようでした。
撮影シーンなんて初めてなので、俳優さんたちや撮影器具なんかも物珍しくて、少し見てました。
画像をクリックすると拡大します。撮影現場がどうなっているか、よくわかりますよ。

帰りは行きに乗った停留所で降りずに、メトロ7号線ポルト・ド・ラ・ヴィレット(Porte de la Villette)駅で降りました。RERよりメトロのほうが電車の数が多いので、こっちのほうが行きやすいかもしれません。

Musée de l'Air et de l'Espace(ル・ブルジェ航空宇宙博物館)への行き方
  • パリ北駅(Gare du Nord)よりバス350系統に乗車、Musée de l'Air et de l'Espaceで下車
  • パリ北駅よりRER B線(B3またはB5)ル・ブルジェ駅(Le Bourget)下車(各駅停車で3つめの駅)、バス152系統に乗車し(152系統のバス停は駅から少し離れているので注意)Musée de l'Air et de l'Espaceで下車
  • または、パリのメトロ7号線ポルト・ド・ラ・ヴィレット(Porte de la Villette)よりバス152系統に乗車しMusée de l'Air et de l'Espaceで下車

オマケ
博物館の受付で、オーディオの貸し出しの時に私のパスポートを見せたら、以前スチュワーデスとして日本にも行ったことのある係員の方が、日本の地震のことに触れ、お見舞いを言ってくださいました。日本を知っている人たちは心から日本のことを心配してくれているんだと知って、嬉しかったです。

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イースターに行ったフランスとロンドンの旅行記開始です~

日本から旅行にくる友人たちに便乗して、私もお隣の国へ行ってきました。
友人たちを赤ん坊のころから知っていて、私が彼女らと会うというとなぜか絶対についてくる息子が今回もついてくる宣言。
おかげで出費が倍となる、きつ~い旅行でした(涙)
非生産息子は親の脛をボロボロにしよる~

友人たちはすでに旅行のプランを立てていたのですが、予約とかは出発直前に旅行会社に頼むつもりだっそう。
日本の鉄道では早割みたいなもんがないのかな?
こっちでは電車のチケット3か月前か2か月前から発売開始で、最初はお得なチケットがたくさんあってとっても安いけど、出発日が迫ってくるにつれてお値段が普通料金に近づいてきます。
フランス国鉄を利用するなら、オンライン予約で直接したほうが安いからということで、こういうことには慣れている私たちが手配全般を受け持ちました。

フランス国内を移動するとなると、外せないのがTGV。
海外から予約する人のためにあるTGV-europe.com は英語の他にヨーロッパの言語が選べるので、ドイツ語で予約したんですが、期日が迫ってくると予約できる列車が減ってくるんですねえ。
どうもTGVサイトで売り出される座席数は決まっているようで、フランス国鉄サイトに行くとまだたくさん残っているんです。

ちょうどイースターだったので余計なんですが、期日が迫った頃に友人から注文が入ったもので予約しようと思ったら、TGVサイトにはすでに列車がない(汗)
それでフランス国鉄サイトで予約したんですけど、英語を話そうとしないので有名なフランス人。
フランス国鉄サイトは、アホなことにフランス語しかないんですな。
他の国なら観光客用に英語くらいは用意してるところが多いけど、さすがフランスですわ。

ここのサイトで予約した人は、キャンセルするのに苦労してるみたいですよ。
何とか予約したはいいけれど、はっきり言って何が書いてあるのかちんぷんかんぷんだもの。
私たちはGoogleの言語ツールページにあるウェブページ翻訳機能を利用しました。
これである程度は理解できます。

しかし、日本から予約する人はできるだけTGVサイトで予約したほうがいいです。
こっちのほうでした予約のキャンセルは手紙でのみとかサイトに書いてありますけど、実際にはメールでできるので簡単にできます。


さて、フランクフルトとパリ間にはドイツ国鉄がパリスペシャル料金を用意していたので、片道57ユーロ(約6800円)で買えました。閑散期だともっと安くなると思います。
息子がドイツ国鉄のアカウントを持っているので、チケット購入は息子の役割。
で、予約するときに発見したんですが、ドイツ国鉄ではパリの1日交通チケットであるParis Visite を、なぜかフランスサイトよりも安く売ってますので、注文したい方はドイツ国鉄のParis Visite ページからどうぞ。

パリ行の列車の中では市内交通券10枚つづりのお得な回数券(Carne:カルネ)も車掌から買えますが、需要が多いので早くなくなります。
到着駅であるパリ東駅の切符自販機の前には長い行列ができるので、回数券は他の駅などで買ったほうがいいです。

1回きりのチケット: 1.80ユーロ
カルネ(10枚のチケット): 12ユーロ
Paris Visite : 1~3ゾーン:9.30ユーロ (ドイツ国鉄のサイトで買うと9ユーロ)

普通チケット(1回券)
普通チケット、ticket t+ は以下のものに使うことができます。
(注意!1日の区切りは朝5時30分から翌日の朝5時30分までです)
  •  メトロ
  • パリ市内(ゾーン1)の高速メトロRER (RATPとSNCF)
  • イルドフランス地域のバス (RATPとOPTILE)、ただしOrlybusとRoissybus を除く。(Noctilienラインと特別料金の ライン 299/350/351向けの条件は下に記載されています)
  •  トラムウェイ(RATPとSNCF)
  • モンマルトルのフニキュレール
この中で下記の乗り換えが可能です:
  • メトロ/メトロ
  • メトロ/高速メトロRER、RER/RER(パリ市内)
  •  バス/バス(RATP とOPTILEのネットワークを含む)、バス/トラム、トラム/トラム、乗ってから1時間半以内は乗車の改札ができます
注)同じticket t+を使ってのメトロ/バス、メトロ/トラム、 RER/バス、 RER/トラムの乗換えは不可能です。

回数券のメリット
ticket t+ の10枚つづりのカルネを購入すると、乗車券を10枚その都度買うよりも27% 割安になります。

paris_ticket.jpg
現在のパリ市内交通券は、T+チケット

T+チケットについての詳しい説明はここから

Paris Visite
使用ゾーン1から3または1から6で、1日、2日、3日または5日連続で使えるパスです。
選んだ使用ゾーンで以下の交通手段を使うことができます
  • メトロ
  • 高速メトロRER線 (RATPとSNCF)
  • イルドフランス地域のバス (RATPとOPTILE) 、ただしJetbus, Allobus Roissy CDGと観光ネットワーク、エールフランスを除く
  • Orlyval (オルリー空港とRER B線の間)
  • モンマルトルのフニキュレール
注)Paris Visiteは河川交通の Voguéoには使用できません。

料金ゾーン はこ下のリンク先で見ることができます。
パリ市内の料金ゾーン
例:La Défense駅とStade de France駅はゾーン3にあります。

Paris Visiteパスのメリット
  • ツアーオペレータで前もって購入することにより、窓口で並ぶ必要がありません。
  • 選んだ使用ゾーンの中で何度でも乗ることができます。
  • 4 才から12才未満までのお子様には子供料金があります。
  • 多くの提携会社の割引があります
各施設の割引特典
paris Visite の16のパートナーで有効期間内のパスを提示すると、特典を利用できます。
(ただし、大人通常料金に基づき、サービスの例外として指定されていない場合)。
いくつかの博物館やセーヌ川観光船、グレヴァン蝋人形館、フランス・ミニアチュールやディズニーランドや郊外のお城、ラファイエットデパートなどが割引されるのでお得です。
詳しくは下のリンク先をご覧ください。
Paris Visiteの割引特典
Paris Visiteについての詳しい説明はこちらから

博物館をたくさんまわりたい人はParis pass を買ったほうがお得でしょう。
パリ市内や郊外にある博物館やアトラクションなどの入場料、およびそれぞれの期間の交通券付きで、2日間、4日間、6日間があり、2日間パスの料金は99ユーロ。
おひょ~、私が買った時より高くなってる・・・・・
詳しい内容は上のリンクからどうぞ。

いくつかの博物館だけを訪れたい人や、町の中をあちこち行ってみたい人にはParis Visiteがお勧めです。
ただ、メトロやバスに6回以上乗らないと元が取れないので、そんなに移動しない人は回数券であるカルネを利用したほうが安上がりです。
カルネは自販機以外にも地下鉄の窓口でも売っているので、自販機で買うのが不安な人は窓口で買いましょう。一言「カルネ」(最後のネを上にあげて発音)と言えばOKです。

向こうに行って買う時間をロスしたくない方は、出発前にParis Visiteを買うこともできます。
どのサイトも言語を選べますが、例によってratpはアホなフランス語が出てくる。
ratp(パリの交通システム)
パリ観光局

パリのメトロには改札口がありますが、遠距離列車の駅には違った改札機があります。
ドイツにもあるのだけれど、フランクフルトにはないもので、他の町に行くと戸惑うことがある。
初めて見た人も戸惑うんじゃないかと思うので、ここで紹介しておきます。

ticket_checkin_machine.jpg
下の差し入れ口にチケットを入れると、日付と時刻が刻印される

駅のホームに入るところにありますので、必ずチケットに日付を入れてください。
これがないと、チケットが無効になるのでご注意を。
ヨーロッパでは改札口がないところが多いので、日本人には馴染めめませんね。


さてさて、それでは旅行記の始まりです。
出発日は朝6時にフランクフルトを出発しました。
前日までのんびりしてたもので、前日は徹夜になってしまった(^^;)
今回は私が自腹で息子の分も支払っているので、重症の金欠病。
ダンナから400ユーロ、姑から100ユーロの援助金を貰ったけど、高い博物館代やら交通費は節約できないので、食事を削るしかない。というわけで、数日間の食糧持ちで列車に乗り込みました。

しかし、車内アナウンスによると、フランス側で工事が行われているそうで、なんと1時間も延着するらしい。
幸先悪いなあ・・・
フランス側に入ってしばらくたったころ、息子がビュッフェでカルネも売ってるとか言うので見に行ったら、そんな売り場なんか見つけられなかった。
おかしいなあ・・・と考え込んだところで、ピピピーン!

チケット売りは車掌の仕事じゃないのさ。
車掌に聞けばいいんだ!
そこへ都合よく登場したドイツ国鉄の車掌さんに聞いてみると、
・・・・・・もう売切れたって(ガーン)
やっぱり幸先は悪い( ̄ロ ̄lll)

さて、ドイツ国鉄で買ったParis Visite はバウチャーで、フランスに着いてから本物のチケットと交換することになります。
しかし、どこで交換しろとはどこにも書いてない。
仕方ないので、向こうに着いてから当たって砕けろ方式で臨むことにしました。

ということで、パリ東駅に着いた後、まずフランス国鉄の窓口に並びました。
しばらくすると番が回ってきて、英語がちょっとしか話せないという女の子に聞くと、案の定ここではないとの答え。途中で気が付いたのですが、市内交通のチケットだから国鉄の窓口じゃ扱ってないんだね。
16番ホームのそばで交換できると教えてもらったので、とにかくそこへ行ってみることにしました。
そして見つけたのがここ。

パリ東駅 paris Visite 販売所
Vente Îl-de-Franceとしか書いてない販売所

こんなの、教えてもらわないと絶対わからないぞ~!
Venteが販売で、 Îl-de-Franceはパリとその近郊なのは知ってるけど、まさかここで市内交通券であるT+チケットも売ってると、どれだけの旅行者がわかるだろう?

Paris Visite
これがParis Visite(写真は1~3ゾーン券)

ここではParis Visiteの他にカルネも売っていました。
それで、しめたとばかりにカルネも購入。
しかし、両方ともよく似ている。
チケットの紙は同じで、印刷と裏の磁気の情報だけが変えられているので、うっかりすると間違えそうです。


しかし、チケットを手にするまでに1時間もかかってしまった。
列車が時間通りに到着して、チケットを交換するのにこんなに時間がかからなかったら、ホテルチェックインまでに博物館が一つくらいは見られると思ってたのに・・・(ガックリ)

続きは次回で~

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お久しぶりです。やっと戻ってまいりました~
長期にわたった休止の原因は、テンプレのほうのお仕事が忙しかったせいもあるのですが、実はトラベルエージェンシーに早変わりしていたせいなんです。

日本の友人たちがフランスに来るというので、私も乗っかることにしたのが旅行屋さんの始まり。
鉄道の時刻や料金を調べたりホテルを探したりするのは私の十八番なもので、楽しいくらい(おほっ)
そこへ息子が自分も行くと言い出したので、息子の学生用クレジットカードが大活躍することになりました。

学生用クレジットってご存知ですか?
普通は年間使用手数料が20ユーロほど取られるんですけど、学生用は無料なんです。
そのほか、いろいろと特典があるので結構重宝します。

TGVのチケットは3か月前から売り出され、早期予約すると格安料金でチケットを買うことができます。それこそ、半額くらいにまでなるんですよ。
みんなが来るのはイースター休暇の最中だから、料金的にも座席的にも早めに予約したほうがいい。みんなは出発の直前にすればいいと思っていたみたいですが、イースターを甘く見ちゃあいかんのです。

早速TGVの公式サイトに入って、みんなの希望日の時刻調べが開始されます。
言語はヨーロッパで使用されている各国語が選べます。
私たちはドイツ語を選びました。
日にちを入れて、目的地を入れて、人数を入れて、検索ボタンを押すと・・・・・・

あれ?
その日の列車が1本しか表示されない。
おかしいなあ・・・
他の日にしてみようかな?

もっと手前の日にして検索ボタンを押すと・・・・・・
あ、たくさん出てきた。
朝から夕方までたくさん列車があるじゃないのさ。
何で希望日は1本しかなんだ?

そこで息子がドイツ国鉄のサイトで検索してみると、その日はたくさんの列車があることが判明。
ドイツ国鉄のサイトは優れものです。フランス鉄道のローカル線の時刻まで出るんだもの。
しかし、ドイツ国鉄ではでるのにTGVサイトでは1本しか出てこない。
なぜTGV側に列車が1本しか出てこないのかしばらく悩んだんですが、不思議に思った息子がドイツ国鉄に電話して聞いてみたそうです。

「希望日で検索すると、列車の時刻が出てこないんですけど」
「チケットはまだ売り出してないから、検索しても列車は表示されませんよ」
「でも、1本だけ出てきてますよ」
「え、出てる?TGVの予約システムはいい加減だから・・・。その列車を予約しても、後でキャンセルされますよ。実際にはその時間に出る列車なんてないんだから。旅行会社もTGVのシステムにはみんな迷惑してるんですよね」

そうか、まだ発売されてないから列車の時刻が表示されないのか。
しかし、唖然なお答えじゃあありません?
いい加減なシステムを使用しているせいで、幽霊列車が予約可能になってるなんて・・・
これだけかと思っていたのですが、この後にまだ唖然とする体験が待ち受けていたのであります。

チケット販売開始は3か月前の午前0時から始まります。
発売開始になったから予約しようと、息子がTGVのサイトで検索ボタンを押したのですが・・・
なぜか未だに幽霊列車だけが表示されている。
そこで息子が、24時間サービスをしているドイツ国鉄にまたもや電話を入れました。

「発売開始になったのに、列車の時刻が表示されなくて予約できないですが」
「ああ、朝になったら誰かが来て更新ボタンを押すから、そのあとじゃないと予約できないですよ」

何だと~
ボタン押すって、どんなけボロなシステムなんだよ!


しかしドイツ国鉄さん、自分のとこのシステムじゃないのによく知ってるなあ(驚)

これでお終いかと思いきや、数日後にまたもや問題が・・・
今度もチケットが発売開始になったばかりの深夜のこと。
今度は幽霊列車がいなくて、その日の列車の時刻がずらりと並んでいたので、もう誰かがボタン押したのかなあ、と思いながら予約を進めて行きました。
列車の選択もでき、最後にクレジットカード番号を入れてクリックしたところ・・・
何度やっても終了画面に行けないんですよね。
「ここまで来れたのに何でだ?何でなんだ?」と息子は何度も試してるけど、こりゃ絶対あれだよね?

朝になったら誰かがボタン押すから、そのあとでやってみ

お察しの通り、朝になってからやり直したらスパッと予約できました(爆)
深夜にしてはいけないことを学び、そのあとの予約は日中にしたので、その後問題が出ることはありませんでした。しかし、実はまだ続きがあるんですよ~

チケットを買った後で友人たちが目的地を変更したため、そのチケットをキャンセルしなければならなくなったんですよね。
それでキャンセルの仕方をサイトで調べたら、非現代的なことが書いてある。
手紙にキャンセルの内容をチケット番号と共に記入して、ベルギーのTGVセンターに送れだって!

それも、受け付けるのは英語、フランス語、ドイツ語のみで、日本からネットで予約したチケットなんか英語がダメな人だとキャンセルもままならなくなってしまうし、わざわざベルギーに手紙を送ってたら、実際にキャンセルされるまでどれだけかかるやら分かりゃしない。

ここで息子がまたもやドイツ国鉄に電話をかけました。
実は、ドイツ国鉄の24時間サービスは、ドイツ国鉄の旅行会社部門が受け持っています。そのせいでTGVのシステムのことをよく知っているわけなんですが、今回も息子に情報をくれました。
TGVのサイトには手紙でのみキャンセルができると書いてあるけれど、実はEメールでもいいんだって。旅行会社では、いつもメールで変更やキャンセルしてるらしい。
そして実際に、息子がEメールを送ったら簡単にキャンセルできた。

Eメールも受け付けるなら、サイトにちゃんと書いとけよ!

旅行会社は知っていても、一般人は知りようがないじゃないのさ!
手紙を送れだなんて、現代にはマッチしないようなことを書くんじゃない!

TGVサイトのシステムが、これほどまでにイラつくものだとは思いませんでした。
旅行会社からも苦情が出てるんだから、いい加減システムの入れ替えしたらどうなんだろう・・・

TGVのチケットを買う予定がある方は、アホシステムに騙されないようにお気を付けくださいね。

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