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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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2009/01/17 (Sat)
北はick で南はisch さて、これは何でしょう?
ドイツ在住の方なら知っているかもしれませんが、日本在住の方には難しいのではないかしら?
実は、これに関する笑い話があるんです。

昔、まだアメリカ軍が撤退していなかった頃、あちこちにアメリカ軍の基地がありました。私の町の近くにも基地があり、アメリカ兵と結婚した日本人女性たちと知り合う機会がありまして、ドイツ語の話が出たことがありました。
ある方の旦那さんが「私 ich」を ick (イック) と発音したので「その発音どこで覚えたの?」と聞いたら、ドイツ語コースで教わったと言いました。
「その先生、どこの人?」と聞くと「ベルリンの人だよ」との答え。
北ドイツ人が南に行くと何を言ってるのか分からなくなるくらい、ドイツにも方言はあります。そこに住んでいるのですからどうしても出てしまうのでしょうけど、ドイツ語の先生は ich と言わなくちゃいけないんじゃあ?

しかし、ダンナはそれに輪をかけた逸話を持っています。
昔々の大昔、ダンナは世界一周をしていて日本にも行きました。
てっとり早い資金稼ぎに、ある外国語学校でドイツ語の先生をしたことがあります。
そうしたら、授業の後に一人の生徒がダンナのところに来て聞きました。

「前の先生は ich(イッヒ) と発音したんですけど、先生は isch(イッシ) と言いました。どっちが正しいんですか?」
ダンナは胸を張ってこう答えました。
「もちろん isch が正しい」

ぷぷぷ・・・・・・ぎゃはははは!!!!
バイエルンの田舎もん!

この話を聞いた人は、もちろん全員笑いました。
ここらはヘッセン州に近く、ヘッセン訛りも交じってきていますが、ichは isch と発音しますし、教会のKirche(キルヒェ) もKirsche(キルシェ) と発音します。
挨拶はバイエルン式に「Servus!」  
「今日は」と「さようなら」の両方の意味で使ってます。
ついでに言えば、ヘッセン訛りで、単語の語尾を発音しない。
例えば、machen がmache で終わってしまう。

北と南では相当発音が違ってくるので、私もミュンヘンの人を理解するのにちょっと苦労します。
スイスのドイツ語なぞは、ドイツ人にいつも馬鹿にされているくらいで、テレビにも下に翻訳(同じドイツ語なのに)が出てくるほど違います。
ダンナに質問した生徒が可哀そう・・・・(と言いながら、やっぱり笑っちゃう)

Wikipedia にはバイエルン語のスタートページがあると息子が教えてくれました。
これがドイツ語だとは分からないくらい思いっきり方言を使っているので、興味のある方は覗いてみてください。
「ええーーーーーー!!!」ということ請け合いです(笑)
Griass Enk in da Boarischn Wikipedia!   A freie Enzyklopädie wo a jeda middoa kau...

ドイツで2001年に大ヒットしたDer Schuh des Manitu (コメディー)ではよく「Servus」が出てくるので(彼らはミュンヘン人)、知らない方は下のYoutube でどうぞ。注)音楽はオリジナルじゃありません
この映画、面白くて大好きです 




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そんなに違いますか?!

最近知り合ったエジプト人が「isch(イッシ)」と発音されてました。ドイツへ5年間留学していたそうですが、バイエルンに留学していたのでしょうかねぇ。
ブレーメン出身の前のドイツ人の先生は、確かに知り合いのスイス人のドイツ語を「変なドイツ語だ」と言われてました。日本人はNHKのドイツ語を標準ドイツ語だと思ってます。だから、「zwanzig」は「ツヴァンツィヒ」で「ツヴァンツィク」だとダメみたいです。わたしはどちらでも良いのですが、クラスメートの何人かはそのあたりに敏感に反応します

英語も国や同じ国でも地域によって発音が随分違いますし、ブリティッシュ・イングリッシュは単語によってはスペルが違い、使う単語も違うことがありますよね~。まぁ、文法があまり異なると困るのですがそうでなければわたし的には、まぁいいかな。

ドイツのコメディー集団、Bullyparadeですね。発音は「ブリーパラーデ」で大丈夫でしょうか?以前ブログで書くときに何と読むのかなぁと思いつつ書いたのですが…(下記URL)『小さなバイキング』のリメイク実写版はもう出来上がったのでしょうか?
http://lunameer.blog47.fc2.com/?tag=%A5%D6%A5%EA%A1%BC%A5%D1%A5%E9%A1%BC%A5%C7

Luna meer さんへ

Luna meer さんは外国人と会うことが多いお仕事なのですか?
よく外国人と会われるようなので、語学的にはとてもいいですね。

>最近知り合ったエジプト人が「isch(イッシ)」と発音されてました。
その方は絶対バイエルン人の先生でしたね。間違いありません(^^)

>「zwanzig」は「ツヴァンツィヒ」で「ツヴァンツィク」だとダメみたいです。クラスメートの何人かはそのあたりに敏感に反応します
確かに標準ドイツ語の発音を習う方がいいのですが、場所によって「ツヴァンツィク」と発音してますし、たいした問題ではないですよ。China も、北は「ヒナ」と言うけど南は「キナ」だし・・・(^^;)

それから、日本では英語というと米語ですが、ヨーロッパでは英語は英国語です。学校で習うのもBritish English です。違うところはあるけれど、意思の疎通はお互いにできますから、あれも方言と言えるかもしれませんね。

>発音は「ブリーパラーデ」で大丈夫でしょうか?
はい、あってます。日本であの映画を吹き替えでやったんですか?!それは酷い!
洋画の声優さんたちのあのわざとらしい吹き替えじゃあ、映画の良さが完全に壊れましたね。
それに、映画の翻訳の話が出た時、映画の中に出てくるバイエルン弁(Servusとか) をどうするかで問題になったんです。あれがあるから面白い。でも、それが分かるのはドイツ人だけ。
加えて、これらは彼らが番組を持っていた時のシリーズです。私もよく見ていましたが、あれを知っていると余計に面白いんです。

さて、Wickie の映画はすでに撮影を終えて、編集に入っています。漫画ではなくて、実写です。
プロ7で行われたキャスティングショーで映画のキャストが決められました。
秘密主義なので、予告編がないのはいつもの通り。ぎりぎりまで映画の予告はされません。
彼は完璧主義者で、編集にはいつも何か月もかけます。それに、撮影にも妥協をしないので有名です。今回も、バイキング映画が多く撮られた場所で本格的な撮影が行われました。
撮影が終わったのが11月半ばで公開が今年の9月。6か月以上も編集に時間を費やすつもりのようです。
  • from くろろ |
  • 2009/01/20 (02:26)

もう一度見てみますね

わたしは何回か転職をしたのです。以前の仕事では同僚の半数以上が外国人という職場にもいたことがありますし、もろ語学系という職場にもいたこともあります。また、同僚は日本人ばかりだけど、海外と頻繁にメールや電話でやり取りをし、時々来日する海外のメーカーの方の接待のときの通訳をするような仕事もしたことがあります。

今は、仕事ではなく趣味のドイツ語の勉強会の世話役的なことで外国の方に会うことがあります。このエジプト人は、12月にドイツに帰国したブレーメン出身のドイツ語教師の後任でコンタクトを取ってこられた方です。授業をお試しでやってもらったのですが、その後「仕事が忙しくなった」と言われているので、また別の方を探さなければならないかもしれません。
1人、前の前のドイツ語の先生の知り合いのオーストリア人の方がいらっしゃるのですが、この方もお忙しいので、月1回程度しか教えてもらえないですねぇ。せめて週1回はクラスがあるのが望ましいのですが、ローカルな町ではドイツ語教師を見つけるのは至難の技です

以前に比べて日本に住む外国人の数は、かなり増えてます。アジア系の方が最も多いですが、最近は、ALT(Assistant Language Teachers)と呼ばれる、日本人の英語教師の行う授業の補助役のネイティブ・スピーカーが各小中学校に1人ずつ必要とされてますので、英語圏の方も増えています(そちらでは「日本で1年程度英語を指導できる方を求む」といった求人を見かけませんか?)
そのほかには日系ブラジル人の方が日本で多く働かれてます。だから意外なことに、ドイツ語よりポルトガル語の方が、田舎でも学習の機会に恵まれているんですよ

語学の勉強には、学習の機会に加えモチベーションを維持するということが重要なポイントとなりますから、やはりネイティブの方とお話しする機会があったほうがいいでしょうね。単純ですが、自分が言ったことが通じたらうれしいですもん(#^.^#)

>China も、北は「ヒナ」と言うけど南は「キナ」だし・・・
この間「ヒナ」と言ったら、オーストリア人の方に「キナ」と訂正されましたよ。オーストリアもやはり南の発音に近いのですね。

ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒという名前は、日本でも紹介されているのですが、「ブリーパラーデ」自体の紹介は日本ではされてないですね。『荒野のマニト』というタイトルでDVDが出ていて、言語はドイツ語で字幕は日本語という選択も出来ます。これを見たときはドイツ語の勉強をまだ開始してなかったので、ドイツ語方言とかそういったことは深く考えず聞き流してました

『小さなバイキング Wickie』のドイツでの公開が今年の9月だとすると、日本公開は年末か、もしくは来年の話になりそうですね。早く見たいものです!!

Luna meer さんへ

おはようございます。
以前から密かに思っていたのですが、やはり凄腕のキャリアウーマンでしたか!
私は凄腕(?)なのは旅行だけです。ちっともお金にならない(^^;)

Luna meer さんはリーダーシップがとれて、行動できる方ですね。
私は、友人がドイツに遊びに来た時だけそうなります(笑)
それにしても、やはり都会のそばにお住まいのようですね。でなければ、そんなに外国人とコンタクトをとれる機会はありませんもの。
日本語学校に行ったら外国人はたくさんいるんでしょうけど、欧米人は母国ですでに習ってきてるから少ないかな?
日本も英語教育には力を注ぐようになったんですね。私は日本語新聞を全くとってないし、日本語放送も無料のNHK World を時たま見るだけなので、日本関係にはとても疎いです。

>やはりネイティブの方とお話しする機会があったほうがいいでしょうね。
それは絶対そうです。逆になりますが、息子は小さい時に頻繁に日本を訪れたので、会話から日本語を覚えました。家でも息子に日本語で話しかけるようにしていたので、今では私と日本語で会話しています。書く方はだめですけど(^^;)

オーストリア人の先生に授業をしていただいているのなら、発音の差があることを考慮しておいた方がいいです。どうしても標準ドイツ語とは違う発音になってしまうでしょうから。
ややこしくなりなりますけど、オーストリア訛りもありますので(苦笑)

今度のWickieはキャスティングで選ばれた人たちなので、方言の心配は少ないようです。
ほんと、どんな映画でしょうね(わくわく)
  • from くろろ |
  • 2009/01/20 (19:29)

訛り

そうそう、ベルリン子はichをickって言うんですよね。GenauはJenauって発音しています。ここまで来ると、全く別の単語のように聞こえてしまいます。
熊子が日本で通っていた語学学校は、訛りのある外国人は採用しないと言っていました。生徒が訛った発音を覚えてしまうと、学校の評判関わるからということでした。初心者は先生の発音が標準的な発音と思ってしまいますものね。

熊子さんへ

コメントをありがとうございます。私も後でお邪魔いたしますね。
>ここまで来ると、全く別の単語のように聞こえてしまいます。
そうですよね。慣れないと、相手が何を言っているのか分からないので苦労します。
「え、何それ?」と聞いて説明してもらったあと、唖然とすることがよくありました(苦笑)
テレビを見ていても、時々ダンナが「これ、何て言ってるか分かるか?」と聞いてきて「分からない」と答えることがありますよ(笑)

>熊子が日本で通っていた語学学校は、訛りのある外国人は採用しないと言っていました。
熊子さんはちゃんとした語学学校に通われていたのですね。ドイツ語の先生を職業にする人は、標準ドイツ語が話せないといけないと思います。
実は私も日本語の先生になろうと思ったことがあったのですが、標準日本語を話すことができずに断念しました。私は標準語を話していると思っていたのに、なんだかもっと難しい規則があるようです。
それに、ここでは日本語のコースは生徒が集まりませんしね。
どうしてかと聞いたら「日本人は英語を話すから、わざわざ日本語を覚える必要がない」と言われました。ごもっともな理由ですね
  • from くろろ |
  • 2009/01/20 (20:08)

無題

みなさんスゴイな~!
わたしなんて、標準語と江戸弁大阪弁と茨城弁しかわかりません( ´艸`)
外国人の取材も、全て江戸弁と和製英語で押し切ります( ´艸`)
完全なる「日本人耳」、そして読書好きのせいで「日本人脳」も発達した模様…。
昔、こんな記事を書きました。うふふ。
http://onamomitei.blog.shinobi.jp/Entry/43/
http://onamomitei.blog.shinobi.jp/Entry/138/

しかし、わたしの表情って、ワールドワイドらしいんですよ( ´艸`)
たーっくさん人がいる場所…新宿・渋谷・大手町・銀座…
どの街でも、外国人の方、ピンポイントでわたしを狙って道を尋ねます~ぐほー。
ほぼ単語&ボディアクションで、道はちゃんと教えますけど
ドキドキしますねぇ( ´艸`)聞き間違っていたら困るから。

オナモミさんへ

記事を拝見いたしました。
ほんと、たくさん書いてあってページが長いですけど、私も同じ。
どうしても長くなっちゃうんですよね。わざとじゃない(笑)

外国語を覚えるときのこつは、その言葉で考えることだと昔聞きました。
おかげで私は、日本語をドイツ語に変換することをしません。
ドイツ語で考えてる。
家で無意識にダンナに日本語でしゃべったり、日本で無意識にドイツ語で話しかけたりして変な顔をされます(汗)
本人は全然気がついてないので、言われても「え?」と驚いちゃいます(笑)

日本人の、外国人と英語へのコンプレックスは根強いものがあります。
間違うのが怖い。恥ずかしい。だから話しかけられない日本人はまだまだいっぱい。
私も地下鉄の中で、可哀そうなオーストラリア人を見かけたことがあります。
着いた駅が自分の目指す駅かどうかわからないので、周りの人に聞くのですが、誰も答えてくれないし無視をする。
あまり可哀そうだったので、私が声をかけてあげました。

>外国人の方、ピンポイントでわたしを狙って道を尋ねます~
これで、オナモミさんがどんなお顔なのか大体分かりました。
顔全体で「助けてあげますよー」と明言していらっしゃいますね?
よそよそしい日本人の顔ばかり見ている外国人ですから、そういう顔には敏感なんだと思いますよ。
これからも、たくさんの可哀そうな外国人を助けてあげてくださいね
  • from くろろ |
  • 2009/01/23 (06:17)
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