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旅行+生活情報+ドイツ語と、ちょっと言いたい今日のドイツ

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ちょうど今が季節なんで書いてますけど、実際に行ったのは去年です(^^;)
去年友人が来たのはクリスマス直前で、フランクフルトのクリスマスマーケットには行ったんですが、ストラスブールのクリスマスマーケットが12月31日までやっていると聞いたので、南ドイツ旅行の帰りに寄って来ました。

ミュンヘンからアウトバーンを西へ西へと走り、午後に国境に到着したのはいいんだけど、ここからが大変だった。
ストラスブールはライン川の向こう側にあり、橋を渡らないと到着できないんですが、その橋は北と南に2つだけ。
普通の道なので車線はひとつだけ。
その道路に大渋滞で車が出来ていて、全く動かないんですよ。

事故か?信号か?といらいらしても、近くに橋がないんだからどうしようもない。
目的地は目と鼻の先なのに、橋を渡るのに1時間もかかりました。

そしてやっと橋のところまで来た私たちが見たのは・・・・・・税関の車

税関だと~!

なんと、橋の手前で税関職員が網を張っとるではありませんか。
国境関門はないけど川の向こうはフランス。
だから、税関職員が車をより分けて検査していたんです。
これって毎日の仕事だろうから、ここは毎日大渋滞してるってことなのよね?
堪らん!

橋を渡った後は、気持ちいいくらいにスイスイ走りました。
ストラスブールは市内に無料駐車できないので、路面電車の駅から近い場所に車を置いて、電車で市内に入ります。

この町のクリスマスマーケットを全部見る時間はないので、ドームの近辺だけを見学することにしました。市内観光少ししようというプランですが、これも一部分だけ。
何せ、時間がないのよ~


昔懐かしい郵便ポスト発見!

家にもクリスマスの飾りが。向こうがドーム

歴史のあるドームの中。重厚です。

祈りのロウソクのともし火が神秘的

おお、立派な天文時計だ

ちょいとドームを見学したあとは、クリスマスマーケットに向かいます。
ドームの前の広場にあるけど、小さめなので見学にはそんなに時間はかからない。

でも、このマーケットで一番目を引いたのは、スタンドではなくて下の写真のクリスマスクッキーマン。これを飾っているのはツーリストオフィスです。

なかなかのデコレーションです。
気に入ったぞ!

一番派手なデコだった

ヨーロッパのクリスマスマーケットはどこも似ている

市の中心の広場へ移動している最中に、美味しい物を見つけました。
本場フランスのキッシュ屋さ~ん
本場の味が試してみたくて、いそいそと店に入りました。
お店では、すでに焼いてあるキッシュが並べられているけど、買えば電子レンジで暖めてくれます。

やはり美味しいですね~
寒くなってきた体も温かくなる。

トマトのキッシュ

ほうれん草のキッシュ

中心の広場には大きなクリスマスツリーが飾られていました。
ショッピング街の電飾がカーテンみたいなので、窓にツリーが映ってるような感じだった。

やはりクリスマスマーケットは、夜のイルミネーションがきれいです。
デパートのラファイエットもきらきらとして、人を呼び寄せている。

ここから見るときれいだね~


デパートのラファイエット

ストラスブールは昔ドイツに含まれていたこともあって、ドイツ語の看板も良く見かけます。
ドイツ語を話す人も多いので、ドイツ人には行きやすいでしょうね。

ストラスブールのクリスマスマーケットは31日までやっているので、クリスマスが終わってからでも大丈夫。観光がてらにお出かけしてみては?
一応フランクフルトから日帰りできるけど、初めての訪問なら1泊2日がベストです。

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フランクフルトに買出しに行ったついでに、クリスマスマーケットに行ってきました。
土曜日と言うこともあって、ドイツ最大のショッピング街「Zeil(ツァイル)」はすごい人出!
最後のプレゼント探しに走った人もいたんでしょうね。

すでにツァイルの顔となった「myZeil(マイツァイル)」もすごい人でしたけど、人が多いのは最上階と地下と1階くらいで、他の階は比較的すいている。
お食事と見学の人が多かったのかしらん?

私も最上階の中華レストラン「Mongol」(漢字で萬福楼と描いてあるけど)で腹ごなししました。17時までは9.50ユーロという安い値段でビュッフェを提供していて、グルメ口コミサイトでも評判です。

安い値段にもかかわらず、エビがどっさりあったので、思いっきりエビを食べまくりましたemoji
他にも、イカや豆腐、スペアリブ、北京ダックなど、味のいい料理があり、満足度は大。
ただし、焼きそばと焼き飯はいただけなかった。
あんな物を食べるより、白飯(ジャスミンライス)のほうがよっぽどましだわ。
北京スープも他の中華レストランのようにケチャップの味がしてげんなり。

それと、飲み物を必ず注文品しなければいけないといけないようです。
安い食事でお客を集め、飲みもので儲けるのがレストランの常。
400mlのコーラが3.80ユーロ、200mlのコーラが2.40ユーロするけど、ビュッフェが安いから我慢しましょうね。

と言うことで、フランクフルトで安い中華が食べたいときは、焼きそば、焼き飯、スープ以外はお勧めですemoji

Mzyeil 最上階にある中華レストラン「Mongol 」

料理の一例。北京ダック(左上)、チキンウィング、豆腐と野菜、イカとセロリ、エビ

もうすぐクリスマスなので、どこもきれいに装飾してありますが、マイツァイルの中もきれいです。昔は電気代がかさんだ電飾も、今はLEDがあるから助かりますね~

各階にシルバーで統一装飾したクリスマスツリーが3~4個置いてある

光でいつもより華やかなデザインになってる

裏側から建物を出ると、すぐ前がPalais Thurn und Taxisの入り口になっていますが、ここでも小さなクリスマスマーケットがあるそうなので見に行くと・・・

アドベントカレンダーのきれいなライトショーが

雪のモチーフが移動していく

きれい~
周りのお店には興味なしだけど、ライトショーはしばらく見ていたくなります。

この後はハウプトバッヘへ移動です。
クリスマスマーケットは、マルクト広場のローマー、その北の広場、そこからツァイルへの道とハウプトバッヘに広がっています。

なんとかいい写真が取れないものかと、ハウプトバッヘの角にあるデパート「Kaufhof(カウフホーフ)」の最上階へ行ってみました。
ここにはレストランと屋外テラスがあり、テラスから下がばっちり見えるんです。
この日は雲が大分下に下りてきていて、マインタワーの天辺が霞の中のようにぼけていたので、これもうまく撮れないかとがんばってみたけど・・・

このカメラじゃあ、こんなもんさ・・・

今度は地上から

さて、今度はフランクフルトのマルクト広場「Römerberg(ローマーベルグ)」へ行きます。
ここがクリスマスマーケットの中心地、いや、フランクフルトの中心地で、毎年クリスマスツリーがはるか遠い土地から運ばれてくるんですが、ツリーを見て「ほほう~」
今年は上と下とで色が分かれてる。
たまには変わったことしないと面白くない、と考えた御仁がいたようですよ。

ローマーを観光するツアー客を降ろした観光バスは、ローマー北の大通りに停めてありますが、イタリアだの、ポーランドだの、スロベニアだの、どれも遠くから来たバスばかり。

確かに、人を掻き分けて歩いていると、外国語が聞こえてくる。
ただ、フランクフルトの住民の半数以上が外国人なので、住民なのか観光客なのか、判断できないですけどね。
でも、アジア人はあちこちで見かけたし、阪急交通社のツアーグループも歩いてました。
クリスマスマーケットツアーだったりして~

今年のツリーは白と黄色に色が分かれてる

ローマーベルグの建物を背景にお店が並ぶ

ここにも来てます。ローテンブルグの有名なクリスマスの店「ケーティー」

バイエルン州特産のメッセージ入りレープクーヒェン(首から吊り下げる)

洋ナシにチョココーティングしたカラフルなマウス
なんと、後ろにチョココーティングした唐辛子がある!(驚)

手前は綿菓子。1本1.50ユーロ(約200円)、バケツ入りのもある

すごい人、人、人、観光客

お店のライトに浮かび上がるフランクフルトの中心地、ローマーベルグ

市庁舎の前のクリスマスツリー

ツリーに隠れて見えにくいけど、市庁舎の中に入ると芸術家のスタンドが並んでいます。
どれもすばらしいお値段ですけど、目の保養になるので見る価値ありです。
芸術家のスタンドはここ以外にも、広場のすぐ北にあるパウルス教会の地下にもありました。

この日の夜は、カタリナ教会で笛とオルガンのコンサートがあったり、ドームでもアドベントコンサートがあったりして、人が集まってきていました。

自分の家ではなかなかアドベントの雰囲気が出ないけど、こういうところに来ると150%満喫できます。買い物なんかしなくても、みんなで一緒にクリスマスを感じるのは楽しい!

と言っている間にも時間は過ぎてゆき、もう家に帰らなくっちゃ。
閉店時間が迫って人が少なくなったツァイルを地下鉄の駅へと急ぎます。

ツァイルに飾られた雪の結晶

通りの上に飾られているのは雪の結晶電飾だけど、結構暖かいクリスマスとなりました。

暖かいのはいい!
寒いのと氷と雪はいや!

クリスマスまで、あとわずか!

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さて、今日から観光!
なんですが、ハンブルグで気に入ったレストランを先に紹介しておきます。
リューベックから帰ってきた後、先に夕食を済ませてからホテルに向かおうと、中央駅の近辺を歩いてみたんですが、な~んにも見つからない。

そろそろお腹の虫が鳴くんじゃないかと思い始めた頃に、偶然見つけたのが「美満酒楼(Mei Noon)」でした。周りには飲食店なんか全然ないし、場末の雰囲気が漂っているので、お腹さえふくれればいいかと全く期待もせずに入ったんですが、これが大当たりだったんです。

場末の雰囲気どおりにホームページもないですが、ここは飲茶に人気があるようで口コミにも載っていました。トリップアドバイザーでは10件、ドイツのグルメ口コミサイト「yelp (元qype)」では35件の口コミがあり、星を4つ貰ってます。

emojiTripAdvisor 「Mei Noon」の口コミ
emojiyelp 「Mei Noon」の口コミ

ハンブルグ中央駅からすぐそばだけど、裏通りにある

レストランは気安い食堂といった感じで、レストランのおばちゃんも食堂の女将さんといったほうがいい。きれいに着飾って入るところじゃないですね。

地元の中国人がよく来ているみたいで、ドイツ人向けの味にしていないのが分かります。
ドイツには星の数ほど中華レストランがありますが、どこもソースの味が濃くてくどくて、いまいちなんです。でも、ここの味付けは薄めで美味しい。
日本人に合った味付けだと思うな。

よくあるこっちの焼きそばとは味が違う

食べかけてしまった揚げ豆腐(だったと思う)

イカと野菜の炒め物。美味しかった~

名前忘れたけど飲茶のひとつ。これも美味しかった!

うちの近辺ではこんな味付けに出会ったことがない(残念!)
もしまたハンブルグに行く用事があったら、絶対また食べに行きますよ!

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リューベックを夕方近くに出発した私たちは、ハンブルグに戻ってきました。
ホテルはすでに予約してあるので、そちらへ向かいます。

ということで、今回はハンブルグのホテルの紹介です。

今回は数日の宿泊なので、できるだけ安いのが最大の条件。
でも、安かろう悪かろうは避けたいところです。
そこで、旧「ETAP HOTEL」の「Hotel ibis budget Hamburg City Ost」に白羽の矢が立ちました。

旧「ETAP HOTEL」、現在の「Hotel ibis budget 」はフランスのホテル経営の大手、Accorアッコー)チェーンの傘下にある低価格ホテルです。

エタップホテルは格安ホテルなので部屋の設備も簡素だけど、どうせ夜にしか帰ってこないんだから十分じゃない?
今年は日本から友人が来て、一緒に2週間も旅行する予定があったので、予算は少ししか取れなかったしね。

チェーン店のメリットは、ホテルの部屋のクオリティーがどこも大体同じなので、安心して予約できるところ。フランスの片田舎だろうが、ハンブルグの大都会だろうが、部屋や設備は全く同じだし、インターネット接続も無料です。
今ではインターネットが無料のビジネスホテルがたくさんあるけど、有料のところもあるので、ちゃんと確認しないとね。

ホテルの詳細はホテルのサイトでご覧いただけます。
料金は一部屋46ユーロからと書いてあります。
二人での値段だから助かった!

emojiHotel ibis budget Hamburg City Ost

場所は、ハンブルグ中央駅から地下鉄1番線に乗り、5つめの駅「Wandsbek Markt」で降りてから600mほど大通りを東北に歩きます。
そばにスーパーはないけど、ハンブルグ中央駅構内にスーパーがあるので、ここで買い物して帰りました。



このホテルは新しいようで、建物も旧エタップとは全く違う、シティー派の建物です。
大きいので、部屋数もたくさんあります。
下には中華レストラン「NI HAO」が入っているので、ここで夕食をしてもいいかも。
試していないので、お味はわかりませんけどね。

Hotel ibis budget Hamburg City Ostの外観

イビス・バジェットはどこも、チェックインが自動化されています。
これで少しでも人件費が安くなるわけです。

玄関を入ると目の前にレセプションがあり、ハンブルグの地図が無料でもらえます。
また、各観光アトラクションなどのパンフレットも置いてあります。
ロビー奥には飲み物とスナックの自販機があり、低価格で買うことができます。

玄関前にあるチェックイン機

玄関を入ると、レセプション(右)とロビーがある

部屋はとてもシンプルで、バスルームとトイレはありますが、洗面台は写真の通りで、料金節約型です。脱衣室がないのでちょっと困ることはあるけど、それほど大きな問題ではないでしょう。

スタンダードルームはダブルベッドの上にもうひとつベッドが造り付けになっているので、最高3人が宿泊できます。
ダブルルームやツインルームがあるホテルもありますが、どの部屋も設備は同じです。

ホテルによってはテーブルが小さかったり、シャワールームとトイレの間に仕切りがなかったりと(フランスはそうだった)違いはありますが、ここは比較的新しいホテルだからか、それともシティーホテルは格が上なのか、思ったよりましでした。

フランスのエタップホテルに泊まったときはタオルが置いてなかったので、ハンブルグへ自前のタオルをもっていったら、驚いたことに部屋にタオルがありました。
レセプションで、「フランスにはなかったけど・・・」と話したら、「そんなはずはない、どのホテルにもタオルは置いてある」との返答でしたが、名前が変わった後にそうなったのか、ドイツのエタップホテルだけ元々そうだったのか、不明です。

もしフランスのイビス・バジェットを利用される際には、ホテルのサイトで確認するか、念のためにタオルを持参されることをお勧めします。

どこのイビス・バジェットも似たような造りです

テレビとテーブルはあるけど、いたって簡素な部屋です

これが洗面台。ホテルが新しいのがわかる

ホテル料金は朝食なしですが、一人8ユーロ払うと朝食のビュッフェが食べられます。
しかし、ホテルのサイトの写真からは何が出るのかはっきり分からなかったため、現地で見てから決めることにしました。

ランクがひとつ上のイビスホテルも、朝食は8ユーロ。
ランクが違うから同じ値段でも朝食のランクが違うと思っていたのですが・・・・・

その量と質に驚きました。
これなら8ユーロの価値はある!

広い朝食ルーム

ゆで卵、ヨーグルト、バター、マーガリン、チーズ、ミニソーセージ、レバーソーセージ

4種類のシリアスと3種類のミューズリー

ヨーグルト、クワーク(フレッシュチーズの一種)、クネッケブロート(クリスプブレッド)

ヌテラ(ハーゼルナッツクリーム)、各種ジャム、蜂蜜

ペーストタイプのハム、ソーセージが多数

オレンジジュース、ミルク(冷、温)、コーヒー、ココアパウダー、
写真には写ってないけど12種類のティーバッグ

フレッシュなブロートヒェン

一見質素だけど、実はリッチです。
ソーセージ類も種類がたくさんあったし、クロワッサンまであった


朝食ビュッフェの内容を見た後、レセプションで朝食代を払いました。
8ユーロは少し高く感じるかもしれませんが、マクドナルドで朝食をとっても5~6ユーロ取られるし、時間も食う。

朝ホテルで思いっきり食べておけば、お昼もお腹が空かないから、かえってお金と時間の節約になるんです。

ローマに行ったときはホテル料金に朝食が付いていたのですが、やはりビュッフェだったので思いっきり食べておきました。
その結果、お昼になってもお腹が減らず、毎日2食しか食べなかったので、大分節約できたんですよ~emoji

さて、ホテルでしっかり朝食をとった後は観光に出発です。
次回からはハンブルグの観光地をご紹介しますね~

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リューベック最後の紹介となるのは、Heiligen-Geist-Hospital(聖霊病院)です。
聖霊病院というのはローマにあった病院「Santo Spirito in Sassia 」をお手本にした病院財団の名前で、中世にドイツ全土に広がりました。

その中でもリューベックの聖霊病院は世界で一番古い社会福祉施設のひとつであり、またリューベックの重要な建築物のひとつでもあります。

財団は昔の裕福な商人たちが会員となって作られ、リューベックと近郊の町の病人や貧しい人々が収容されました。
病院内では寺院のような規則がありましたが、食事は与えられ、17世紀以降は年に8回暖かいお湯のお風呂に入ることが出来ました。

宗教改革の時期になると、病院は老人福祉施設へと変化していきます。
最初は広い建物の1階と2階にベッドを並べているだけでしたが、1820年に4m四方の小部屋をずらりと並べて、一人一人が個室を持つことが出来るようにしました。
建物の中には個室の他に、図書室や薬局も作られていました。

この個室は1970年まで実際に使用され、各個室のドアにはそこに住んでいた人々の名前と番号を見ることができます。
空気の入れ替え用か、部屋の天井には穴が開いているので、結構寒かったろうと思います。
しかし、ベッドを並べるだけだった頃からすれば、大分ましでしょうけど。

emojiHeiligen-Geist-Hospital(Wikipedia)ドイツ語

Luebeck Heiliggeisthospital 1900
1900年頃の聖霊病院(Wikipedia より)

Heiligen-Geist-Hospital (Lübeck)
聖霊病院の外観(Wikipedia より)

 
建物に入ってすぐの教会部分。右奥に病院への入り口がある

内装はまたもや美しい装飾が施されている
他の地域にはない、独特の模様はうっとりするほど

Heiligen-Geist-Hospital 09
きれいに撮れてるので持って来ました(Wikipedia より)
こちらが祭壇になります

ここが病院への入り口

LübeckFebruar2013 03
病院部分は簡素です。個室が廊下を挟んでずっと延びる(Wikipedia より)

個室の中はこざっぱりしている

この小さな部屋が、老人たちの老後の生活空間だった

建物の中にベッドが並べられていた当時のモデル

部屋が広いほど暖房が効かないから、ベッドがずらりと並べられていた頃はすごく寒かったでしょうね。
男女ごちゃ混ぜだったし、プライバシーもなかったけど、食事はもらえたし、屋根の下に住めたのは、貧困層にはありがたかったと思います。

現在でも聖霊病院の一部は老人ホームと介護施設になっています。
クリスマス前のアドベント期間には、教会部分で毎年クリスマスマーケットが開かれ、5万人の人が訪れるそうです。
もし12月にリューベックを訪れる機会がありましたら、ぜひ聖霊病院のクリスマスマーケットへどうぞ~

Heiligen-Geist-Hospital 07
クリスマスマーケットの様子(Wikipedia より)


リューベックは小さな町なので、日帰り観光でも大丈夫です。
町自体が世界遺産に登録されていますが、それが納得できるすてきな町。
黒レンガに昔の栄華を感じ、建物の中の内装に目を見張り、充実した観光になりますよ。

と言うことで、リューベック観光はここで終えて、ハンブルグへと参ります。
次回からはハンブルグをご紹介しますが、まだまだ急ぎ足で更新しないとやばい!
間に合いますように~

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